最終更新:2026年5月
この記事でわかること
- セルフマネジメントトレーニングの確定定義──コーチ自身が「心・体・関係性」の基盤を整えるための体系的トレーニング
- 2025年改訂のICFコア・コンピテンシーで「コーチ自身のウェルビーイング・感情的セルフケア」が公式要件として明文化された背景
- セルフマネジメントトレーニングの両輪構造(心の基盤編×関係性の基盤編)と、それぞれで身につく具体的な力
- コーチ志望者・プロコーチ・管理職それぞれにとってのセルフマネジメントトレーニングの活かし方(3層別の実践ルート)
- セルフマネジメントトレーニングを始める4ステップ(自己点検→書籍学習→特別オファーで本講座体験→ACC取得コースへの進路)
- ヘルスコーチ・ジャパンが提供するセルフマネジメントトレーニングプログラムの内容・2026年スケジュール・参加費
- 「セルフマネジメント研修」との違い、ICF認定スクールが提供する学びの独自性
- セルフマネジメントトレーニングがもたらす変化──「Doing(技術)」から「Being(在り方)」への転換
セルフマネジメントトレーニングとは(結論)
セルフマネジメントトレーニングとは、コーチが他者と向き合うために、自分の内面と関係性の基盤を整える実践トレーニングです。
一般的なセルフマネジメントが「成果を出すための自己管理」であるのに対し、セルフマネジメントトレーニングは「他者の変化を支えるための在り方」を整えるトレーニングです。
30秒サマリー
- セルフマネジメントトレーニングとは、コーチ自身が「心の基盤」と「関係性の基盤」を整えるためにヘルスコーチ・ジャパンが体系化したトレーニング・プログラム。
- 2025年4月施行のICF新コア・コンピテンシー改訂で「コーチ自身のウェルビーイング」「感情的・精神的・身体的セルフケア」「無意識のバイアス認識」が公式要件として明文化された。セルフマネジメントトレーニングはこの要件に直接応える土台教育である。
- セルフマネジメントトレーニングは両輪構造──「心の基盤編」(自己認識・感情調整・自己受容・価値観の整理)と「関係性の基盤編」(多様性理解・心理的安全性・対話の基礎・相互理解)からなる。
- 対象は3層──①コーチ志望者・ACC受験者の入口教育、②プロコーチの継続研鑽(Who探求の土台)、③管理職・人事・チームリーダーの自律的部下育成のための自己整備。
- ヘルスコーチ・ジャパンは2008年設立のNPO法人ICF認定校で、ICFジャパン CODE&CC アンバサダーが5名・コーチングスーパーバイザー3名が在籍(国内最多)。受講者延べ15,148名の蓄積をもとにセルフマネジメントトレーニングを17年運営している。
目次
- この記事でわかること
- セルフマネジメントトレーニングとは(結論)
- 30秒サマリー
- 第1章:セルフマネジメントトレーニングとは
- 第2章:なぜいまコーチに「自分の基盤」が必要なのか
- 第3章:セルフマネジメントトレーニングの両輪構造(心の基盤編×関係性の基盤編)
- 第4章:対象別の活かし方(コーチ志望者/プロコーチ/管理職)
- 第5章:セルフマネジメントトレーニングを始める4ステップ
- 第6章:ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングプログラム概要
- 第7章:2026年開催スケジュール
- 第8章:参加費・特別オファー
- 第9章:よくある質問(FAQ)
- 第10章:まとめ
- 次のステップ|セルフマネジメントトレーニングを始めたい方へ
第1章:セルフマネジメントトレーニングとは
1-1. セルフマネジメントトレーニングの定義(1分で理解)
セルフマネジメントトレーニング(SMT)とは、コーチ自身が「心の基盤」と「関係性の基盤」を整え、どんな相手であっても成果が出るコーチングをできるようになるための体系的トレーニングです。NPO法人ヘルスコーチ・ジャパンが17年にわたって運営している教育プログラムで、ICF(国際コーチング連盟)認定のコーチ育成カリキュラムの土台に位置づけられています。
1文で理解:セルフマネジメントトレーニングとは、コーチ自身の"在り方(Being)"を整えることで、コーチングの質を根本から高めるトレーニングです。
コーチング業界では、コーチ自身が整えるべき土台のことを「自己基盤(Personal Foundation)」と呼ぶのが一般的です。セルフマネジメントトレーニングは、この自己基盤を「心の基盤編」と「関係性の基盤編」の両輪構造として整理し、ICF認定校としての考え方を反映させながら、実際に体感できるプログラムにまとめたものです。「自己基盤を整える」「自己基盤力を高める」と語られる領域に、具体的な学習ステップと体感ワークを盛り込んだのがセルフマネジメントトレーニングだと言えます。
一般的な「セルフマネジメント研修」がビジネスパーソンの自己管理能力(タイムマネジメント・タスク管理・ストレスケア等)を扱うのに対し、セルフマネジメントトレーニングは「コーチがクライアントと向き合うために、まず自分を整える」という独自の視点に立っています。
セルフマネジメントトレーニングの目的は、単なる自己コントロール術の習得ではなく、コーチ自身の「在り方(Being)」を磨くことにあります。技術(Doing)の前にBeingがある、というICF 2025年改訂の思想と完全に一致したカリキュラムです。
1-2. 一般的な「セルフマネジメント」との違い
