最終更新日: 2026年4月28日
「コーチング」と一口に言っても、実は目的・対象・アプローチによって、まったく異なる種類が存在することをご存知でしょうか。
ビジネスコーチング、エグゼクティブコーチング、ライフコーチング、ヘルスコーチング、ウェルビーイング・コーチング、メンタルコーチング、チームコーチング——名称が乱立し、「結局、何がどう違うのか?」「自分に必要なのはどれなのか?」と混乱する方は少なくありません。
本記事では、世界最大のコーチング職能団体・国際コーチング連盟(ICF)の公式分類をベースに、コーチングの種類を3つの軸で体系的に整理します。ICF認定校であるヘルスコーチ・ジャパン(HCJ)が、自分に合うコーチングを見つけるための判断基準まで、実務的な視点で解説します。
目次
なぜ今、「コーチングの種類」を理解する必要があるのか
コーチング業界は今、大きな転換期を迎えています。Global Wellness Summit は現在の潮流を 「Coaching Gets Certified(コーチングは認定の時代へ)」 と位置づけ、専門認定資格の重要性が急速に高まっていると指摘しています。
その背景にあるのが、ウェルネス市場の急拡大です。
- 世界のウェルネス経済:2023年に 6.3兆ドル(過去最高) に到達
- 2028年予測:9兆ドル 規模へ拡大見込み
出典:Global Wellness Institute『Global Wellness Economy Monitor 2024』
なかでも、心身の健康・キャリア・人間関係を統合的に扱う 「全人的なウェルビーイング・コーチング」 は、業界の中心的トレンドとなっています。象徴的なのが、ICFが2025年改訂のコア・コンピテンシーで 「コーチ自身のウェルビーイング実践」を公式要件として明文化 したことです。コーチが扱うテーマとしてだけでなく、コーチ自身の在り方としてもウェルビーイングが組み込まれた、という大きな変化です。
こうした多様化と高度化が同時進行する今こそ、「どの種類のコーチングが、何を目的に、誰のために存在するのか」を理解することが、選ぶ側にとっても、学ぶ側にとっても重要になっています。
本記事では、この潮流のなかで多様化したコーチングの種類を、ICF認定校の視点で体系的に整理していきます。
この記事でわかること
- コーチング業界の最新動向:ウェルネス経済6.3兆ドル時代の到来と、ICF 2025年改訂で公式要件化された「コーチ自身のウェルビーイング実践」
- すべてのコーチングに共通する土台(ICF Core Competencies と Code of Ethics)と、その上に成立する3つの専門領域(Team / Supervision / Mentor)
- 目的別7種類のコーチング(ビジネス・エグゼクティブ・キャリア・メンタル・ライフ・ヘルス・ウェルビーイング)の特徴と主な活用場面
- 一般的な「ヘルスコーチング」(NBHWC型・身体的健康向け)と、ヘルスコーチ・ジャパンの「ヘルスコーチング®」(登録商標/ティーチング×コーチングの独自手法)の違い
- 代表的な4つのコーチング・アプローチ(Co-Active/Ontological/NLP/Integral)と、GROWモデル等の対話フレームワークの位置づけの違い
- メンターコーチングとコーチング・スーパービジョンの正しい区別(「何をするか」と「誰として在るか」の焦点の違い)
- 14種類以上を3つの軸で整理した完全比較表と、自分に合うコーチングを選ぶための3つの質問
- ヘルスコーチ・ジャパンの3種類のコーチング使い分け(ビジネス/ヘルスコーチング®/メンタルコーチング®)と、校名「ヘルス」の本当の意味
コーチングとは(前提の確認)
コーチングの「種類」を理解する前に、まず「コーチング」そのものの定義を確認しましょう。
国際コーチング連盟(ICF)は、コーチングを次のように公式定義しています。
Partnering with clients in a thought-provoking and creative process that inspires them to maximize their personal and professional potential.
