薬剤師として勤務しながら、子育ての悩みをきっかけに2019年からヘルスコーチ・ジャパンでコーチングを学び始めた鈴木理恵さん(愛称:すずりえ)。
2022年には屋号「せいりとせいとん」を起業し、整理収納×コーチングを掛け合わせた独自のサポートで独立活動をスタート。当初は資格取得を考えていませんでしたが、薬局業務でコーチングの手応えを感じ、さらにご自身の「片付けの仕事」でお客様からの信頼を得るために、国際資格ACCの取得を決意しました。
1度目のICF Credentialing Examは独学で挑み不合格。レポートで判明した「倫理規定」の理解不足と、ご自身で振り返って気づいた「資格取得後の明確なビジョン」の欠如を受けて、2回目は仲間との勉強会で倫理規定を深く読み込み、ご自身の「耳から覚える」学習スタイルに合わせてコア・コンピテンシーを毎朝音読する準備法で見事合格。
整理収納×コーチングという独自の領域で独立する鈴木理恵さんの歩みを、渡辺久美子コーチがインタビューします。
この記事でわかること
- 薬局業務でコーチングの効果を実感し、片付けの仕事でお客様の信頼を得るために国際資格ACCの取得を決意した、資格を目指すまでの具体的な心境の変化
- スクール仲間との相互練習に加え、SNSで募集した「片付けサポート」のクライアント(コーチング未経験者)にセッションを提供して100時間を積み上げた実践的な実績構築法
- 1回目の不合格から「倫理規定の理解不足」と「資格取得後のビジョン不在」という2つの弱点を分析し、仲間との勉強会+コア・コンピテンシーの音読で再挑戦して合格をつかんだ学習戦略
ICF認定ACC(Associate Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプロコーチの国際資格の第一歩です。他の合格者の体験談と資格制度の詳細は、ACC合格者のリアル体験談【ヘルスコーチ・ジャパン累計】からご覧いただけます。
最終更新日:2026年04月
目次
- インタビューからわかった重要ポイント
- インタビュー動画
- 合格後の率直な気持ちとACC資格を取ろうと思ったきっかけ
- コーチングを学び始めたきっかけ
- 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
- ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
- ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
- これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
- ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
- ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
- プロフィール
1. インタビューからわかった重要ポイント
鈴木理恵さんのACC取得までのロードマップ
- 2019年:子育ての悩みをきっかけに、ヘルスコーチ・ジャパンでコーチングの学習を開始
- 学習の転機:当初は資格取得を考えていなかったが、薬局業務でコーチングの効果を実感。その後、ご自身の「片付けの仕事」でお客様からの信頼を得るために、国際資格であるACCの取得を決意
- 実績構築:100時間の実績は、コーチングを学ぶ仲間との相互練習に加え、SNSで募集した一般のクライアント(片付けのサポート等)へのセッション提供を通じて達成
- 試験挑戦(1回目):独学で試験に臨むも不合格。この経験から「倫理規定」の理解不足と、「資格取得後の明確なビジョン」を持つことの重要性に気づく
- 試験挑戦(2回目):1回目の反省を活かし、仲間との勉強会で倫理規定への理解を深める。また、ご自身の学習スタイルに合わせ、コア・コンピテンシーの音読を繰り返すなどの対策を徹底し、見事合格
- 今後の展望:取得したACC資格を、ご自身の「片付けの仕事」や「パーソナルコーチング」の分野で活かしていくことを目指している
- 2024/2/16 ACC修了認定試験合格
- 2025/1/25 ACC資格取得
「合格の先にあるビジョン」が、学習の本当の推進力になる
鈴木さんは1度目の試験に失敗した後、その原因が「合格すること」自体が目的になっており、資格取得後の明確なビジョンが欠けていたことだと分析しました。そこで「片付けの仕事やコーチングでプロとして活動する」という具体的なビジョンを定めた結果、学習への向き合い方が変わり、合格へと繋がりました。
資格取得を目指す上で、その先にある「なりたい姿」を具体的に描くことが、学習の軸を定め、モチベーションを維持する鍵となります。
失敗を分析し、自分に合った学習法を徹底することが合格への近道
ICFの筆記試験1回目は不合格だったという結果に対し、鈴木さんは弱点(倫理規定)を分析し、2回目の試験では対策を大きく転換しました。
仲間との勉強会で多角的な視点を取り入れる一方で、ご自身が「耳から覚える」タイプだと自己分析し、「コア・コンピテンシーの音読」という独自の学習法を徹底しました。
自身の強み・弱みを客観的に把握し、それに合わせた学習戦略を立てて実行することの重要性を示しています。
実務や実践での経験が、スキルを本物の力に変える
鈴木さんの学びは、常に実践と共にありました。学習初期に「薬局業務」でコーチングを試して手応えを得たこと、資格要件の100時間の実績を「片付けの仕事」というリアルな場でコーチング未経験者に提供し続けたこと。
これら机上の学習だけではない実践経験こそが、スキルを体に染み込ませ、自信と実力を向上させる上で不可欠だったことがうかがえます。
2. インタビュー動画
3. 合格後の率直な気持ちとACC資格を取ろうと思ったきっかけ
Q:合格して今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?
