健康系の企業で研究開発・マーケティング・全社横断の教育プロジェクト・経営戦略にいたるまで、一貫して「“人”と、価値を生み出すチームづくり」に携わってきた脇田真知さん。2012年に突然の発病で「自分の人生を生きることが止まってしまう」感覚に直面したことをきっかけに、本来の自分と仲間の人生のためにとコーチングの学びを始め、2016年からヘルスコーチ・ジャパンで約10年学び続け、2026年1月に修了認定試験に合格、2026年5月にICF認定ACC資格を取得されました。
資格取得要件の100時間は、ピア・トゥ・ピアのコーチング実践会で運営を一緒に担うなかで毎週のリズムをつくり、継続セッションへとつなげて積み上げられました。新形式ACC Exam対策では、10年の学びをベースに、仲間とのエグザム勉強会に加え、ICFの模擬問題をもとにNotebookLMなどのAIへ「ちょっと難しめに作って」と頼んで解説付きの模擬試験をつくり、楽しみながら知識を確認する学習法で会場受験を突破されています。
持病のために医療機器・医薬品の持ち込みが必要だった試験会場では、「合理的配慮の提供」の案内を事前に確認して落ち着いて臨み、その場で受け取った紙に「Pass」の文字を見て「ほっとした」と振り返る脇田さん。ACCを“ゴール”ではなく「基礎の基礎を自分の身に染み込ませるための通過点」と捉え、何かに「とらわれて止まっている」人が本来のパッションに出会い、扉がパッと開く——そんな伴走を思い描いています。約10年の学びと実践を重ねてこられた脇田さんに、渡辺久美子コーチがインタビューします。
この記事でわかること
- 健康系企業で「人×チームづくり」に携わってきた方が、2012年の発病による“囚われ”をきっかけにコーチングと出会い、約10年の学びの末にICF認定ACCへ進んだ道のり
- 「無理して頑張る」のではなく、ピア・トゥ・ピアの実践会で運営を担いながら自然にセッションのリズムをつくって100時間を積み上げた具体的な方法
- 仲間とのエグザム勉強会と、AI(NotebookLM)に“難しめ”の模擬試験をつくらせる工夫で、知識重視の新形式ACC Examを会場受験で突破した試験対策
ICF認定ACC(Associate Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプロコーチの国際資格の第一歩です。他の合格者の体験談と資格制度の詳細は、ACC合格者のリアル体験談【ヘルスコーチ・ジャパン累計】からご覧いただけます。
最終更新日:2026年06月
目次
- インタビューからわかった重要ポイント
- インタビュー動画
- 合格後の率直な気持ち
- コーチングを学び始めたきっかけ
- ACC資格を取ろうと思ったきっかけ
- 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
- ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
- ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
- ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
- ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
- これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
- プロフィール
1. インタビューからわかった重要ポイント
脇田真知さんのACC取得までのロードマップ
- 健康系企業で研究開発・マーケティング・教育プロジェクト・経営戦略に携わり、外部協議会の役員として「“人”×価値を生み出すチームづくり」に一貫して関わる
- 2012年の突然の発病で「自分の人生が止まる」感覚を経験し、本来の自分と仲間の人生のためにとコーチングの学びを志す
- 2016年、ヘルスコーチ・ジャパンで学びをスタート(約10年継続)
- 当初はACC取得に「どちらでもいい」という気持ちだったが、仲間から「1対1のメンターコーチングが素晴らしい」「100時間を積むと見えてくるものがある」と聞き、挑戦したい気持ちが高まる
- ピア・トゥ・ピアのコーチング実践会で運営を一緒に担いながら、毎週のリズムと継続セッションで100時間を積み上げる
- 10年の学びをベースに、仲間とのエグザム勉強会と、AI(NotebookLM)に“難しめ”でつくらせた模擬試験で対策
- 持病の医療機器・医薬品の持ち込みについて会場の「合理的配慮の提供」案内を事前確認し、会場受験を選択