(コーチングとは、クライアントの個人的および専門的な可能性を最大化するために、思考を刺激し創造的なプロセスにおいてクライアントとパートナー関係を築くことである。)
ここで重要なのは、「Partnering(パートナー関係)」「Thought-provoking and creative process(思考を刺激する創造的プロセス)」「Maximize potential(可能性の最大化)」の3つの構造的柱です。
これらの本質を共有しながら、適用する目的・対象・アプローチによって複数の「種類」に分かれていきます。
1. ICFが定める「コーチングの土台」と「専門領域」
すべてのプロフェッショナルなコーチング実践は、ICFが定める共通の土台と、その上に成立する専門領域という構造で成り立っています。並列に並ぶ「種類」ではなく、土台があって初めて専門領域が機能する関係です。
コーチング全体の土台(軸)
すべてのコーチが立脚する、最も重要な基準です。
-
ICF Core Competencies(コア・コンピテンシー)
すべてのプロコーチが備えるべき8つの中核能力。ACC・PCC・MCCの認定審査は、この能力の実践度合いを見ています。
→ 詳細: ICF Core Competencies -
ICF Code of Ethics(倫理規定)
すべてのコーチが従うべき行動規範。クライアントとの関係性、守秘義務、利益相反の扱いなど、職業倫理の根本を定めます。
→ 詳細: ICF Code of Ethics
どの種類のコーチングを実践していても、この土台に立脚しなければ「ICFのコーチング」とは呼べません。
土台の上に成立する3つの専門領域
Core Competencies と Code of Ethics を前提とした上で、各領域に固有の追加コンピテンシーがICFから公式発表されています。
1. ICF Team Coaching Competencies(チームコーチング)
チームを単位として、集団としての成果と関係性を高めるコーチング。1対1とは異なる、システム全体を扱う固有の能力が求められます。
2. ICF Coaching Supervision Competencies(コーチング・スーパービジョン)
訓練を受けたスーパーバイザーとの対話を通じて、コーチが自身の「在り方(Who you are)」「どう存在しているか(How you show up)」、倫理的成熟、感情的複雑性、クライアントとの関係性の深さを振り返る専門領域。スキルそのものではなく、コーチという存在の全人的・倫理的な成熟に焦点を当てます。2025年のCore Competencies改訂で「コーチングマインドセットを体現する」項目に「必要に応じてスーパーバイザーやメンターコーチと協働する」が明記され、専門実践として公式に位置づけられました。
3. ICF Mentor Coaching Competencies(メンターコーチング)
経験豊富なコーチから ICF Core Competencies に基づくフィードバック・指導・支援を受けながら、自分のコーチングを振り返る協働プロセス。コーチの技術的スキルを ICF の基準に照らして洗練させることに焦点を当てます。ACC・PCC・MCCの資格申請には10時間以上(3ヶ月以上にわたって)のメンターコーチングが必須です。
⚠️ 用語注意:「メンターコーチング」と「コーチング・スーパービジョン」の違い
どちらもコーチを支援するICF公式の専門領域ですが、焦点がはっきり異なります。
軸 メンターコーチング コーチング・スーパービジョン 焦点 「何をするか(What you do)」= 技術的スキル 「誰として、どう在るか(Who you are, How you show up)」= コーチの存在・倫理的成熟 目的 ICF Core Competenciesに沿ったスキルの洗練 全人的・倫理的成熟/感情的複雑性/クライアントとの関係性の深さ アプローチ より経験豊富なコーチからフィードバック・指導を受ける 訓練を受けたスーパーバイザーとの振り返り対話 資格申請要件 ACC・PCC・MCC:10時間以上必須(3ヶ月以上) ACTC(Team Coaching上級):5時間以上必須/その他は推奨 主な対象 資格申請中のコーチ・有資格コーチ全般 プロコーチ全般(特に経験を積んだコーチ) 出典: ICF公式 Coaching Supervision / ICF Mentoring and Supervision Requirements
2. 目的別のコーチング分類
前述の土台と専門領域はICF公式の構造ですが、実務上はクライアントが達成したい目的別に分類されることが一般的です。
ビジネスコーチング
業務上のパフォーマンス向上、目標達成、組織への貢献強化を目的とします。一般社員から管理職、リーダーまでが対象。
主な活用場面
- 業績目標の達成
- 1on1ミーティング
- マネジメントスキルの向上
- 組織内のコミュニケーション改善
エグゼクティブコーチング
経営者・役員・上級管理職を対象に、経営判断力やリーダーシップ強化、組織戦略の明確化と実行支援を目的とします。
主な活用場面
- 経営戦略の意思決定
- リーダーシップ開発
- 後継者育成
- 組織変革のリード
キャリアコーチング