渡辺:この度は、ACC合格おめでとうございます。
鈴木:ありがとうございます。
渡辺:今日はこれから今後ACCを受験したいと思ってる方たち、それからコーチングを学ぶ方たちに、鈴木理恵さんがどうやってACC合格の道までこられたかっていうことをインタビュー形式でお話していただこうかと思います。
鈴木:はい。
渡辺:そもそもACCを取得しようと思ったきっかけって何だったんですか?
当初は積極的な気持ちはなかったが、片付けの仕事でクライアントとのやり取りにコーチングを使うようになって目指すことにした
鈴木:私、学びはずいぶん以前からやってたんですけれども、最初はあんまり取ろうっていう積極的な気持ちはなかったんです。その後、実は片付けの仕事を始めました。そのときにクライアントさんとコーチングを使ってやり取りをしていったんですね。
鈴木:そうなったときに、コーチングって資格というものが明確に出るものってICFの資格かなと思ったので、それをきっかけに、ちゃんと私こういう資格を持ってコーチングできますよっていうことを言いたくて、目指すことにしました。
渡辺:実際にその片付けの中でも、クライアントさんとお話する中での、さらにそこに国際資格というところだったんですね。
4. コーチングを学び始めたきっかけ
Q:コーチングを学び始めたきっかけは?
渡辺:ヘルスコーチ・ジャパンの講座を始めたのっていつ頃からでしたっけ?
鈴木:2019年でした。
渡辺:今振り返ってみて、ここまでの学びって受講してみて、どんなイメージ、どんな感じでしたか?
子育ての悩みをきっかけに学び始めたが、最初は周りの受講生と違い自分は何を学んでいるのか戸惑うばかりだった
鈴木:私がコーチングを学び始めたのは、子育てに悩んでおり、子どもとの関係をより良くしたいと思ったことがきっかけです。
鈴木:しかし、学び始めてすぐは、周りの受講生が実践セッションをスラスラと進める中、私だけが何をすべきか分からず、「一体何を学んでいるのだろう」と戸惑うばかりでした。
鈴木:そんな状態でしたが、転機となったのは勤務先の薬局での経験です。
薬局で学んだスキルを患者さんとのコミュニケーションに活かすと相手の反応が明らかに変わり「これなら対人支援をいい方向に変えていける」と実感した
鈴木:学んだスキルを患者さんとのコミュニケーションに少しずつ活かしてみると、相手の反応が明らかに変わるのを実感できたのです。この経験から「コーチングを続ければ、対人支援において様々なことを良い方向に変えていけるに違いない」と強く感じました。
鈴木:当初の目的だった子育ての課題もあったため、まだ完全には理解しきれていない状態ではありましたが、必死に学びに食らいついていきました。
鈴木:そうして2年ほど経った頃、ようやく「こういうことか」と腑に落ちる瞬間があり、そこからは学ぶことが非常に楽しくなりました。最終的には、3年間の再受講制度を利用して、何度も講座に参加し学びを深めていきました。
渡辺:徐々に徐々に深みにはまっていて面白いなっていう感じですね。
鈴木:はい、最初は本当に訳わかんなかったです。私にとっては。
渡辺:ですよね。皆さん初めは結構苦労されてますよね。
5. 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
渡辺:今回ACC受験するにあたって、他の方たちも一番聞きたいところが100時間の実績があるじゃないですか。それはどうやって作られました?