世間でいう「セルフマネジメント」は、おもにビジネスパーソン向けの自己管理スキルを指します。具体的には以下の3要素が挙げられることが多いです。
目的マネジメント
自分がどこに向かうのかを明確にし、優先順位を定める力です。目標設定や意思決定の質がここに含まれ、「何に時間を使うか」を決める前提となります。いわゆるタイムマネジメントも、この目的が曖昧なままでは機能しません。
行動マネジメント
決めたことを実行し、やり切る力です。タスクマネジメントやスケジュール管理、習慣化といった形で具体化されることが多く、「やるべきことを確実に前に進める」ための領域です。先延ばしを防ぎ、行動の再現性を高めることが求められます。
状態マネジメント
自分のコンディションを整え、パフォーマンスを最適化する力です。ストレスマネジメントやメンタルマネジメント、集中力のコントロールなどがここに含まれます。同じ時間・同じスキルでも、状態によって成果が大きく変わるため、この領域は見落とされがちですが本質的です。
これらは生産性向上のための自己管理術であり、ビジネス文脈では十分に有効です。一方、ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングが扱うのは「コーチが他者の人生に関わる」という固有の文脈における基盤づくりです。
コーチは、クライアントが本当に大切にしている価値観や、まだ言葉になっていない無意識の願いと向き合う仕事をしています。そのとき、コーチ自身の心が揺らいでいたり、自分のバイアスで相手を見ていたりすると、クライアントは安心して内側を探求できません。コーチの心の基盤が安定していないと、クライアントの心も安心できない──これがセルフマネジメントトレーニングの出発点です。
一般的なセルフマネジメントが「自分の成果を最大化するための自己管理」だとすれば、セルフマネジメントトレーニングは「他者の可能性を最大化するために、自分の在り方を整えるトレーニング」です。ここでは、目標達成や効率化そのものが目的ではありません。コーチ自身がどのような意識状態で相手と関わるか、その"在り方"そのものが、セッションの質を決定づける前提になります。
つまり、同じ「セルフマネジメント」という言葉であっても、ビジネスにおけるそれが「成果を出すための技術」であるのに対し、セルフマネジメントトレーニングは「他者の変容を支えるための土台」である、という点に本質的な違いがあります。
一般的なセルフマネジメントとの違い(比較)
| 項目 | 一般的なセルフマネジメント | セルフマネジメントトレーニング |
|---|---|---|
| 目的 | 生産性・成果の最大化 | 他者の変容を支える基盤づくり |
| 対象 | ビジネスパーソン全般 | コーチ・対人支援者 |
| 主な内容 | タイム管理・タスク管理・ストレス管理 | 自己認識・感情調整・関係性の質の向上 |
| 焦点 | Doing(行動・効率) | Being(在り方・意識状態) |
| 成果 | 自分の成果が上がる | 他者の変化が起きる |
1-3. なぜ「トレーニング」と呼ぶのか
セルフマネジメントトレーニングは「研修」でも「セミナー」でもなく「トレーニング」と呼ばれます。知識を覚える講義型ではなく、実際に体感し繰り返し練習する実践型のプログラムであることを示すためです。
具体的には、ロールプレイ・体感ワーク・グループ対話・振り返りジャーナル・ペアワーク等の体験型メソッドが組み合わされます。受講者は単に「自己管理の理論」を学ぶのではなく、自分の感情パターン・思考の癖・人との関わり方を実際に体験しながら、新しい在り方を身につけていきます。
これは、コーチングのコア・コンピテンシーが「Knowing(知っていること)」ではなく「Embodying(体現していること)」であるという、ICFの原則を反映した設計です。
多くのコーチがつまずく本当の理由
実際、多くのコーチが「スキルは学んだのに、クライアントが変わらない」という壁にぶつかります。
その原因のほとんどは、質問力や傾聴力といった技術ではなく、コーチ自身の内面の状態(自己基盤)にあります。
セルフマネジメントトレーニングは、この"見えにくい原因"に直接アプローチするトレーニングです。
第2章:なぜいまコーチに「自分の基盤」が必要なのか
2-1. ICF 2025年改訂──コーチ自身のウェルビーイングが公式要件化
2025年4月、国際コーチング連盟(ICF)はコア・コンピテンシーを改訂しました。改訂の中心はコンピテンシー2「コーチングマインドセットの体現」です。ここに、コーチ自身が心と体のセルフケア(ウェルビーイング)を実践することが、明確な要件として加わりました。
同時に、自分の思考・感情・行動がクライアントにどう影響しているかを、無意識の思い込みも含めて常に観察し続ける力も、新しい要件として加わりました。
詳細は ICF Core Competencies 公式ページ を参照してください。
この改訂のメッセージはシンプルです。ICFが世界中のコーチ約3,000人を14ヶ月かけて調査した結果、たどり着いた結論はこうでした。「コーチングの質を決めるのは、テクニックではなく、コーチ自身の在り方だ」。
2-2. 「Doing」から「Being」へのパラダイムシフト
2025年版の最大の変化は、コーチングの「Doing(技術・行動)」を支える土台としての「Being(コーチとしての在り方)」への要求が飛躍的に高まったことです。