個人のキャリアの方向性を明確化し、自分らしい働き方やキャリアパスを支援するコーチング。転職、独立、キャリアチェンジを検討する人に有効。
メンタルコーチング
心の安定、自己肯定感の向上、ストレス管理に加え、セルフマネジメント力・感情マネジメント力の向上を中心とするコーチング。自分の感情や状態を自覚し、コントロールしながら、目標に向かって行動し続ける力を育てます。セラピーやカウンセリングとは異なり、過去のトラウマ治療ではなく未来志向の成長を扱います。
ライフコーチング
仕事に限らず、人間関係、家族、趣味、人生全体の充実を支援する包括的なコーチング。「人生で何をしたいか・どう生きたいか」を扱い、価値観の明確化と中長期の人生設計を共に行います。
💡 「ライフコーチング」と「ウェルビーイング・コーチング」の違い
どちらも包括的なコーチングですが、扱う軸が異なります。
軸 ライフコーチング ウェルビーイング・コーチング 焦点 「何をしたいか・どう生きたいか」 「心身ともに整い、自分らしく満たされて生きる」 時間軸 中長期の人生設計(未来志向) 現在進行形の状態管理+持続可能性 Being / Doing Doing寄り(行動・選択を決める) Being寄り(状態を整える) 典型的な依頼 夢を叶えたい/キャリアを変えたい/人生の方向性を決めたい ストレスから回復したい/燃え尽きから戻りたい/心身バランスを整えたい 統合する領域 仕事・家族・趣味・人間関係 身体・精神・社会・キャリア・コミュニティ(5 Domains of Well-being) ひとことで言えば:ライフコーチングは「未来の選択を決める」、ウェルビーイング・コーチングは「今と未来の在り方を整える」コーチングです。両者は重なる部分もあり、実践では統合的に扱われることもあります。
一般的な「ヘルスコーチング」(NBHWC型)
身体的健康・生活習慣の改善・行動変容を対話を通じて支援するコーチング。栄養・運動・睡眠・体重管理・慢性疾患の予防など、主に「身体」の健康に焦点を当てます。米国ではNBHWC(National Board for Health & Wellness Coaching)が専門認定を行っています。
主な活用場面
- 生活習慣病の予防・改善
- ダイエット・体重管理
- 運動・栄養・睡眠習慣の定着
- 医療・ヘルスケア従事者によるクライアント支援
ヘルスコーチ・ジャパンの「ヘルスコーチング®」(登録商標)
ヘルスコーチ・ジャパンが登録商標として保有する、独自のコーチング手法。一般的なヘルスコーチング(NBHWC型)とは別物で、ティーチングとコーチングを組み合わせた手法として体系化されています。
知識や経験が乏しく、やり方がわからない人にとっては、純粋なコーチングだけでは前に進めないことがあります。そういう状況で、必要な知識を伝える「ティーチング」と、本人の気づきと行動を支える「コーチング」を組み合わせて活用するのが、ヘルスコーチング®の核心です。
「ヘルス」の名称は、代表的な適用先が健康行動の変容だったことに由来します。ただし、その本質は「知識不足の状態から行動を変えていく対話のあり方」にあるため、健康分野に限らず新人教育・スキル習得支援・知識ベースの行動変容支援にも幅広く応用できます。
主な活用場面
- 新人教育・スキル習得初期の伴走
- 知識のインプットと行動の定着を同時に支援したい場面
- 医療・看護・介護・教育など、専門知識を持つプロが現場で活用
ウェルビーイング・コーチング
WHO(世界保健機関)が定義する「肉体的・精神的・社会的に満たされた状態」の実現を目指す、全人的なコーチング。身体的健康だけでなく、感情・人間関係・キャリア・経済・コミュニティとのつながりまで含む包括的な「幸福(ウェルビーイング)」を扱います。
世界保健機関(WHO)によれば、健康とは「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」を意味します。
主な活用場面
- 仕事・人間関係・健康・経済を含めた人生全方位の整え
- 経営者・専門職・医療従事者など、責任とプレッシャーが大きい人の自己統合
- 成果と心身の整いを両立させる、持続可能な働き方・生き方の確立
- 「在り方(Being)」と「行動(Doing)」の両立
💡 3つの混同しやすい名称:「ヘルスコーチング」「ヘルスコーチ・ジャパンのヘルスコーチング®」「ウェルビーイング・コーチング」の違い
名前が似ているため混乱しやすいですが、それぞれ焦点と扱う領域が異なります。3つを横並びで整理すると以下の通りです。
