糖尿病看護認定看護師として医療現場で多くの患者さんと向き合ってきた足立里美さん。「私はコーチングには向いてない」と懐疑的だった彼女を変えたのは、受講中の「コミュニケーションスタイルワーク」で出会った、自分とは全く違う価値観との衝撃でした。
この記事でわかること
- 糖尿病看護認定看護師が医療現場と両立しながらACC資格を取得するまでのリアルなプロセス
- 契約コーチング・相互練習・院内外研修で100時間のコーチング実績を積み上げた具体的な方法
- 「コーチングに向いてない」と思っていた懐疑派が、自分自身の変化に気づいた瞬間
ICF認定ACC(Associate Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプロコーチの国際資格の第一歩です。他の合格者の体験談と資格制度の詳細は、ACC合格者のリアル体験談【ヘルスコーチ・ジャパン累計】からご覧いただけます。
最終更新日:2026年04月22日
目次
- インタビューからわかった重要ポイント
- インタビュー動画
- 合格後の率直な気持ち
- コーチングを学び始めたきっかけ
- コーチングを学び続けての感想
- ACC資格を取ろうと思った決め手
- 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
- コーチ力アップに役立ったこと
- ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
- 試験会場での実際の受検の様子
- これからのチャレンジ
- これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
- プロフィール
1. インタビューからわかった重要ポイント
足立さんのACC取得までのロードマップ
- 2017/7/16に糖尿病コーチングから学習スタート
- 2018/12/10からメンバー登録
- 同時期にACSTH認証プログラムにコース変更(当時のコース名は糖尿病コーチング完全マスターコース)
- その後も、メンバーとしてアシスタント活動をされつつ学びを継続
- ICFの制度変更により、2023/2/22にLEVEL1へコース変更
- 2024/1/24 ACC修了認定試験合格
- 2024/3/30 ACC資格取得
ICF Credentialing Exam対策は入念に
足立さんの場合、事前に情報を集め、十分な事前対策をされていましたが、問題がひねってあって長文なうえに、英文と日本文とをいったりきたりしているうちに内容を忘れそうになる、ということが起こり、混乱したそうです。
小さなボードを貸してくれるけど、それは書くだけの消せないボードだとのこと。
試験時間は3時間+日本語選択の場合はプラス30分、計3時間30分で休憩は5分だけ。相当の集中力と忍耐力が必要とのこと。
会場により開催日が異なるので早めの予約が必要
会場により試験の開催回数や開催曜日が違っているので、事前に入念に下調べをして、早めにスケジュールを確保する必要があるようです。
2. インタビュー動画
3. 合格後の率直な気持ち
田所:足立さん。貴重な時間を頂き、ありがとうございます。
足立:こちらこそ。
田所:今回はですね、ACC認定資格に見事に合格したということで、足立さんに資格取得って実際のところどうなのみたいなことをですね、伺ってみたいなと思います。
足立:はい。
田所:聞き手は田所が進めますのでよろしくお願いします。
足立:はい、よろしくお願いします。
田所:まずはACC認定資格取得おめでとうございます。
足立:ありがとうございます。
Q:合格して今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?
田所:どうですか?合格して今の率直なお気持ちいかがですか?
足立:いや、率直な気持ちとしてはもっと嬉しいかなと思ったんですけど、ああ、やっとここまで来て、次また、新しい道がこう進むんだろうなあっていうところで、わあ嬉しいっていう感じには全然なってない自分がちょっと驚きというか、ここに立てて嬉しいんだけども、意識は次に向いてるなあっていう感じ。
田所:もう次に向いてる感じ。そうなんですね。はい、ありがとうございます。
4. コーチングを学び始めたきっかけ
Q:そもそもコーチングを学び始めたきっかけって何ですか。
田所:まず、コーチングを学び始めたきっかけあたりから聞いていいですか?
足立:はい。学び始めたきっかけは、私が糖尿病の専門の認定看護師なんですけれども、同期で一緒に学んでいた看護師さんから、すごくいいんだっていうことを言われていて、何がいいんだかよくわかんないなっていうところが実際だったんですけど、たまたま自分の研究費が余っていたので、年度末にそれにつぎ込んだんです。ちょうど金額も同じような感じで。
足立:これがいいと思って、申し込んだら、すぐ顧さん(事務局)が返事をくれて、早急にいろいろやってもらったので、手続きとか領収とか。なんかすごくいい感じだなっていうのを最初に実感して、糖尿病コーチングというところから始まりました。そんなに期待してなかったです。最初は・・・
田所:ああ、期待してなかった・・・
最初は期待していなかった、でも期待をはるかに上回る衝撃でした
足立:まあ、普通の講座みたいな感じで、ああ、なんか新しく学んだなあ、良かったなあって終わるかなぁ・・・っていうふうに思ってたんですけど、もう期待をはるかに上回る学びがあったのがコミュニケーションスタイルワークで、自分と違う価値観の人が大切にしていることが、こんなに違うんだっていうことが、もうびっくりしてしまって・・・
足立:あの時の驚きって本当に、あれから今までにないかなっていう、それぐらい驚いて、私の今までの人生って、これを知ってたらもっと違ってただろうなあって思うこともあったり、これをもっと他にも広めたいなぁ・・・っていうふうな。でも一番はもっと知らないことがきっとあるであろうっていう期待が、すごくそこで芽生えて、始めました。
田所:ありがとうございます。なんとなく流れの中で受け始めたところで、人生最大の衝撃を受けた感じなんですね。
足立:そうです。
田所:それもあって、コーチングの学びは続けようって思われたんですね。
足立:はい。
5. コーチングを学び続けての感想
Q:学び続けてみてどうでしたか?