従来、コーチング教育の中心は「質問の技術」「傾聴の技術」「フィードバックの技術」といった技法(Doing)を身につけることでした。しかし2025年の改訂は、その技法が本当に機能するための土台(Being)──コーチ自身の自己認識・感情の安定・倫理的な姿勢──を、公式の要件として明文化したのです。
言い換えれば、「どんなに上手に質問できても、コーチ自身が揺らいでいれば、クライアントの内側は開かない」ということが業界の総意になったということです。
2-3. 安心できる対話空間は「コーチの基盤」から生まれる
コーチングが機能する条件のひとつに「心理的安全性」があります。クライアントが安心して内側を探求できる空間が必要です。この空間を作るのは、技術ではなくコーチ自身の状態です。
コーチが焦っていれば、クライアントも焦ります。コーチが評価的に聴いていれば、クライアントは本音を出せません。コーチが自分のバイアスに気づかずに反応していれば、クライアントの本当の願いが見えなくなります。
逆に、コーチが「いま・ここ」に存在し、自分の心が穏やかで、相手をジャッジせずに受け止められる状態にあれば、クライアントは安心して深い場所まで降りていけます。これが「Partner With(共に在る)」というICFの哲学が目指す状態です。
2-4. コーチング・スーパービジョン/メンターコーチングの公式要件化
2025年改訂ではもうひとつ重要な変化がありました。継続的な学習要件として、コーチング・スーパービジョンとメンターコーチングの利用が、公式要件としてコンピテンシーに組み込まれたのです。
これは、コーチが一人で抱え込んで我流に陥ることを防ぐためのしくみです。外からの視点を取り入れて、コーチングの質と倫理的な判断力を、続けて育てていくための仕組みになっています。セルフマネジメントトレーニングもこの考え方に沿って、グループでの体感ワーク・相互フィードバックを大切にする設計です。
※メンターコーチ(コーチをコーチングする役割)とスーパーバイザー(スーパービジョンを提供する上位階層)は別物です。それぞれの役割の違いと活用方法は メンターコーチング完全ガイド で詳しく解説しています。
第3章:セルフマネジメントトレーニングの両輪構造(心の基盤編×関係性の基盤編)
3-1. 全体構造
ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングは、「心の基盤編」と「関係性の基盤編」の両輪構造で設計されています。これは、コーチが向き合う「自分自身」と「他者との関係」の両面に、それぞれ独立した訓練機会を用意するためです。
| 階層 | 扱うテーマ | 身につく力 |
|---|---|---|
| 心の基盤編 | 自己認識・感情調整・自己受容・価値観の整理 | 自分の状態を客観視し、揺らぎから素早く戻る力 |
| 関係性の基盤編 | 多様性理解・心理的安全性・対話の基礎・相互理解 | 相手をジャッジせずに受け止め、安心できる場を作る力 |
3-2. 心の基盤編で扱う4テーマ
① 自己認識(Self-Awareness)──自分が何を感じ、何を考え、どう反応する傾向があるかに気づく力。コーチングのコア・コンピテンシーの起点となる能力です。
② 感情調整=感情マネジメント(Emotional Regulation / Emotional Self-Management)──怒り・焦り・恐れ・落ち込みといった感情に飲まれずに、必要なときに必要な感情を選び取る力です。「感情を抑える」のではなく「感情を観察し、選ぶ」ことを学びます。一般的に「感情マネジメント」「アンガーマネジメント」「マインドフルネス」「セルフコンパッション」と呼ばれる手法は、どれもこの感情を整える力を育てるアプローチです。セルフマネジメントトレーニングでは、これらをバラバラに学ぶのではなく、「コーチがクライアントとの場に与える影響を、自分で意識的に選べるようになる」という1つのゴールに向けてつなげていきます。
③ 自己受容(Self-Acceptance)──自分の強み・弱み・過去の経験を含めた「いまの自分」をそのまま認める力。自己受容ができていないコーチは、クライアントの「ありのまま」を受け止めることもできません。
④ 価値観の整理(Values Clarification)──自分が大切にしているものを言語化する力。コーチが自分の価値観に無自覚だと、クライアントに自分の価値観を押し付けてしまうリスクがあります。
3-3. 関係性の基盤編で扱う4テーマ
① 多様性理解(Cultural Awareness)──年齢・性別・職業・文化・価値観などの違いに気づき、自分とは異なる前提を持つ他者を尊重する力です。ICF 2025改訂では、こうした多様な背景を持つクライアントを深く理解する力(文化的インテリジェンス)が、コーチに求められる重要な能力としてより明確に位置づけられました。
② 心理的安全性(Psychological Safety)──相手が「ここでは何を言っても大丈夫」と感じられる場を作る力です。ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン教授の研究によって、組織のパフォーマンスを最も大きく左右する要素として知られる概念です。
③ 対話の基礎(Foundations of Dialogue)──「議論」や「説得」とは異なる、お互いの探求を深める対話の作法。これはICFが言う「Powerful Questioning(強力な質問)」の前段階の力です。
④ 相互理解(Mutual Understanding)──「相手を理解しようとする姿勢」と「自分を理解してもらう発信」のバランス。一方的な傾聴ではなく、響き合う関係を育てることを学びます。