軸 ヘルスコーチング(一般・NBHWC型) ヘルスコーチ・ジャパンの「ヘルスコーチング®」(登録商標) ウェルビーイング・コーチング 焦点 身体的健康・生活習慣の改善 知識不足の状態から行動を変える(ティーチング×コーチング) 心身ともに整い、自分らしく満たされて生きる 扱う領域 主に身体(栄養・運動・睡眠・体重・生活習慣病予防) 知識ベースの行動変容全般(健康行動・新人教育・スキル習得など) 身体・心・社会的つながり・キャリア・経済(WHO定義に基づく全人的健康) 公式基準 米国NBHWC(National Board for Health & Wellness Coaching) ヘルスコーチ・ジャパンの登録商標(独自体系) ICFコーチング原則 + WHO定義 + Gallup 5 Domains of Well-being 主な対象 健康課題を抱える個人・医療従事者のクライアント 知識や経験が乏しく、やり方がわからない人(医療・看護・介護・教育・新人育成等) 経営者・専門職・人生全方位を整えたい個人 Being / Doing Doing寄り(行動変容) Doing寄り(教えながら気づきと行動を促す) Being と Doing の両方(在り方を整え、行動も変える) 典型的な依頼 体重管理/生活習慣病予防/運動・栄養習慣の定着 新人教育/スキル習得初期の伴走/ティーチングが必要な場面でのコーチング 燃え尽き回復/ストレスマネジメント/人生全方位の整え 3つの関係性:「ヘルスコーチング(一般)」と「ヘルスコーチ・ジャパンのヘルスコーチング®」は名前が似ていますが全く別物です(前者は身体的健康向け、後者はティーチング×コーチングの独自メソッド)。「ウェルビーイング・コーチング」はさらに広い全人的健康を扱う領域で、ヘルスコーチ・ジャパンが校名「ヘルス」=WHO定義の「ウェルビーイング」として独自に体系化している専門領域です。
ヘルスコーチ・ジャパンのウェルビーイング・コーチングは、3つの異なる土台を組み合わせた構造になっています。
- 理論的基盤:ICFのコーチング原則とWHOのウェルビーイング定義
- ウェルビーイングを多面的に捉えるフレームワーク:Gallupの5 Domains of Well-being(Career・Social・Financial・Physical・Community)
- コーチ自身の心と関係性の基盤を整えるための独自トレーニング:ヘルスコーチ・ジャパン独自の SMT(セルフ・マネジメント・トレーニング)(※SMTはICF原則をベースとするヘルスコーチ・ジャパン独自の体系で、Gallupは含みません)
この組み合わせによって、クライアントの Doing(行動)の変容にとどまらず Being(在り方)の探求まで踏み込む対話アプローチを実現しています。
業界トレンドとしてのウェルビーイング・コーチング
ウェルビーイング・コーチングは、コーチング業界全体が今最も注目している領域の一つです。一次ソースに基づく事実は以下の通りです。
- 世界のウェルネス経済は 2023年で6.3兆ドル(過去最高) に達し、2028年には9兆ドル規模 に拡大すると予測されています(Global Wellness Institute『Global Wellness Economy Monitor 2024』、2024年11月発表)
- なかでも メンタルウェルネス領域は年率12.2%で成長中(同上)
- 世界最大のウェルネス業界カンファレンスである Global Wellness Summit は、2022年のトレンドレポートで、「医療(ヘルスケア)と健康増進(ウェルネス)の間で、これまで両者をつなぐ専門職が長らく不在だった――その『欠けていたつなぎ役』を担うのがコーチングである」 と明言しました。レポートのタイトル自体が 「Coaching Gets Certified(コーチングが"認定された専門職"の時代へ)」 とされ、資格を持った認定コーチがこれからの健康・ウェルネス業界の中核を担うという業界全体の方向性が打ち出されています
- ICFも2025年改訂のコア・コンピテンシーで、コンピテンシー2「コーチングマインドセットの体現」に コーチ自身の感情的・精神的・身体的なセルフケア(ウェルビーイング)の実践 を公式に明文化
- 2026年版 ICF Coaching Futures Report では、コーチングが「Doing(技術)」から「Being(在り方)」へとパラダイムシフトしている方向性が示された
つまりウェルビーイング・コーチングは、一過性の流行ではなく、業界の構造変化と市場拡大の両方によって裏付けられた中心的トレンドです。
コーチに求められる役割の変化──ビジネスコーチングだけでは届かない領域
このトレンドの中で、プロコーチに求められる能力そのものが変わってきています。従来主流だった「成果追求型・目標達成型」のコーチングだけでは、現代のクライアントの多様な状態にカバーしきれない場面が増えているからです。
成果追求型のビジネスコーチングが力を発揮するのは、「意欲があり、すでに自分で動き出している人」をさらに加速させる場面です。もともと「優秀な人をさらに優秀にする手法」として発展してきた背景があり、これは今も価値ある領域です。
ところが、いま現場のクライアントの実像はもっと多様です。
- 知識や経験が不足していて、思考の材料そのものが揃っていない人(純粋な問いかけだけでは新しい気づきが生まれにくい)
- モチベーションが低下し、前向きなエネルギーが枯渇している人(共に目標を探っても心と行動が伴わない)
- メンタルが不安定で、心の基盤が揺らいでいる人(自ら答えを見出していく対話そのものが重い負担になる)
このような状態の人に、目標達成と行動変容にフォーカスしたビジネスコーチングだけを当てると、重いプレッシャーとなり、かえって生産性やモチベーションを下げ、離職やメンタルダウンを誘発するリスクさえあります。これからの時代は、目標達成だけを追い求めるコーチングだけでは通用しません。