仲間との相互練習+SNSで募集した片付けサポートのクライアントの2本柱で100時間を達成
鈴木:ACC受験に必要な100時間の実績は、主に2つの方法で積み重ねました。
鈴木:一つは、コーチングを学ぶ仲間との相互練習(ピアコーチング)です。
鈴木:もう一つは、私自身の片付けサポートの仕事を通じてです。SNSでの発信に力を入れたところ、そこからコーチングのクライアントを募集できるようになり、特に資格取得の終盤は、この方法で実績を積んでいきました。
コーチングを全くご存じない一般の方へセッションを提供する経験が、結果的に自分自身のスキルを大きく向上させてくれた
鈴木:コーチングを全くご存じない一般の方へセッションを提供する経験を重ねたことが、結果的に自分自身のスキルを大きく向上させてくれたと実感しています。
渡辺:そうですよね。仲間内でも一緒にコーチングセッションやったりもしたけれども、その片付け関係でコーチングを知らない方にも、機会を持ったところがきっとここに繋がったんですね。
鈴木:仲間内はフィードバックいただけるので、それはすごくありがたいんですけどね。
渡辺:そういうところもしっかりと活用されたなっていう感じですよね。
6. ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
渡辺:ヘルスコーチ・ジャパンの中でのACCの修了認定に合格したのっていつ頃でしたっけ?
鈴木:2023年とかだったかしら?(実際は2024/2/16に合格されています)
鈴木:一番最初の学びのときの私は1年目には受けないで、というか、受けることができなくて、それで2年目に受けました。
渡辺コーチが尋ねている「ヘルスコーチ・ジャパンの中でのACC修了認定合格」というのは、ICFに新規資格申請をするために必要な修了認定証をもらうための試験のことです。
ICFの資格を取得するシステムは、自動車免許証の取得システムに良く似ています。
自動車学校で仮免を取得すると、自動車試験場で実技試験が免除されますよね。それと全く同じで、ヘルスコーチ・ジャパンのようなICFの認証スクール(L1マークをもっているスクール)で修了認定試験に合格すると、ICFでの実技試験が免除され、オンラインの筆記試験に合格すればACCが取得できるという流れになっているのです。
ここで渡辺コーチが「ACCの修了認定に合格したのっていつ頃でしたっけ?」と聞いているのは、自動車免許での仮免試験に該当する試験に合格したのはいつだったのかを、尋ねている質問です。実際には、鈴木理恵さんの場合は、2024/2/16にACC修了認定試験に合格されています。
渡辺:大体2年前ぐらいに修了認定を取って、ICFに申請するにあたって、Examの試験を受けなくちゃいけないんですよね。これはいつ受けられたんでしたっけ?
鈴木:実は私、2回受けてまして、一番最初は11月20日だったんです。2回目が1月26日でした。
渡辺:先月ですよね。2回チャレンジされたっていう。
鈴木:はい、そうです。
渡辺:試験を受けるときって、会場と自宅と両方できるじゃないですか。どちらで受けられました?
鈴木:私は会場で受けました。
渡辺:そのときの会場の様子ってどうでしたか?受験生の方たちがExamの試験の会場ってどんなんだろうなって皆さん気になると思うので。
パソコンが並ぶ部屋は透明な仕切りで1台ずつブース分け。別室にロッカー室があり荷物を預けてから入室する
鈴木:パソコンがいっぱい並んでる部屋があって、そこ区切られてるんですけれども、それとは別でロッカー室みたいなのがあります。
鈴木:会場に着いて手続きをしてロッカー室に荷物を入れて、そのパソコンの部屋に入ってやるっていう感じでした。
鈴木:パソコンは透明な仕切りになっていて、試験会場の方が中の様子を見れるような感じになってます。パソコン1台1台、少し仕切られてるようなブースがあって、そこで試験を受けるっていう感じです。
渡辺:実際、試験の時間って何分ぐらいだったんですか?