3-4. なぜ両輪に分けるのか
「自分」と「他者との関係」は、一見つながって見えますが、トレーニングのアプローチが違います。心の基盤編は内省(Inner Work)が中心、関係性の基盤編は対話・実践(Outer Work)が中心です。
多くの「コミュニケーション研修」は関係性の基盤編に相当する内容のみを扱います。しかし、自分の心が揺らいでいる状態でコミュニケーション技術だけを習っても、内側が不安定だと技術は機能しません。セルフマネジメントトレーニングが両輪構造をとる理由は、コーチに必要な「自分との関わり」と「他者との関わり」を、それぞれ独立した訓練として用意するためです。
心の基盤編と関係性の基盤編は「順序を競う関係」ではなく、コーチを支える両輪として並列に位置づけられています。どちらから始めても効果が得られる設計です。セルフマネジメントトレーニングは、2ヶ月おきに、土日の2日間セットで開催しています。あなたのスケジュールに合わせてスタートしてください。
第4章:対象別の活かし方(コーチ志望者/プロコーチ/管理職)
セルフマネジメントトレーニングは、受講者がどの立場にいるかで、同じ内容でも受け取る意味が変わってきます。ここでは3つの代表的な対象層について、それぞれにとってこのトレーニングがどう役立つのかを整理します。
4-1. コーチ志望者・ACC受験者:学びの第一歩としてのセルフマネジメントトレーニング
これからコーチングを学び始める方、ICF認定資格(ACC)の取得を視野に入れている方にとって、セルフマネジメントトレーニングは「コーチングの技術を学ぶ前に、まず自分を整える」最初の一歩です。
多くのコーチング講座は「質問のスキル」「傾聴の技術」から学習が始まりますが、自分の感情パターンや思考の癖が見えていない状態で技術だけを学ぶと、実践で詰まります。
「練習相手にうまく質問できない」「クライアント役の話を聴いていると自分の意見を言いたくなってしまう」といった現象は、技術の問題ではなく自己認識の問題です。
セルフマネジメントトレーニングを先に学んでおくことで、その後のACC講座(基礎・応用)の理解が深まり、実践練習の質が大きく変わります。実際、ヘルスコーチ・ジャパンの受講生の多くがセルフマネジメントトレーニング経由で本格的なコーチ育成カリキュラムに進んでいます。
コーチング資格全般の費用や学習期間については、ICF認定資格の費用 完全ガイドとコーチング資格の種類・選び方で詳しく解説しています。
4-2. プロコーチ(ACC/PCC保持者):継続研鑽とWho探求の土台
すでにACC・PCC等のICF認定資格を持っているプロコーチの方にとって、セルフマネジメントトレーニングはセッションの質を見直し、自分の基盤をもう一度整え直す機会になります。
2025年のICF改訂で、コーチ自身のウェルビーイングや、スーパービジョン・メンターコーチングを継続的に受けることが公式要件になりました。「資格を持っているから大丈夫」と慢心せず、定期的に自分の在り方を点検することが、業界として明文化されたわけです。
とくに、ヘルスコーチ・ジャパンが提唱する「Who(本質)の探求」──クライアントの無意識の願いや人生の方向性を、コーチが共に探っていくレベルのコーチング──は、コーチ自身の心の基盤が整っていないと機能しません。セルフマネジメントトレーニングは、PCC・MCCを目指すコーチが「Doing(技術)を超えてBeing(在り方)に到達する」ための入口になります。
4-3. 管理職・人事・チームリーダー:部下の自律を育てる前に
コーチング資格の取得を目指していなくても、セルフマネジメントトレーニングは「部下の自律的成長を支援したい」マネジメント層にとって有効な学びです。
マネジメント記事の 7-4「セルフマネジメントから始める」 でも触れたとおり、自分を律せない管理職に部下の自律を育てることはできません。1on1の質、評価面談の納得性、心理的安全性の高いチーム作り──いずれも管理職自身の感情調整能力と自己認識が土台になっています。
とくに、コーチング型のマネジメントを実践したいと考える管理職にとって、セルフマネジメントトレーニングは「指示する」から「問いかける」への切り替えを支える、内側のトレーニングの場になります。スキル研修だけではマインドが切り替わらないと感じている方にこそ、効果が出やすい学びです。
4-4. 共通する効果──「響き合う」関係の出発点
3層いずれの受講者にも共通するのは、セルフマネジメントトレーニングを通じて「相手を聞き出す・引き出す」ではなく「響き合う」関係を作る感覚が身につくことです。
「聞き出す・引き出す」という言葉には、知らず知らずのうちにコーチや上司の側に主導権を置くニュアンスが含まれます。
一方、ICFが提唱するのは「Partner With(対等なパートナー関係)」です。ヘルスコーチ・ジャパンもこの思想に沿って、「響き合う」「探求する」「本質を照らす」という言葉を使っています。セルフマネジメントトレーニングで体感する「関わり方の質の違い」は、その後のすべてのコミュニケーションに影響していきます。
第5章:セルフマネジメントトレーニングを始める4ステップ
セルフマネジメントトレーニングを実際に始めたい方のために、無理のない4ステップで実践ガイドを示します。
Step 1:自分の現在地を確認する
まず、自分のセルフマネジメントが「いま、どの状態か」を把握します。以下の問いに答えてみてください。
- 直近1ヶ月で、感情に飲まれて行動を後悔した場面はあったか?