ヘルスコーチ・ジャパンでは、このトレンドに早くから対応するために、クライアントの状態に応じて 3種類のコーチング(ビジネスコーチング/ヘルスコーチング®/メンタルコーチング®) を使い分けるテーラーメイド型の実践教育を体系化しています。さらに、エネルギーや心の基盤が揺らいでいる人には、まず安心安全な場で本来の元気を取り戻し(ステップ1:基盤を整える)→ その上で目標に向けた対話を行う(ステップ2:目標達成) という2段階アプローチを学ぶカリキュラムを用意しています。「ウェルビーイング・コーチング時代」の実践はこのレベルの統合的な対応力を求めています。
出典:Global Wellness Institute / Global Wellness Summit / ICF Core Competencies
3. アプローチ(流派・哲学)別のコーチング分類
同じ「ビジネスコーチング」でも、用いる理論・哲学・流派はコーチによって異なります。代表的なアプローチを4つ紹介します。
1. Co-Active Coaching(コーアクティブ・コーチング)
コーチとクライアントが完全に対等なパートナーとして協働する流派。クライアントの価値観に基づく自己実現を支援します。
2. Ontological Coaching(オントロジカル・コーチング)
クライアントの「在り方(Way of Being)」を理解し変容させることで、行動と結果を変える流派。哲学的な深さが特徴です。
3. NLP Coaching(NLPコーチング)
神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)の理論を活用し、思考・言語・行動のパターン変容を扱うアプローチ。
4. Integral Coaching(インテグラル・コーチング)
個人の発達段階を体系的に捉え、複数の発達ラインに沿って統合的に成長を支援する流派(Ken Wilber の統合理論ベース)。
💡 補足:流派(アプローチ)とは別レイヤーの「対話フレームワーク」
上記の4つはコーチング哲学・世界観としての流派です。これとは別レイヤーの概念として、コーチングセッションでの会話の進め方を構造化した「対話フレームワーク」 が存在します。フレームワークは特定の流派に縛られず、Co-Active を学ぶコーチも Ontological を学ぶコーチも、実践の中で共通の道具として活用しています。流派(哲学・世界観)とフレームワーク(対話の構造)は別レイヤーの概念として区別すると、コーチング実践の全体像が見えやすくなります。
コーチングの代表的な対話フレームワーク
世界中のプロコーチが活用している、代表的な対話フレームワークを5つ紹介します。
| フレームワーク | 提唱者 | 構造 | 特徴・適した場面 |
|---|---|---|---|
| GROW | John Whitmore(1980年代) | Goal(目標)→ Reality(現状)→ Options(選択肢)→ Will(意志) | 最も普及した基本形。短期・成果志向の対話、初学者向け |
| CLEAR | Peter Hawkins | Contracting(契約)→ Listening(深く聴く)→ Exploring(探求)→ Action(行動)→ Review(振り返り) | 深い傾聴と内省を重視。長期的な発達支援、複雑な課題 |
| OSKAR | Mark McKergow & Paul Z. Jackson | Outcome(成果)→ Scaling(スケーリング)→ Know-how(知っていること)→ Affirm + Action(肯定と行動)→ Review(振り返り) | 解決志向(Solution-Focused)。クライアントの強み・リソース活用に強い |
| FUEL | John Zenger & Kathleen Stinnett | Frame(枠組み)→ Understand(現状理解)→ Explore(理想探求)→ Lay out(成功計画) | リーダーシップ開発・組織の人材育成に適合 |
| STEPPA | Angus McLeod | Subject / Target / Emotion / Perception / Plan / Pace / Action | 感情と認知の両面を扱う。意思決定に感情が大きく影響する場面、トランジション支援 |
ICFのコア・コンピテンシーに基づくセッション構造も、これらのフレームワークの上位に位置するメタ・フレームワークとして機能します。経験豊富なコーチは1つのフレームワークに固執せず、クライアントの状況に応じて複数のフレームワークを統合的に使い分ける(インビテーショナル・コーチング)スタイルを取ることが一般的です。
ヘルスコーチ・ジャパンの「コーチングサイクル」
ヘルスコーチ・ジャパンは、ICFのコア・コンピテンシーに準拠しながら、より実践的なセッション運用を支える独自の対話フレームワーク 「コーチングサイクル」 を体系化しています。

コーチングサイクルの構造
すべてのセッションは 「安心安全な場(環境と関係性)」 に包まれた状態で進行します。これはICFのコア・コンピテンシー「信頼と安全を育む」「プレゼンスを保つ」を、場の前提として実装したものです。
- セットアップ:セッションの目的・テーマ・取り扱う範囲を合意する