- 2026/01/20 ヘルスコーチ・ジャパンの修了認定試験に合格。会場受験のICF Credentialing Examでも「Pass」「Congratulations」の紙を受け取る
- 2026/05/26 ICF認定ACC資格を取得
- 今後は、何かに「とらわれて止まっている」人が本来のパッションに出会い、扉が開く瞬間を、真のパートナーとして伴走したいと考えている
「囚われ」からの一歩——コーチングとの出会い
健康系の企業で「“人”(心理・行動・価値)×共創し価値を生み出すチームづくり」に長く携わってきた脇田さん。2012年に突然病気になり、その病気に「とらわれて、自分の人生を生きることが止まってしまう」ような感覚に直面します。そのとき、本来の自分、さらにしなやかに進化していく自分、そして周りの仲間の人生に思いをめぐらせ、「もうコーチングしかない」という気持ちで学びを始められました。
コーチングそのものは、企業で携わっていた糖尿病コーチングに関わる仕事のなかで「すごくいいな」と関心を持ち、「ヘルスコーチ・ジャパンというところがやっているんだ」と知っていたといいます。ご自身の病気の経験も重なり、2016年から学びをスタート。気づけば、もうすぐ10年の歩みになりました。
「無理して頑張る」のではないリズムで積み上げた100時間
脇田さんが100時間で一番進んだのは、ピア・トゥ・ピアのコーチング実践会でした。運営を一緒に手伝うきっかけがあり、毎週みんなと続けるリズムができたことで、そこで知り合った方から継続セッションを頼まれるようにもなっていきます。コーチング以外のコミュニティで「コーチングをやっているんですよ」と自己紹介すると、相手から「ぜひ受けてみたい」と言われることも増えていきました。
「あんまり無理せずに、どんどんいろんなお相手が増えて、セッションができていた」と振り返る脇田さん。ご自身がリズムに乗り、セッションに集中できる状態をつくっていったことが、自然な形での100時間につながっていきました。
10年の学びとAIを使った試験対策、そして会場受験
試験対策の土台は、10年にわたって何度も実践的にコアコンピテンシーと倫理規定に触れてきた経験でした。ACCを意識してからは、ヘルスコーチ・ジャパンの仲間とのエグザム勉強会にも参加。さらに、ICFが出している模擬テストをもとに、NotebookLMなどのAIに「ちょっと難しめに作ってくれ」と頼んで解説付きの模擬試験をつくり、最後にギリギリまで確認していったといいます。「なんか面白かったですね」と語る、楽しみながらハードルを上げていく学び方が印象的です。
2. インタビュー動画
3. 合格後の率直な気持ち
Q:合格して今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?
渡辺:脇田真知さん、今日はインタビューに参加してくださいまして、ありがとうございます。今回は、これからACCを取りたいという方たちのためにも、真知さんのここまでのACC取得までのプロセスを少しでもお話しいただこうと思って、お時間をいただきました。まずは、簡単に自己紹介をお願いできますか?
健康系企業を“卒業”し、いまはコーチングに専念する日々
脇田:そうですね。健康系の企業でずっと働いていて、そこを2年前ぐらいに卒業して、今コーチングの仕事をしています。コーチングとか、チームビルディングとかお願いされたことは対応したりしていますが、もうコーチングを頑張っていこう、そんな気持ちになっているところです。
渡辺:今はコーチングに専念されているんですね。その中で、今回このACCに合格したということで、改めましておめでとうございます。いつ合格がわかったんでしたっけ?
脇田:火曜日なので26日ですかね。
渡辺:じゃあまだ1週間経っていないですね。ほやほやですよね、気持ちとしては。
4. コーチングを学び始めたきっかけ
Q:コーチングを学び始めたきっかけは?
渡辺:まずはそもそも真知さんがコーチングを学び始めたきっかけって何だったんですか?
病気の“囚われ”の中で芽生えた「もうコーチングしかない」という思い
脇田:2012年ぐらいに突然病気になって。その病気にとらわれて、自分の人生を生きることが止まってしまうみたいな、そんな感覚のときに、本来の自分とか、さらにしなやかに進化していく自分とか、周りの仲間の人生みたいなことを考えたら、「もうコーチングしかない」みたいな。そんな気持ちになって学びを始めた、というきっかけです。
渡辺:その「コーチングしかない」と思った、そのコーチングそのものは、前から知っていらしたんですか?