- 自分の「強み」と「弱み」を、それぞれ3つずつ即答できるか?
- 大切にしている価値観を3つ挙げられるか?
- 身近な人との関係で、繰り返し同じパターンの摩擦が起きていないか?
これらの問いにスムーズに答えられれば、ある程度の自己認識が育っています。詰まる項目があれば、そこがセルフマネジメントトレーニングで取り組むべき優先テーマです。
Step 2:書籍・動画で基礎を学ぶ
本格的なトレーニングに入る前に、基礎的な概念を学んでおくと体験ワークの吸収が早くなります。推奨する書籍は以下の3冊です。
- 『EQこころの知能指数』ダニエル・ゴールマン──感情知性(EQ)の古典。自己認識と感情調整の基礎理論。
- 『恐れのない組織』エイミー・エドモンドソン──心理的安全性の決定版。関係性の基盤編に直結。
- 『マインドフルネスストレス低減法』ジョン・カバットジン──「いま・ここ」に在り続ける力の科学的基盤。
このステップを飛ばしても進められますが、基本的な考え方を先に押さえておくと、自分の体験を言葉にしやすくなります。
Step 3:初めての方限定50%オフで本講座を受講する
ヘルスコーチ・ジャパンでは、初めての方限定で、セルフマネジメントトレーニング本講座を50%オフで受講できる特別オファーを提供しています。「いきなりフル価格は不安」「まず一度受けてみたい」という方が、リスクを抑えて本格的な体感に踏み出せる入口です。
Step 4:ACC取得コースへ進む(差額のみで切り替え可能)
セルフマネジメントトレーニングを修了して、さらに学びを深めたい方は、差額の受講料だけで、ICF認定資格ACCがとれる「コーチングスキル完全マスターL1コース」へコース変更が可能です。50%オフコースで体感した内容がそのまま土台となり、シームレスに本格カリキュラムへ進めます。
詳しいルートと費用の全体像は ACC取得完全ガイド と ICF認定資格の費用 完全ガイド で解説しています。
第6章:ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングプログラム概要
6-1. プログラムの位置づけ
ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングは、同団体が提供する「学びの進化の階段」の土台に位置づけられています。
↑ セルフマネジメントトレーニングが土台。ここを整えることで、L1・L2の応用学習とICF認定資格の到達がスムーズになる構造です。
6-2. プログラム提供団体について
ヘルスコーチ・ジャパン(NPO法人)は、2008年設立、ICF認定校(Approved Programs提供団体)として17年運営、受講者延べ15,148名の蓄積を持つコーチング教育団体です。
2026年4月時点で、ICFジャパンの CODE&CC(コードオブエシックス&コアコンピテンシー)アンバサダーが5名、コーチング・スーパーバイザーが3名在籍しており、これはいずれも国内のICF認定校の中で最多在籍数です。セルフマネジメントトレーニング・ベイシックコーチング・コアコンピテンシー等のすべてのプログラムが、ICFの最新コンピテンシーと倫理規定に整合した形で設計・運営されています。
団体の詳細・運営理念についてはヘルスコーチ・ジャパン公式サイトを参照してください。
6-3. セルフマネジメントトレーニングの構成・形式
セルフマネジメントトレーニングは、心の基盤編と関係性の基盤編の両輪構造で、土日の2日間を1セットとして開催する講座です。心の基盤編と関係性の基盤編を1日ずつ学び、1回の受講で両編を体感できる構成になっています。
形式はオンライン(Zoom)開催を基本とし、全国どこからでも参加可能です。開催時間は土日ともに9:30〜16:30で、休日にまとめて集中して学べる構成になっています。
講座は全員参加型の双方向形式で行われます。グループワークや体験ワークを通して、知識を覚えるのではなく、実際に体感しながら学んでいきます。
クラスコーチは全員、有資格のプロコーチが担当します。アシスタントも全員、グループコーチングのトレーニングを受け、グループコーチングができると判定された人だけが入る体制です。ブレイクアウトルーム(小部屋ワーク)には必ずアシスタントが入るので、初めて参加する方も、一人で迷わず学びに専念できる環境が整っています。
6-4. セルフマネジメントトレーニングで扱うテーマと進め方
セルフマネジメントトレーニングは、講義を聞くだけではなく体感ワーク中心の構成です。各編で扱う主なテーマは次のように整理できます。
心の基盤編で扱う主なテーマ
- 自分の内側の状態が、外側の関わりにどう現れるかへの気づき
- 自分の思考や信念のフィルター(バイアス)の発見
- 自分が大事にしていることや「こだわり」の言語化
- 衝動的に反応してしまうパターンと、その背景にある価値観の理解
関係性の基盤編で扱う主なテーマ
- 非言語情報(表情・声のトーン・間)がコミュニケーションに与える影響への気づき