- 目標と現状の対話:本人の中にある目標と、いまの現状を明確化する
- 充分に聴く/認める
- 鏡になる/質問する
- 障害・欠けているものを共に観る - ギャップの明確化:目標と現状の差分を、本人の言葉で言語化する
- リソースを探す → 行動プラン:手持ちの資源・強みを再発見し、次の一歩を本人が決める
- セッションの振り返り:本人が今日の気づき・進歩を言語化し、定着させる
- 行動:セッション後、実生活で実際に動く
- 次のセットアップへ:行動の経験を持ち寄り、サイクルが循環する
GROWやFUELが「目標達成のための直線的な構造」であるのに対し、コーチングサイクルは 「行動と振り返りを循環させ、本人が学習し続けるサイクル」 として設計されている点が特徴です。一度のセッションで完結する対話ではなく、継続的なセッション群を通じて変容が深まっていく長期視点が組み込まれています。
3つの軸で見る|コーチングの種類 完全比較表
すべてのコーチングは ICF Core Competencies + Code of Ethics という土台の上に成り立っています。その共通の土台のうえで、目的・対象・アプローチによって以下のように整理できます。
| 種類 | ICF区分(土台/専門領域) | 主な目的 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| ビジネスコーチング | 土台コンピテンシー | 業務パフォーマンス向上 | 一般社員〜管理職 |
| エグゼクティブコーチング | 土台コンピテンシー | 経営判断・リーダーシップ | 経営者・役員 |
| キャリアコーチング | 土台コンピテンシー | キャリア形成 | キャリアチェンジ希望者 |
| メンタルコーチング | 土台コンピテンシー | 心の安定・自己肯定感・感情マネジメント | 個人 |
| ライフコーチング | 土台コンピテンシー | 人生全体の充実 | 個人 |
| ヘルスコーチング(一般・NBHWC型) | 土台コンピテンシー + NBHWC基準 | 身体的健康・生活習慣の改善 | 健康課題を抱える個人・医療従事者のクライアント |
| ヘルスコーチング®(HCJ登録商標) | 土台コンピテンシー(HCJ独自) | 知識不足の状態からの行動変容(ティーチング×コーチング) | 新人教育・スキル習得支援を含む知識ベースの行動変容を扱いたい場面 |
| ウェルビーイング・コーチング | 土台コンピテンシー(HCJ独自統合) | WHO定義の全人的健康・幸福 | 経営者・専門職・人生全方位を整えたい個人 |
| チームコーチング | 土台+Team専門領域 | チーム成果・関係性 | チーム単位 |
| コーチング・スーパービジョン | 土台+Supervision専門領域 | コーチの「在り方」と倫理的成熟 | プロコーチ |
| メンターコーチング | 土台+Mentor専門領域 | 技術的スキルをICF基準に照らして洗練 | 資格申請中のコーチ・有資格者 |
自分に合うコーチングを選ぶ3つの質問
「どの種類のコーチングが自分に合うか」を判断するには、次の3つの質問が役立ちます。
質問1: 何を達成したいですか?
- 仕事の成果向上 → ビジネスコーチング
- 経営・リーダーシップ → エグゼクティブコーチング
- キャリアの方向性 → キャリアコーチング
- 自分の感情・状態のマネジメント → メンタルコーチング
- 身体的健康・生活習慣の改善(NBHWC型) → 一般のヘルスコーチング
- 知識不足の状態からの行動変容(健康行動・新人教育・スキル習得など) → ヘルスコーチ・ジャパンの ヘルスコーチング®(ティーチング×コーチング)
- 仕事・健康・人間関係・経済を含めた人生全方位の整え(全人的なウェルビーイング) → ウェルビーイング・コーチング
- 人生全体の包括的な充実 → ライフコーチング
質問2: 1対1ですか、チームですか?
- 1対1 → 上記いずれか
- チーム単位 → チームコーチング
質問3: コーチを目指していますか?
- はい(プロコーチ志望)→ ICF認定資格取得(ACC・PCC・MCC)に加え、メンターコーチングで技術的スキルを磨き、コーチング・スーパービジョンで在り方・倫理的成熟を深めることが、長期的なコーチとしての成長を支えます
- 自己成長として受けたい → 上記目的別から選択
ヘルスコーチ・ジャパンの位置づけ
ヘルスコーチ・ジャパンは、ICF認定校として ICF Core Competencies と倫理規定の体系的習得を支援する総合コーチングスクールです。ICFジャパンが任命する CODE&CC(Code of Ethics & Core Competencies)アンバサダーは、ヘルスコーチ・ジャパンに5名在籍(国内最多、2026年4月時点) しており、ICFの倫理規定とコア・コンピテンシーを高い水準で実践しています。
その上で、クライアントの状態に合わせて、以下の3種類のコーチングを使い分ける実践教育を独自に体系化しています。
ヘルスコーチ・ジャパンの3種類のコーチング
| メソッド | 主な対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネスコーチング | 意欲があり、目標が明確な人 | クライアント自身が答えに気づく対話を中心としたコーチング |