脇田:そうですね、その企業で働いているときの仕事が、糖尿病コーチングに関係するような仕事で。直接学びはしていなかったんですけど、すごくいいなと思って、関心を持って。「ヘルスコーチ・ジャパンというところがやっているんだ」みたいに、そんなことを見ていたりした、という経緯があります。
渡辺:ご自身のご病気もあったりして、自分でも学ぼうと思われたんですね。その学びのスタートは何年ぐらい前でしたっけ?
脇田:学びのスタートが2016年ですかね。もうちょっとで10年になるかな、はい。
5. ACC資格を取ろうと思ったきっかけ
渡辺:じゃあ、その10年の学びの中で、このACCの資格を取ろうと思った理由は何ですか?
「どちらでもいい」から「やってみたい」へ——仲間の言葉が背中を押した
脇田:ACCの資格については、初めはどっちでもいいみたいな感じだったんですね。学びや実践で自分も元気になってきていたし。企業や外部協議会でも理事をやっていて、めちゃくちゃ忙しくて充実していたので。それから、その頃は副業はダメということで、資格を取るための有料セッションができないという状況もあったので。ちょっとどっちでもいいかな、と自分では思っていた時期が長かったんですけれども。そういうことをやっているときに、仲間がどんどんACCを取り始めて。資格そのものを取るかどうかというよりも、取るプロセスで「1対1のメンターコーチング、素晴らしいんだよ」とか、「100時間を積むことで、見えてくるものがあるんだよ」みたいなことを、いろんな仲間から聞いたりして。それですごく「やってみたい」気持ちが高まった、そんなことだったなと思っています。
渡辺:ご自身でもコーチングの効果を実感したけれども、仲間からいろんなお話を聞いて、やっぱり自分も取りたいなと思われたんですね。1つの目標を持つと、また違ってきますものね。
脇田:そうですね、ACCを意識してやることが、すごく充実しているという様子が伝わってきた、そんな感じでした。
6. 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
渡辺:ACCを取得するためには、修了試験をまず受けなくてはいけないんですけれども、そのためにはどのような工夫をされましたか?
ACCは“ゴール”じゃない——その先の世界を見たことがエネルギーに
脇田:2つ思いつくなと思っているんですけど。自分の気持ちのエネルギーを上げるという意味では、ACCの取得がゴールじゃなくて、もっと先のイメージを持てたのが、すごく自分のエネルギーになったなと思いました。具体的には、ACC、PCC、MCCのミニマムスキルを横並びで味わってみよう、というような企画があったりして。その先の「こんなコーチングの世界が広がっているんだ」ということを感じられると、「じゃあ、ACCってどんな意味があるのか」というのが、自分の中でも「そこに向かうための基礎の基礎を自分の身に染み込ませる」というイメージが出てきて。それはすごく自分のエネルギーになりました。もう1つは、1対1のメンターコーチングでいただいた開発ポイントを、ピア・トゥ・ピアでどんどん実践したり、実験したり、フィードバックをもらったり。そこがすごく充実してできた、という印象があります。
渡辺:先ほどもおっしゃっていたこの100時間、ACCを取るためには実践していかなくてはいけないんですけれども、その実績はどのように取られましたか?