- 同じ言葉でも人によって受け取り方がずれることの体感
- 自分のコミュニケーションスタイルの自他理解
- 人との境界(バウンダリー)の振り返り
- 言いたいことを率直に、しかし相手を尊重して伝える実践
ワーク設計の特徴
- 個人ワーク・小部屋ワーク・全体ワークを組み合わせた多層構成。座学に偏らず、体感→共有→振り返りで学びを深めていきます。
- 初日の朝に参加目的の明確化から始め、最終日に学びの振り返りで締めくくる流れです。
- ブレイクアウトルーム(小部屋ワーク)には必ずアシスタントが入るので、初参加の方も安心して取り組めます。
第7章:2026年開催スケジュール
セルフマネジメントトレーニングは、土日の2日間を1セットとして開催しています。心の基盤編と関係性の基盤編を1日ずつ学ぶ構成で、1回の参加で両編を受講できるのが特徴です。形式はオンライン(Zoom)/土日ともに9:30〜16:30で、全国どこからでも参加可能です。
2ヶ月おきに開催しており、回ごとに土曜日と日曜日でどちらの編を扱うかを入れ替えています。そのため、土曜日が仕事の方でも、開催回をうまく組み合わせれば両編を受講できます。
2026年の具体的な開催日程は、ヘルスコーチ・ジャパンの系列「心育研合同会社」のスケジュールページで最新情報を確認できます。
2026年セルフマネジメントトレーニング開催スケジュール(心育研合同会社・年間カレンダー)
主な開催形態は以下の通りです(具体的な日程・募集状況は上記リンクを参照)。
- 本講座(心の基盤編+関係性の基盤編)──土日2日間1セットで両編を受講。1日目と2日目のどちらが心の基盤編/関係性の基盤編かは回ごとに入れ替わります。
- 初めての方限定50%オフコース──初回受講者向けの特別オファー(本講座を半額で体感できる入口)。
「いきなりフル価格は不安」「まず一度受けてみたい」という方には、初めての方限定の50%オフ特別オファーが用意されています。リスクを抑えて本格的な体感に踏み出せる入口として活用してください。
第8章:参加費・特別オファー
8-1. 通常受講料
セルフマネジメントトレーニング本講座の通常受講料は、心の基盤編・関係性の基盤編それぞれで設定されています。詳細な料金体系・支払い方法・分割対応については、下記の専用ページをご確認ください。
8-2. 50%オフ特別オファー(期間限定)
現在、ヘルスコーチ・ジャパンでは、セルフマネジメントトレーニング本講座を通常価格の50%オフで体験できる特別オファーを提供しています。これは、コーチング業界における「コーチ自身の基盤づくり」の重要性を広く知ってもらうことを目的とした期間限定の取り組みです。
申し込み・詳細は下記の専用ページからご確認いただけます。
8-3. 初めての方限定50%オフコースについて
このオファーは「初めて受講される方限定」に提供されています。セルフマネジメントトレーニング本講座そのものを通常価格の半額で受講できる仕組みのため、別途の体験会・無料セミナーといった事前ステップは設けていません。「まず本格的に体感したい」という方が、リスクを抑えて踏み出せる入口になります。
修了後はACC取得コースへ「差額のみ」でコース変更可能
50%オフコース修了後、希望される方は差額の受講料だけで、ICF認定資格ACCがとれる「コーチングスキル完全マスターL1コース」へコース変更が可能です。「まず半額でセルフマネジメントトレーニングを受けてみて、合えばそのままACC取得まで進む」という段階的な学習設計が、ヘルスコーチ・ジャパンならではの柔軟な料金体系として用意されています。
つまり、初めての方限定50%オフコースは「お試し」と「本格コース」の両方の役割を兼ねる入口です。最初から本格コースに申し込むのが不安な方は、まず50%オフで体感し、自分に合うと感じたら差額だけでACC取得を目指す進路にスイッチできます。
申し込み・詳細・最新の提供状況は、上記の特別オファーページからご確認ください。
第9章:よくある質問(FAQ)
Q1. セルフマネジメントとは何ですか?
セルフマネジメントとは、自分の目標・行動・感情・状態を自分で管理し、成果を最大化するための自己管理スキルです。タイムマネジメント・タスクマネジメント・メンタルヘルスケア・アンガーマネジメントなどがその要素として含まれ、ビジネスパーソン全般に向けた自己管理術として広く活用されています。
Q2. セルフマネジメントトレーニングとは何ですか?
セルフマネジメントトレーニングとは、コーチが他者と向き合うために、自分の内面と関係性の基盤を整える実践トレーニングです。NPO法人ヘルスコーチ・ジャパンがICF認定コーチ育成カリキュラムの土台として17年運営している教育プログラムで、心の基盤編(自己認識・感情調整・自己受容・価値観の整理)と関係性の基盤編(多様性理解・心理的安全性・対話の基礎・相互理解)の両輪構造で構成されています。
Q3. コーチ志望者でなくてもセルフマネジメントトレーニングは受講できますか?