鈴木:120分でした。前半と後半で間に休憩があってっていう感じでした。
7. ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
渡辺:クレデンシャル・エグザムを受けるにあたって、どんな準備をされましたか?
1回目はICFサンプル問題と「ソリューション・アカデミー」の問題集を独力で解いて臨み、不合格になった
鈴木:クレデンシャル・エグザムの準備として、まずICFがサンプル問題として出している問題や、ヘルスコーチ・ジャパンの学びの中で知った「ソリューション・アカデミー」が提供する問題集を独力で解くことから始めました。1回目のときは、ほぼ自分で解いて臨んだっていう感じだったんですね。
鈴木:実は、1回目の受験は不合格でした。試験後には弱点分野のレポートが送られてくるのですが、それによると私の場合「倫理規定」の理解が足りていないことが分かりました。振り返ってみると、確かに倫理規定の学習が手薄になっていたと気づきました。
2回目は「倫理規定」の対策に注力。ヘルスコーチ・ジャパンの講座の録画を見返し、仲間との勉強会で解釈を共有しながら学習を進めた
鈴木:そこで2回目の受験に向けては、この「倫理規定」の対策に注力しました。具体的には、ヘルスコーチ・ジャパンの講座の録画を見返したり、ICFの教材を使って仲間と勉強会を開いたりして、理解を深めていきました。
鈴木:仲間とそれぞれの解釈を共有し、話し合いながら学習を進められたことが、私にとっては非常に効果的だったと感じています。
ヘルスコーチ・ジャパンには、受講者が自主的に立ち上げている勉強会や実践練習会が7つあります。ほとんどがピアツーピアをやっている練習会です。
自主練チームの中には、ICF Credential Examに特化した勉強会もあって、鈴木理恵さんは、そこで学びを深められたということです。
Examの最新情報なども、このような自主練チームの中で活発に情報交換が行われているので、仲間と一緒に頑張ることができます。
渡辺:1人で学ぶと迷いが出たりしますし、いろんな考え方することができますね。
1回目不合格の原因は「資格取得後の明確なビジョンが欠けていた」こと。「ACCに受かりたい」気持ちばかりが先行していた
鈴木:1回目の試験に不合格だった後、「自分に何が足りなかったのだろう」と深く考えました。そこで至った結論は、私には「ACC資格を取得した後の明確なビジョンが欠けていた」ということでした。
鈴木:当時は「ACCに受かりたい」という気持ちばかりが先行し、資格を取って何をしたいのかという具体的な目的意識が甘かったのです。その点に気づき、「資格取得後にどう活動していくのか」を改めて考えた結果、「片付けの仕事やコーチングで、プロとして活動していきたい」という具体的な目標がはっきりと見えてきました。
「耳からインプットする」学習スタイルが得意だったので、毎朝お経を唱えるようにコア・コンピテンシーや倫理規定を音読して体に染み込ませた
鈴木:明確なビジョンが定まってからは、学習への向き合い方も変わりました。これは「受験」なのだと捉え直し、自分に合った勉強法を徹底しようと決めました。
鈴木:私は昔から、声に出して覚える「耳からインプットする」学習スタイルが得意だったので、2回目の試験に向けては、毎朝お経を唱えるようにコア・コンピテンシーや倫理規定を音読し、体に染み込ませるという準備を続けました。
渡辺:ご自分の学習スタイルの傾向を理解して、それに合わせた形でさらに学びを自分のものにしていったって感じですね。
鈴木:そうですね。
8. これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
渡辺:これからACCを受験したいっていう方たくさんいると思うんですけど、そういった方たちのアドバイスをするとしたら何を一番伝えたいですか。
最もお伝えしたいのは「資格取得後のビジョンを明確に持つこと」の重要性。どうしても「試験に合格すること」そのものが最終ゴールになりがち
鈴木:これからACCを受験される方に最もお伝えしたいのは、「資格取得後のビジョンを明確に持つこと」の重要性です。
鈴木:私自身がそうだったのですが、どうしても「試験に合格すること」そのものが最終ゴールになりがちです。しかし、コーチングを学んでいる皆さんであれば、ビジョンを持つことの大切さはすでにご存じのはずです。
鈴木:「資格を取った後、自分はどう活動していきたいのか」を具体的に描いてから臨むことで、学習の軸がぶれることなく、最後まで集中して試験勉強に取り組めるのではないでしょうか。
もう一つは「ご自身に合った学習スタイルを見つけること」。一人でこつこつか、仲間と一緒にかなど、色々試した上で最適な方法を選ぶ
鈴木:もう一つは、「ご自身に合った学習スタイルを見つけること」も大切だと感じました。一人でこつこつ取り組むのが合っているのか、仲間と一緒に学ぶのが良いのかなど、色々と試した上で、ご自身に最適な方法で準備を進めていくことをお勧めします。
渡辺:そうですよね。
9. ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
渡辺:このヘルスコーチ・ジャパンで学び始めてだいぶなりますけど、ヘルスコーチ・ジャパンに対するリクエストとかありますか?