実践会の運営を担い、毎週のリズムの中で自然に増えていったセッション
脇田:100時間については、ヘルスコーチ・ジャパン以外のマッチングしてくださるところなんかも使ったんですけど。一番進んだのは、やっぱりピア・トゥ・ピアのコーチングの実践会で、特に自分が運営を一緒に手伝うきっかけがあって。毎週皆さんと一緒に、というリズムができたし、そこで知り合った方から継続セッションを頼まれるようにもなりました。自分がリズムに乗ってセッションに集中できる感じになってくると、他のコミュニティに行ったときに「コーチングやってるんですよ」って自己紹介すると、「ぜひ受けてみたい」って向こうから言ってくださったりして。あんまり無理せずに、どんどんいろんなお相手が増えて、セッションができていた、という印象があります。
渡辺:ご自身が実践会の運営を担われると、さらに自覚も高まりそうですし、やる気にもなりますよね。今聞いていると、無理してという感じじゃないですよね。本当に楽しんでいるのが伝わってきます。
脇田:そうですね、無理してという感じじゃないですね。
100時間の実績セッションは、100時間のうち75時間が有料セッションでなければなりません。脇田さんは、ヘルスコーチ・ジャパン以外のマッチングの仕組みも使いながら、特にピア・トゥ・ピアのコーチング実践会で運営を一緒に担い、毎週のリズムと継続セッションのなかで積み上げていかれました。
人によっては、社内で許可をとり、社内コーチングで達成される方もいらっしゃいます。人事部への許可が必要ですが、給料をもらってやっているコーチングになるので、有料カウントができるのです。
ただし、上司が直属の部下に行うコーチングは、実績セッションとはみなされなくなっています。この理由は、上司部下の関係性の中で行うと、コーチングで最も重要な、Partner Withができなくなるからと思われます。
7. ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
渡辺:ACCを取るために、修了試験を受けて、その後の筆記試験のクレデンシャルエグザムがあるんですけれども。その勉強方法はどうやって勉強されたんですか?
10年の学びをベースに、仲間との勉強会とAIで“難しめ”の模擬試験
脇田:エグザムは、基本はコンピテンシーと倫理規定だと思うんですけど。10年と長い間学んでいるので、何度も何度も実践的にそのあたりを学ぶ機会があったのがベースになっているなと思います。ACCを意識してからは、ヘルスコーチ・ジャパンの仲間とのエグザムの勉強会にも参加するようになりました。あと、最後の頃は、ICFが出している模擬テストをもとにして、NotebookLMとかAIに模擬テストを作ってもらって。解説も全部付きで出してもらって。「ちょっと難しめに作ってくれ」みたいなプロンプトを出して。ちょっと難しめのやつを、最後はギリギリに確認したりしました。
渡辺:ご自分でいろんな勉強法を工夫されて、自分で少しずつハードルを上げていたというのは、ものすごくパワーを感じますね。それを楽しむというところがいいですね。
脇田:なんか面白かったですね。
以前は、ACC資格取得のときも、それよりももっと上級のPCC・MCC資格取得のときも、経験重視のICF Credential Examという試験を受ける必要がありました。
ところが、まだ100時間の実績しかもっていないACC新規資格申請者にとって、経験重視のICF Credential Examは難しすぎるという、世界中からの声があり、ICFはその声を受けて、まだ経験が浅いコーチ達も達成できる試験として、知識重視のACC Examを作りました。
2025/05/02からは、ACC新規申請の場合は、全員が新しいACC Examを受検することに統一されました。脇田さんもこの新ACC Exam時代の合格者です。
ICF Credential Examに関しては、世界中の先輩コーチたちが対策などを公開していて、情報が豊富にあるのですが、ACC Examに関しては、まだ受検者数も少なく、情報が乏しい中での受験となります。脇田さんは、10年の学びをベースに、仲間とのエグザム勉強会と、AI(NotebookLM)に“難しめ”でつくらせた解説付きの模擬試験で、知識重視の新ACC Examを乗り切られました。
脇田さんが受講された、コーチングスキル完全マスターL1コースには、ICF資格取得サポートのプロダクトがもれなくついているので、このようなICFの制度変更や、試験の変更などの最新情報を、常にキャッチすることができるようになっています。
8. ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
渡辺:その筆記試験は、会場で受けられたんですか?実際どうでしたか?