受講可能です。実際、管理職・人事・教育者・医療従事者・親子関係に悩む方など、コーチ資格取得を目指していない方も多く受講されています。「他者と深く関わる仕事や立場にいる人」全般にとって、セルフマネジメントトレーニングは有効です。
Q4. 心の基盤編と関係性の基盤編、どちらから受講すべきですか?
どちらから始めても効果が得られる設計です。心の基盤編と関係性の基盤編は「順序を競う関係」ではなく、コーチに必要な両輪として並列に位置づけています。一般的には自己探索から入る方も多くいますが、いきなり内面に向き合うことに抵抗を感じる方には、関係性の基盤編から始めて、グループでの対話の中から自然に自分の内側に気づいていく流れもよく合います。受講前の個別相談で、ご自身の状況に合った最適な順序をご提案します。
Q5. セルフマネジメントトレーニングを修了するとICF認定資格は取得できますか?
セルフマネジメントトレーニング単独ではICF認定資格(ACC等)は取得できません。セルフマネジメントトレーニングは資格取得カリキュラムの「土台教育」であり、その後にACC受験準備のための本講座(ベイシックコーチング・コアコンピテンシー等)への進学が必要です。詳細はACC取得完全ガイドを参照してください。
Q6. オンライン受講で十分な体験が得られますか?
はい。セルフマネジメントトレーニングはZoomを基本とするオンライン開催ですが、グループワーク・ペア対話・ロールプレイ等の体感ワークは画面越しでも十分に成立する設計になっています。むしろ、全国どこからでも同じクラスに参加でき、移動の負担なく継続できるのはオンラインの強みです。
Q7. 50%オフ特別オファーはいつまで利用できますか?
特別オファーは期間限定の取り組みで、最新の提供状況は専用ページでご確認ください。提供期間が変更される場合があるため、興味を持たれた方は早めの確認をおすすめします。
Q8. ICFの2025年改訂で「コーチ自身のウェルビーイング」が要件化されたとは具体的に何を指しますか?
2025年4月施行のICFコア・コンピテンシー改訂で、コンピテンシー2「コーチングマインドセットの体現」に、コーチ自身の感情的・精神的・身体的なセルフケア(ウェルビーイング)の実践が明示的な要件として追加されました。
同時に、コーチが自分の思考・感情・行動がクライアントに与える影響(無意識のバイアスを含む)を常に認識し続ける能力も新設されました。セルフマネジメントトレーニングはこの公式要件を直接サポートする土台教育として位置づけられます。
Q9. メンターコーチとコーチング・スーパーバイザーは同じものですか?
異なります。メンターコーチはコーチをコーチングする役割で、ICF資格取得・更新の要件に含まれます。コーチング・スーパーバイザーはそれより上位の階層で、コーチの実践全体に対するスーパービジョン(監督・指導)を提供します。2025年改訂では両者とも公式要件としてコンピテンシーに組み込まれましたが、機能と階層が違うため混同しないようご注意ください。
両者の役割・焦点・利用場面の違いを比較表で整理した解説は、コーチングの種類とは|目的・対象・アプローチ別に完全分類の「メンターコーチング vs コーチング・スーパービジョン」セクションを参照してください。
Q10. セルフマネジメントトレーニングで「響き合う」「探求する」という言葉が使われているのはなぜですか?
これはICFの「Partner With(対等なパートナー関係)」という哲学に基づく用語選択です。「聞き出す」「引き出す」はコーチ側に主導権を置く印象を含むため、ヘルスコーチ・ジャパンでは使いません。代わりに、お互いが対等に向き合う関係性を表す「響き合う」「探求する」「本質を照らす」という言葉を採用しています。
Q11. セルフマネジメントトレーニングとPersonal Foundation(自己基盤)はどう違いますか?
方向性は同じです。「Personal Foundation(自己基盤)」はコーチング業界全般で使われる概念用語で、コーチが整えるべき土台──自己理解・自己受容・価値観の整理・関係性の基礎──を指します。
一方、ヘルスコーチ・ジャパンのセルフマネジメントトレーニングは、この自己基盤の概念を「心の基盤編×関係性の基盤編」の両輪構造として体系化し、ICF認定校としての設計思想に沿って実装した実践プログラムです。
「自己基盤」という抽象概念を、誰が・いつ・どんな順序で・何を体感するのかというカリキュラムに落とし込んだのがセルフマネジメントトレーニング、と理解いただくのが正確です。
| 観点 | Personal Foundation(自己基盤) | セルフマネジメントトレーニング |
|---|---|---|
| 位置づけ | コーチング業界全般で使われる概念用語 | ヘルスコーチ・ジャパンが体系化した実践プログラム |
| 提供形態 | 理論・概念(書籍・記事・各スクールが個別に解釈) | 体験型カリキュラム(オンラインクラス・グループワーク・ロールプレイ) |
| 構造 | スクールごとに項目・順序が異なる(標準化されていない) | 「心の基盤編×関係性の基盤編」の両輪構造で標準化 |
| 到達点 | 「整える必要がある領域」の認識 | 具体的に何を・どの順序で・どう体感するかまでを実装 |
| ICF基準への準拠 | スクール・コーチ個人の解釈に依存 | ICF Core Competencies(2025年改訂)の「コーチング・マインドセット」要件に直接対応 |
| 関係 | Personal Foundation(自己基盤)という抽象概念を、誰が・いつ・どんな順序で・何を体感するのかというカリキュラムに落とし込んだのがセルフマネジメントトレーニング | |
Q12. アンガーマネジメントやマインドフルネスとセルフマネジメントトレーニングは同じものですか?