| ヘルスコーチング®(登録商標) | 知識や経験が乏しく、やり方がわからない人 | ティーチングとコーチングを組み合わせた手法。代表的な適用先が「健康行動の変容」だったことから「ヘルス」と命名されたが、新人教育や知識ベースの行動変容支援にも広く活用できる |
| メンタルコーチング®(登録商標) | エネルギーが低下し、自信を失っている人 | 心の基盤を整え、本来の力を発揮できる状態へパワーアップさせる2段階コーチング。安心安全な場で無意識・感情・思考パターン(心の地雷・枠組・外の顔)を自覚・扱える状態に整え(ステップ1:基盤を整える)、その上で目標に向けた対話を行う(ステップ2:パワーアップ)。単なる回復ではなく、自信がない人を戦力に変えることが目的。 |
💡 「ヘルスコーチング®」は一般的な「ヘルスコーチング」とは別物です
一般に「ヘルスコーチング」と聞くと、米国NBHWC型のように身体的健康(生活習慣・行動変容)に特化したものを指すことが多いです。一方、ヘルスコーチ・ジャパンの ヘルスコーチング® は登録商標であり、知識や経験が乏しい人向けに、ティーチング(教える)とコーチング(対話で気づきを促す)を組み合わせて活用する独自メソッドです。代表的な適用先の一つが健康行動の変容だったため「ヘルス」と命名されましたが、新人教育・スキル習得支援など、知識ベースで行動を変えていきたいあらゆる場面に応用できます。
ヘルスコーチ・ジャパンの校名「ヘルス」の意味
ヘルスコーチ・ジャパンの校名「ヘルス」は、米国NBHWC型の「身体的健康に焦点を当てたヘルスコーチング」を指すのではなく、WHO定義に基づく広義の「健康」=「人が本来持っている力を発揮できる状態」に由来します。心の基盤・関係性の基盤・行動の基盤を整え、その上にコーチングを乗せる「進化の階段」というブランドコンセプトのもと、身体的健康だけでなく感情・人間関係・キャリア・経済・コミュニティを含む全人的な幸福(ウェルビーイング)を、対等なパートナーとして支援できるコーチを育成しています。
→ 関連: ICF認定資格コース一覧
→ 関連: ヘルスコーチ・ジャパンとは
よくある質問(FAQ)
Q1. コーチングの種類は何種類ありますか?
A. 分類軸により異なります。ICFの公式区分では、すべてのコーチングに共通する土台(Core Competencies + Code of Ethics)の上に、Team / Supervision / Mentor の3つの専門領域が乗る構造になっています。実務上の目的別では一般的に6〜8種類(ビジネス・エグゼクティブ・キャリア・メンタル・ライフ・ヘルス等)に分けられます。本記事では3つの軸(ICFの土台+専門領域・目的・アプローチ)で計14種類以上を整理しています。
Q2. メンタルコーチングとカウンセリングの違いは?
A. メンタルコーチングは未来志向の成長を扱います。具体的には、自己肯定感の向上、ストレスへの対処力、セルフマネジメント力・感情マネジメント力の育成を中心に、自分の感情や状態を自覚し、コントロールしながら、目標に向かって行動し続ける力を育てるコーチングです。「いま心がぐらついている」「自信を失っている」状態の人にも対応し、心の基盤を整えながら本来の力を発揮できる方向へと並走します。
一方、カウンセリングは過去のトラウマや現在の困難の治療を扱う、医療・心理学の専門家による支援です。問題の解消や心の傷の癒しが中心で、メンタルコーチングが扱う「未来志向の成長」とは目的が異なります。
なお、コーチングは「クライアントは既に自らの内に答えを持っている」という前提に立ち、コーチとクライアントが対等なパートナーとして共に探索する対話を行います。コーチが答えを与えるのでも、引き出すのでもなく、クライアント自身が答えに出会うプロセスを並走するのがコーチングの本質です。
Q3. ヘルスコーチングは医療行為ですか?
A. いいえ、いずれの「ヘルスコーチング」も医療行為ではありません。ただし本記事で整理した通り、「ヘルスコーチング」には目的の異なる2つの異なるものがあるため、それぞれ補足します。
- 一般的な「ヘルスコーチング」(NBHWC型):身体的健康・生活習慣(栄養・運動・睡眠等)の改善・行動変容を対話を通じて支援するコーチングです。医師の診断・治療を代替するものではなく、医療行為ではありません。米国では NBHWC(National Board for Health & Wellness Coaching)が専門認定を行っています。
- ヘルスコーチ・ジャパンの「ヘルスコーチング®」(登録商標):これは身体的健康に特化したコーチングではありません。ティーチングとコーチングを組み合わせた独自メソッドであり、知識や経験が乏しく、やり方がわからない人に対して、必要な知識を伝える「ティーチング」と本人の気づきと行動を支える「コーチング」を組み合わせて活用するものです。代表的な適用先が健康行動の変容だったため「ヘルス」と命名されましたが、新人教育・スキル習得初期の伴走など、知識ベースで行動を変えていきたいあらゆる場面に応用できます。こちらも当然、医療行為ではありません。
両者は名前が似ていますが目的が異なる別物である点にご注意ください。
Q4. 複数の種類を併用できますか?