持病の医療機器の持ち込み——「合理的配慮」の案内を事前に確認して臨んだ会場受験
脇田:会場で受けました。会場は結構システマティックで、ACCやICFではない、いろんな試験を皆さん受けに来ているんですけれども。そんなに困ることはなかったんですが。1つ、私はさっき言ったように病気を持っているので、医療機器とか医薬品の持ち込みが必要で。持ち込み制限がかなり厳しいと聞いたので。会場のホームページの説明を見ていたら、「合理的配慮の提供」みたいなタイトルで、「こういうものは事前に申請しなくても持ち込めます」「それ以外だったら事前にご連絡して相談してください」と書いてあって。私の持ち込みたいものは、たまたまもうリストに入っていたので、会場で「ここに書いてありましたね。これなんです」と見せて、ちゃんと持ち込めた、ということがありました。
渡辺:事前にきちんとホームページの確認をして、しっかりと準備されたんですね。そして、試験が終わって、その場で結果がわかるんですってね。
その場で受け取った紙に「Pass」「Congratulations」——「ほっとした」瞬間
脇田:その場で紙をペロッともらって。後ろをパッと見たら、「Pass」「Congratulations」とか書いてあって。気持ちとしては「ほっとした」、そんな感じですね。あともう1つ思い出したのが、登録する名前を翻訳されるので、変な名前になっていたりすることがあって。私も漢字を英訳したような形で変な名前になっていたので、事前に「修正してください」という連絡をしました。ヘルスコーチ・ジャパンのビデオで、「名前を修正しないで大変なことになった」という体験談を見ていたので、「あ、これだ」と思って、事前に修正できました。
渡辺:いろいろと準備万端にして、いろんなものを修正して、当日OKという感じで臨まれたんですね。
脇田:そうですね。
Examは、会場受験とオンライン受験の2つの方法から選べます。
会場は全国にあり、試験の運営は、ピアソンVUEというところがやっています。ここは、ICFの試験だけでなく、マイクロソフトやIBMなどの試験も行っているので、隣の席の人は、違う試験を受けているという状態になります。
これまでの合格者からの情報によると、高橋洋さんは、自宅でのオンライン受検で、結局当日になってつながらないということになり、会場受験に変更したという報告があります。
会場は、そこそこでかなり状況が違いますが、試験開始直前にならないと入れない、ということは、複数の人が話しています。石田真由さんは、周りの音が気になって集中できなかったので、会場備え付けの耳栓を使ったとのことでした。今回、脇田さんは会場受験を選び、持病のために必要な医療機器・医薬品の持ち込みについて、会場の「合理的配慮の提供」の案内を事前に確認して、落ち着いて臨まれました。翻訳で登録名が変わってしまう点も、ヘルスコーチ・ジャパンの体験談動画で予習し、事前に修正を済ませて当日を迎えられています。
試験は、ピアソンVUEというところが一括して請け負っているので、下記から詳しい情報を手に入れておいてください。
9. ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
渡辺:このヘルスコーチ・ジャパンで、10年学ばれてよかったなと思うことって、どんなことですか?
一番は「仲間」、そして自分の根っこを深く知る「あり方」の学び
脇田:一番良かったのは、やっぱり仲間が得られたこと。学びという意味では、あり方のところ。最近はSMTやパッションコーチングを学んだりしていますけど、そういうことで、まず自分の本来の根っこを深く知る。そうすると自分が面白くなって、面白がって。すると周りの方も面白く、愛おしくなるみたいな。今、そんなことが起こっていて。それはコーチングの学びを深めることにも、実践を進めることにも、すごくエネルギーにつながっているなあという感じです。
渡辺:自分をよりよく知って、自分が愛しくなると、周りの人も愛おしくなる。コーチングの本当に根本の考え方ですよね。今でも仲間との集まりや勉強会をされているんですか?