リクエストを考えてみたが、良い点や感謝していることばかり浮かんだ。次に何をすべきか、誰に質問すれば良いかが常に明確で、安心して学習に集中できた
鈴木:リクエストがないか改めて考えてみたのですが、良い点や感謝していることばかりが思い浮かびました。
鈴木:特に感じたのは、学習を進める上での安心感です。例えばL1コースでは、次に何をすべきか、疑問点があれば誰に質問すれば良いかが常に明確でした。そのため、安心して学習に集中することができました。
鈴木:また、資格の申請手続きなどに関しても、分かりやすい解説動画が用意されていたため、迷うことは一切ありませんでした。
渡辺:ですよね。ICFの申請は英語でその辺りも動画で案内がありましたからね。
鈴木:だからそれ見て全然迷うことなくできました。倫理規定とかも、動画のクラスがあったので、そこを何度も読み返すことができましたし。
渡辺:ACC取得までの手厚いサポートというのがありますしね。
ACC資格の新規申請は、ICFのページから英語で行わなければなりません。ここは日本人にとってハードルが高いところなので、ヘルスコーチ・ジャパンでは、実際の申請画面を録画して、あらかじめご覧になれるように用意しています。
このサービスは、受講者の方に大変好評で、これがあったから、安心して申請できた、これがなかったら申請時点で心が折れていたかもしれないと、仰います。
他にも、契約書の雛形、会社に申請するときの書類、その他、資格取得時に必要な情報を、ひとつのプロダクト内に収めて、受講者の方に提供しています。
会場は全国にあり、試験の運営は、ピアソンVUEというところがやっています。ここは、ICFの試験だけでなく、マイクロソフトやIBMなどの試験も行っているので、隣の席の人は、違う試験を受けていたというわけです。
ピアソンVUEのページの中にある、ICFの詳細ページに「ICFサンプル試験・チュートリアル」というページができています。試験のサンプルページを疑似体験できるようになっているので、事前にチェックしておいたほうが良いですね。
ICF Credentialing Examの詳細ページリンク
上記ページを開いて右下にある「ICF Sample Exam / Tutorial」をクリックするとサンプルページが開きます。
10. ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
渡辺:これからの活動予定はどんな予定を持ってらっしゃいますか?