同じではありませんが、セルフマネジメントトレーニングの心の基盤編で扱う要素として接続しています。
アンガーマネジメント(怒りに特化した感情調整)、マインドフルネス(「いま・ここ」への注意を育てる訓練)、セルフコンパッション(自分への思いやり)は、いずれも感情マネジメントの手法群です。
セルフマネジメントトレーニングではこれらを単独スキルとして学ぶのではなく、「コーチがクライアントとの場を整えるために、自分の状態を選択できるようにする」という統合的な目的のもとで扱います。手法より先に、何のために整えるのかという目的を明確にする設計です。
| 観点 | アンガーマネジメント | マインドフルネス | セルフマネジメントトレーニング |
|---|---|---|---|
| 主な対象 | 怒りの感情調整 | 「いま・ここ」への注意の訓練 | コーチとしての「在り方」全体(心の基盤×関係性の基盤) |
| 主な目的 | 怒りに振り回されず適切に表現する | 注意の質を高め、判断せずに観察する | クライアントとの場を整えるために、自分の状態を選択できるようになる |
| 適用範囲 | 日常・職場・家庭の対人ストレス全般 | ストレス低減・集中力・健康全般 | コーチング実践(クライアント支援の場)を中心に統合的に活用 |
| 含む手法 | アンガーログ・6秒ルール・思考の歪みの修正等 | マインドフルネス瞑想・ボディスキャン・呼吸観察等 | これらを含む感情マネジメント技法+自己理解・価値観の整理・関係性の基盤等を統合 |
| 位置づけ | 独立した手法・スキル | 独立した訓練体系 | ICF Core Competencies(2025年改訂)の「コーチング・マインドセット」に直接対応する土台教育 |
| 関係 | アンガーマネジメント・マインドフルネス・セルフコンパッションは、セルフマネジメントトレーニングの心の基盤編で扱う要素群として位置づき、「何のために整えるのか」という目的のもとで統合的に活用される | ||
第10章:まとめ
3行まとめ
- セルフマネジメントトレーニングは、コーチ自身が「心の基盤」と「関係性の基盤」を整える、ヘルスコーチ・ジャパンが17年運営する体系的トレーニング。
- 2025年改訂のICFコア・コンピテンシーで「コーチ自身のウェルビーイング」が公式要件化された潮流に応える土台教育で、コーチ志望者・プロコーチ・管理職の3層に有効。
- 初めての方限定の50%オフ特別オファーで、本講座をリスクを抑えて体感可能。Doing(技術)の前にBeing(在り方)を磨く第一歩として活用できる。
後回しにすると起きること
この「自己基盤」は、後回しにされがちな領域です。しかし、ここを整えないままスキルだけを積み上げても、どこかで必ず同じ壁にぶつかります。
遠回りに見えて、実は最短ルートなのが「自分を整えること」です。
次のステップ|セルフマネジメントトレーニングを始めたい方へ
あなたの状況に合わせて、次の3つのいずれかを選んでください。
初めての方限定の50%オフ特別オファーで、本講座のグループワーク・講師の関わり方・場の質を実際に体感できます。「いきなりフル価格は不安」「まず一度受けてみたい」という方の最初の一歩として最適です。
セルフマネジメントトレーニング修了後、ACC(アソシエイト認定コーチ)取得を目指す本格カリキュラムに進む選択肢があります。費用・期間・選び方の全体像は下記の関連記事で解説しています。
「自分の場合、どの順序で学ぶのがベストか」「資格取得を目指すべきか、まずセルフマネジメントトレーニングだけ受けるべきか」等の個別の悩みは、無料の個別相談(オンライン)で受け付けています。
どの選択肢を選んでも、プロコーチ歴26年・ICF PCC認定の代表 最上輝未子と、ICF認定校として17年運営してきたヘルスコーチ・ジャパンのチームがサポートします(ICFジャパン CODE&CC アンバサダー国内最多5名・コーチングスーパーバイザー3名在籍)。
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本記事の発行元
本記事は、NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン(ICF認定校・2008年設立)が提供する公式コンテンツです。セルフマネジメントトレーニング・ICF認定資格カリキュラムを17年運営し、受講者延べ15,148名の実績を持ちます。ICFジャパン CODE&CC アンバサダー在籍数は国内最多の5名、コーチング・スーパーバイザー在籍数も国内最多の3名(2026年4月時点)。
参考文献
- ICF Core Competencies(2025年改訂版)
- ICF Code of Ethics(2025年4月施行版)
- International Coaching Federation 公式サイト
- エイミー・エドモンドソン『恐れのない組織』英治出版(心理的安全性の決定版)
- ダニエル・ゴールマン『EQこころの知能指数』講談社(感情知性の古典)
- ジョン・カバットジン『マインドフルネスストレス低減法』北大路書房(マインドフルネス科学)
- 2025 ICF Global Coaching Study Executive Summary