脇田:そうですね、ピア・トゥ・ピアのコーチングの実践会は、今度たまたまですけど、代表をすることになって。またみんなと学びを深めることになります。
渡辺:どんどんこれからも活躍していきそうです。まさにACCは1つの通過点という感じですもんね。
脇田:なんか大事な基礎の基礎を染み込ませるための通過点みたいな。そんな感じがしています。
ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コース(ACC資格がとれるコース)の受講期間は、業界最長の3年間です。しかも、3年間の受講期間の間、何度再受講しても無料です。
なぜこういうシステムにしているのかというと、コーチングは会話なので、英語などの語学学習と同じように、実践を何度も繰り返さないと日常の中で自由に使いこなせるようにはならないと思っているからです。
脇田さんも、約10年にわたってヘルスコーチ・ジャパンで学び続け、SMT(セルフマネジメントトレーニング)やパッションコーチングなど、繰り返し学べるシステムのなかで「あり方」を深めてこられた一人です。
ヘルスコーチ・ジャパンには、ICFジャパンが認定している、CODE&CCアンバサダー資格を持つコーチが5名もいます。これは国内スクールのうち最多の在籍数です(全国でもまだ十数名規模の希少な資格です)。
だからこそ、ICF Credentialing Examで出題される、コアコンピテンシー、倫理規定、PCCマーカーを深く学ぶことができるコースが、たくさんあります。脇田さんが「ACC、PCC、MCCのミニマムスキルを横並びで味わう」企画を通じてコーチングの広がりを感じられた背景にも、この専門家層の厚みがあります。
10. ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
渡辺:真知さんは、これから先、ご自分でこのコーチングをどのように生かしていきたいですか?
「とらわれて止まっている」人の扉を、真のパートナーとして一緒に開きたい
脇田:先ほど言った、何かにとらわれている、病気だけじゃなくていろんなこと、「普通こうだよね」とか「こうすべきだよね」みたいなことも含めて、とらわれて止まっているような人たちに、やっぱりその根っこにあるパッションみたいなこと。自分の人生をどう生きていくかみたいなことを見つけて、そこがパッとドアが開くような、そんなことをサポートしたい。一緒に真のパートナーみたいなイメージで、一緒に進化していく、成長していく、そんな関わりがいいなと思っています。
渡辺:ドアをパッと開けて、その次の世界を一緒にパートナーとして進化していくという言葉を使われて、素敵だなと思いました。これからも真知さんがどんな進化をしていくのか、すごく楽しみです。
脇田:ありがとうございます。
ヘルスコーチ・ジャパンには、ピア・トゥ・ピアのコーチング実践会など、修了後も仲間と学び合い、実践を続けられる場があります。
脇田さんも、その実践会の代表として運営を担いながら、何かに「とらわれて止まっている」人が本来のパッションに出会えるよう、真のパートナーとして伴走していくことを思い描いています。
11. これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
渡辺:これからACCを取りたいと思う方、学び始めた方への応援メッセージがあれば、ぜひお聞かせいただけますか。
ACCを“目的”にせず、「取った先に何があるか」を描いて進む
脇田:ACCを取ることを目的にするというよりは、「取った先にどんなことがある」というのを描いて、そこに向かうのが、「無理して頑張らなきゃ」みたいなことにならない。楽しく学びを進めて、取得につなげる。なんかそんな感じがしています。
渡辺:ACCを単なる目標や目的にするんじゃなくて、その先に何をやりたいかというところですもんね。今日はインタビューにご協力くださいまして、ありがとうございました。
脇田:はい、どうもありがとうございました。
セルフマネジメントトレーニングは、コーチングスキル完全マスターL1コースの中でもっとも人気のあるプログラムです。このトレーニングでは、コーチとして活動するために必要な「心の土台」をしっかり整えることを目的としています。
コーチングでは、クライアントに寄り添うことが求められますが、同時に、感情に巻き込まれすぎず、冷静さを保つことも重要です。そのために、自分の感情の扱い方や、人との境界線の引き方、「言葉」だけでなく「在り方」を大切にすることを学びます。
脇田さんが「無理して頑張るんじゃない」「自分の本来の根っこを深く知ると、自分も周りも面白く、愛おしくなる」と語られた背景にも、こうした「在り方」を整えるセルフマネジメントの土台が、L1コースの中に組み込まれていることがあります。
あとがき