片付けの仕事でのお客様とのやり取りの中でコーチングを使ったり、パーソナルコーチとしても活動していきたい
鈴木:これからは片付けの方をやるにあたっての、お客様とのやり取りの中で、コーチングを使っていったりとか、例えばパーソナルコーチをやったりとか、そういったところで活動していきたいと思ってます。
渡辺:ぜひぜひこれからもスキルとそれから身につけた経験と、あとは本当に人としてのコア・コンピテンシーで学んだコーチングを体現して、素敵なコーチとして活躍していただきたいなと思いました。ありがとうございます。
鈴木:ありがとうございます。
あとがき
鈴木理恵さんの歩みは、「ACC合格は通過点であって、目的地ではない」という、資格取得者の多くが学びの途中で気づく本質を、とても鮮明に教えてくれます。1度目の試験で不合格になったとき、単に「倫理規定が弱かった」と技術的な原因だけで片付けず、「ACCに受かりたい気持ちばかりが先行して、資格を取って何をしたいのかという具体的な目的意識が甘かった」と、ご自身の内面にまで踏み込んで原因を分析された姿勢が印象的です。
そして2回目の挑戦では、仲間との勉強会で倫理規定の多角的な解釈を取り入れる一方で、「自分は耳から覚えるタイプだ」と自己分析し、毎朝お経を唱えるようにコア・コンピテンシーを音読するという、ご自身の学習スタイルに徹底的に寄り添う戦略に転換されました。仲間の力と自分の強みの両方を使い切る柔軟さが、合格を引き寄せています。
薬剤師として働きながら、2022年に「せいりとせいとん」を起業し、整理収納×コーチングという独自の領域で独立活動を開拓してきた鈴木理恵さん。子育ての悩みから始まった学びが、気づけば「屋号を持って自分のサービスを届ける独立コーチ」という形に育っていく過程が、一つ一つ具体的に語られています。資格を持つ専門職から独立したい方、整理収納や片付けの仕事にコーチングを掛け合わせて差別化したい方、そして「何か資格を取りたいけれど、なぜ取りたいのかがまだ言語化できていない」と感じている方にとって、この体験談は「まず目的を言葉にしてみる」という最初の一歩を後押ししてくれるはずです。
11. プロフィール
鈴木理恵さん(合格者/すずきりえ/愛称:すずりえ)

独立コーチ・整理収納アドバイザー(屋号:せいりとせいとん/薬剤師資格保持)。薬剤師として勤務しながら、子育ての悩みをきっかけにコーチングを学び始める。自身の変化を実感し、2022年に「せいりとせいとん」を起業。整理収納×コーチングを掛け合わせた独自の領域で、個人の成長と組織の活性化を支援している。
【得意なこと・実績】
- メンタルコーチング:過去は捉えなおすことで書き換わる。自己肯定感を高めるサポート
- コミュニケーションスタイル講座:コーチングスキルを活かしたコミュニケーション改善
- チームビルディング研修:組織の心理的安全性を高め、チームワークを向上
- 整理収納サポート:クライアントのビジョンを明確にする片づけ
【趣味・特技】キャンプ、カヌー、造園、冷蔵庫の中身で3品作る名前のない料理(2度と同じものは作れません)
ウェブサイト(せいりとせいとん):https://seiri-to-seiton.com/
Facebookページ:https://www.facebook.com/gogorie1224
Instagram:@seiri.to.seiton
【所有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定ACC(Associate Certified Coach)
- ヘルスコーチ・ジャパン(HCJ)認定 ヘルスコーチ/メンタルコーチ/グループコーチ
- 薬剤師
- ハウスキーピング協会 整理収納アドバイザー1級/整理収納ベーシックコーチ認定講師/コンペティション2022新人部門ファイナリスト
渡辺久美子さん(インタビュアー/わたなべくみこ)

ダイアモンドコーチングサービス 代表(https://diamond-c-s.jp/)。東京都大田区出身。趣味はゴルフ、楽しい仲間との会食。
現在は、ヘルスコーチ・ジャパンのクラスコーチ、パーソナルコーチ、研修講師として活動中。前職は日本航空(JAL)客室乗務員/客室マネジャーとして36年勤務。2010年に日本航空を退職後、2011年にダイヤモンド・コーチング・サービスを設立しセカンドキャリアをスタート。客室乗務員のマネジメント経験を活かし、在職中から学び続けているコーチングで一人一人の人生をより輝かせるサポートと共に、組織に向けてビジネスコミュニケーション&接遇マナー研修、強みを活かしたチームマネジメント研修を提供している。
【所有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
- NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 メンタルコーチ/ヘルスコーチ
- 日本教育推進財団認定コミュニケーショントレーナー
- 米国ギャラップ社認定ストレングスコーチ
- 一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 認定トレーナー
この記事を読んで次にすること
鈴木理恵さんの体験は、薬剤師・医療従事者として働きながら新たなキャリアを模索している方、資格を取りたいけれど「なぜ取りたいのか」がまだ明確ではない方、そして一度の不合格から立ち直って再挑戦したい方にとって、実践的なヒントが詰まっています。他の合格者の体験もあわせて読むことで、ご自身のキャリア設計がより立体的に見えてくるはずです。