A. はい、可能です。例えばエグゼクティブコーチング(仕事面)とライフコーチング(人生全体)を別々のコーチに依頼することも、両方を統合的に扱う1人のコーチに依頼することもあります。
むしろ近年は、1種類のコーチングだけでは対応しきれない場面が増えていることが業界の大きなトレンドです。従来主流だった成果追求型のビジネスコーチングは「意欲があり、すでに自分で動き出している人をさらに加速させる」場面では効果的ですが、知識や経験が不足している人、エネルギーが低下している人、心の基盤が揺らいでいる人に対しては、目標達成と行動変容にフォーカスしたアプローチがかえって重いプレッシャーとなり、生産性やモチベーションを下げてしまうこともあります。
ICFも2025年改訂のコア・コンピテンシーで 「コーチ自身のウェルビーイング実践」を公式要件として明文化 するなど、プロコーチに求められる能力は「目標達成支援」から「全人的なウェルビーイング支援」へと拡張してきています。これからの時代は、クライアントの状態に応じて複数のコーチング手法(ビジネスコーチング/ヘルスコーチング®/メンタルコーチング® 等)をテーラーメイドに使い分けて統合することが、コーチング実践の標準になりつつあります。「併用できるか」というよりも、「併用できる力こそがプロコーチに求められている」というのが、業界の現在地です。
Q5. どのコーチング種類でICF認定資格は取れますか?
A. 「コーチングの種類」と「ICF資格の取得」は別の話です。ICFが認定している国際資格(ACC・PCC・MCC)を取得するには、ICFが認定した教育プログラム(Level 1 / Level 2 / Level 3) で学ぶことが前提となります(2022年8月にACSTH/ACTPからこの3階層構造に移行)。
| 資格 | 対応する認定教育プログラム | 必要な教育時間 | 必要なコーチング実績時間 |
|---|---|---|---|
| ACC(Associate Certified Coach) | Level 1認定プログラム修了 | 60〜124時間 | 100時間以上 |
| PCC(Professional Certified Coach) | Level 2認定プログラム修了 | 125〜175時間 | 500時間以上 |
| MCC(Master Certified Coach) | Level 3認定プログラム修了(PCC保持が前提) | 75時間以上 | 2,500時間以上 |
ICF認定プログラム(Level 1/2/3)で体系的に学んだ後は、本記事で紹介した目的別のコーチング(ビジネス/エグゼクティブ/ライフ/ヘルス/ウェルビーイング 等)のいずれを実践しても、ICF資格を取得できます。「コーチングの種類」は『何を扱うか(テーマ・目的・対象)』の話であり、「ICF資格取得」は『ICFの教育基準・コア・コンピテンシー・倫理規定に沿ってプロコーチとしての能力を客観的に証明するもの』です。両者は別レイヤーの概念です。
Q6. ウェルビーイング・コーチングが今注目されている背景は?
A. 世界のウェルネス経済は2023年で6.3兆ドル(過去最高)、2028年には9兆ドルに拡大すると予測されています(Global Wellness Institute『Global Wellness Economy Monitor 2024』)。なかでもメンタルウェルネス領域は年率12.2%で成長中。Global Wellness Summitは2022年のトレンドレポートで、コーチングを「ヘルスケアとウェルネスの失われた環(Missing Link)」と位置づけ、タイトル自体が「Coaching Gets Certified(コーチングは認定の時代へ)」でした。ICFも2025年改訂のコア・コンピテンシーで「コーチ自身のウェルビーイング実践」を公式要件化。コーチング業界は「Doing(技術)」から「Being(在り方)」へのパラダイムシフトの最中にあり、ウェルビーイング・コーチングはその中心領域になっています。
次のステップ
コーチングの種類が体系的に理解できたら、次はあなたにとっての一歩です。
- コーチングを受けたい方 → 目的に合った種類のコーチを選ぶ
- コーチを目指したい方 → ICF認定校でCore Competenciesを習得
- 実務で活用したい方 → 3種類のコーチング使い分けを学ぶ
コーチング資格の取得を検討している方へ
「どの資格が自分に合うか」「費用はどのくらいか」「どう選べばいいか」を、ICF認定完全ガイド記事で詳しく解説しています。
コーチング資格の種類・費用・選び方|ICF認定完全ガイドを読む →
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本記事は、NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン(ICF Level 1・Level 2認証スクール/設立2008年/受講者延べ15,148名/ICFアセッサー4名・ICF CODE&CCアンバサダー5名在籍・国内最多)が、17年のスクール運営経験をもとに執筆しています。
参考文献:
- International Coaching Federation 公式サイト (https://coachingfederation.org/)
- International Coaching Federation『2025 ICF Coaching Competencies』
- Global Wellness Institute『Global Wellness Economy Monitor 2024』(2024年11月発表)
- Global Wellness Summit『2022 Global Wellness Trends: Coaching Gets Certified』
- World Health Organization Constitution (https://www.who.int/about/governance/constitution)
- Gallup『5 Essential Elements of Well-being』