脇田真知さんの歩みは、企業の中で「人とチームづくり」に長く向き合い、いまコーチングを軸に独立して活動していく方に、「資格は、無理して取りにいくものではなく、楽しい実践の積み重ねの先に立ち上がってくる」という確信を届けてくれます。2012年の発病による“囚われ”をきっかけにコーチングと出会った脇田さんは、ピア・トゥ・ピアの実践会で運営を担いながら自然なリズムで100時間を、10年の学びと仲間の勉強会・AIを使った“難しめ”の模擬試験で新形式ACC Examを、それぞれ着実に乗り越えてこられました。
「ACCはゴールじゃなく、基礎の基礎を染み込ませるための通過点」——この言葉は、脇田さんがコーチングを“資格を取って終わり”のものとしてではなく、その先に広がる世界に向かう学びとして受け取ってこられたことを物語っています。持病の医療機器の持ち込みを「合理的配慮の提供」の案内で事前に確認し、登録名の翻訳ミスもヘルスコーチ・ジャパンの体験談動画で予習して整える——その一つひとつの準備にも、「無理せず、でも抜かりなく」歩む姿勢がにじみます。
企業で経験を積みながら独立コーチへの一歩を考えている方、すでにプロコーチとして活動しながら国際資格で軸を持ちたい方、そして「何かにとらわれて止まっている人の扉を開きたい」という想いを抱く方にとって、脇田さんが「とらわれを未来の扉に変える」真のパートナーとして歩んでいく姿は、確かな道しるべになるはずです。これからのご活躍を、ヘルスコーチ・ジャパンも応援していきます。
この記事を読んで次にすること
脇田さんの体験は、企業で培った専門性を土台にコーチングで独立・活躍していきたい方にとって、ACCを「その先の世界」への通過点として位置づける一つの道筋を示してくれます。自分のペースで実践を楽しみたい方、そして「資格の先にある本当にやりたいこと」を描きたい方は、他の合格者の体験もあわせて読んでみてください。
12. プロフィール
脇田真知さん(合格者/わきた まち)
“本来のあなた”が生きるを支えるパートナー
健康系企業の研究開発・マーケティング・全社横断教育プロジェクト・事業計画・経営戦略のほか、外部協議会の役員としてさまざまな企業現場の課題を踏まえた研究会を立ち上げるなど、一貫して「“人”(心理・行動・価値等)×共創し価値を生み出すチームづくり」に関わってきました。突然の発病での囚われをきっかけに、“本来の自分”“さらにしなやかに進化する自分”と仲間の人生のためにコーチングの学びをスタート。約10年の学びと実践を重ね、エグゼクティブのご希望にも対応しています。その囚われは、未来の扉に変わる——そんな想いで、クライアントが自らの可能性を最大化できるよう、真のパートナーとして「変容」と「自律性」を支えています。
趣味は「歩くこと」「暗闇ジャンプ」。ハマっていることは「実験」(頭だけで考えるのではなくやってみて体感し新しく生み出すこと)「成人発達理論」。
【保有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定 アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)
- ヘルスコーチ・ジャパン認定 ヘルスコーチ/メンタルコーチ/グループコーチ/パッションコーチ®
- 全米NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー
- 医療経営士
- JDLA ディープラーニング for GENERAL
渡辺久美子さん(インタビュアー/わたなべ くみこ)

ダイアモンドコーチングサービス 代表。https://diamond-c-s.jp/
東京都大田区出身。趣味はゴルフ、楽しい仲間との会食。現在は、ヘルスコーチ・ジャパンのクラスコーチ、パーソナルコーチ、研修講師として活動中。
前職 JAL客室乗務員/客室マネジャーとして36年勤務。2010年 日本航空を退職後、2011年 ダイヤモンド・コーチング・サービスを設立しセカンドキャリアをスタート。客室乗務員のマネジメント経験を活かし、在職中から学び続けているコーチングで一人一人の人生をより輝かせるサポートと共に、組織に向けてビジネスコミュニケーション&接遇マナー研修、強みを活かしたチームマネジメント研修を提供。
【所有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
- NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 メンタルコーチ/ヘルスコーチ
- 日本教育推進財団認定コミュニケーショントレーナー
- 米国ギャラップ社認定ストレングスコーチ
- 一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 認定トレーナー