田所:どうですか?学び続けてて、やっぱり期待通りだった?
足立:もう期待通り、正直そこと同じような感覚ではないんですが、随所にそういう新しい発見とか学びとか、あと自分ができもしなかった思いもしなかったこととかが、できるようになったっていうところが、すごく自分のこれからの人生の期待、そういうものに繋がってるから、それを手放したくないなあっていう感覚でずっとやってるんだなっていうふうに思ってます。
田所:なるほど、どんなところが身についてきて、ああ、よかったなあっていうふうに感じられたんですか?
足立:人が話してるところの言葉とか、何を意味しているのかっていうところにばかり、私、今まで焦点が当たってたんですけど、それとは違うところ、表情だったり、こう間の置き方だったり、言葉の強さだったり、そういうところにフォーカスができているのが、今もこうやって田所さんと話していて、あ、田所さん、こっち見てるとか、何を話しておられるんだろうとかっていうところに意識が向くようになったのが自分ですごく嬉しいし、そこが一番ですかね。
田所:なるほどね。やっぱり今までだったら言葉の意味を理解しようってしてるところ。それだけじゃなくて表情だとか、この人何考えて話してるんだろうなみたいなね。そういうとこに意識が向いて、それがお仕事なんかでも生かされてきたんでしょうね。
足立:ああ、すごく生かされていると思います。
事実から非言語へ・・・意識が向く先が変わることで仕事にもプラスの影響が・・・
6. ACC資格を取ろうと思った決め手
田所:で、どうでしょうね?コーチング学び始めて、コーチング身に着けましたで終わる人もいますけども、足立さんはその上に、さらにこの認定資格を取る。そこなんか決めた何かがあったんですかね?
LEVEL1を修了すればACC、LEVEL2を修了すればPCCと、資格取得のロードマップが明確で、前に進みやすかった
足立:それはヘルスコーチ・ジャパンで、レベル1とかできるようになったじゃないですか。ACCやPCC、そういうところがいちいち自分で考えなくても、そこをこういうふうにやればここに行けますよ、っていうレールを敷いてもらったのが一番、自分の中に大きくて・・・でなければ、まだ三年後とか、 多分もっと後になっていたと思いますが、そこのレールを敷いてもらったことと、今学んでるみんなと一緒に行きたいなあっていう思いがすごくあって、なので、思い切って、もう迷いはなく、そこにポチッと申し込んだっていう感じ。
足立さんの場合は、昔の認証プログラムACSTH時代の受講者でした。ICFの認証制度の変更により、LEVEL1に変わったので、ヘルスコーチ・ジャパンでは、ACSTH受講者の方々には割安の追加パックでLEVEL1にコース変更できるようにしました。足立さんは、その最初のACC合格者となります。
今学んでいるみんなと一緒に行きたい思いも強かった
田所:そうだったんですね。足立さんにとっては何かレールが敷かれた感じがして行きやすいって思われた。その辺が認定資格取ろうと思った決め手だったんですね。
足立:しかもなんかここをこんな風にすればいいんだっていうのが動画だったり、まあ動画もだし、そう解説もだし、実際やった人がこういうふうに流れでやったっていうのが見ることができるじゃないですか。で、あれですごく、道筋が、こうすればいいんだっていうのが自分の中でクリアだったのですごく行きやすかったです。
資格取得に関するサポートが手厚かった
田所:それはサポートもあったっていうところですかね。
足立:ああ、そうです。もちろんです。
田所:なるほどね、そうするとハードルも下がった感じがして。これだったら私も行けるみたいなね。
足立:そうです。
ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コースには、もれなく「ICF資格取得サポート」プロダクトがついています。
この中には、ICF資格取得に関する様々な情報に加え、ICFへの資格申請時の実際のところを、最初の合格者となった高橋洋さんにご協力いただき、動画として撮影したものもアップされています。
足立さんはその動画を見てご自分で無事に申請し合格されたというわけです。
7. 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
田所:ありがとうございます。じゃあ実際にその認定資格を取得しようと思うと、まあ、そうは言っても色々と苦労があったと思うんですよね。
足立:はい。
田所:例えば、認定資格のために、ACCだとすると100時間のコーチングの実績。こんなところはどんなふうに積み上げていかれたんですか?
足立:これは正直なところは今コーチングをやってる人たちと契約書が交わしながら、やってるっていうところがメインになってはくるんですけれども、それ以外にも、看護師だったりとか、まあ仲間ですよね。一緒にやってる同僚とコーチングを、1コインでもいいからみたいな感じでやっていったところの積み重ねなので、最初は本当に全然進まないなあと思ってたんですけど、知らない間に積み重なってきたなって。あ、なんかこんなに溜まってるみたいな、本当は今年取れるのかなぁ・・・と思ってたんですけど、そこのところはびっくりするぐらい、振り返ったら、たくさんの時間が積み重なってきたなっていうところがあります。あとは院内研修とかでもやったりとか、院外の研修でもコミュニケーションスタイルをやったり、そういったこともポツポツはやってます。
田所:そっか相互コーチングやったり仲間にクライアントになってもらって、そこで契約を取ってコーチングを積んできたっていう感じなんですね。
足立:はい。
知らない間にいつの間にか達成していた・・・
100時間の実績づくりは、受講前の方々が一番心配されていることとなります。ヘルスコーチ・ジャパンには、受講者自主練チームが3つあり、そこで互いに練習し合っています。その中のひとつは、ワンコインでピアツーピアコーチングを実践しているチームです。練習生同士で契約を交わし行うピアツーピアコーチングは、ICFも認めている方法となります。
足立さんはそれも活用しつつ、ご自分の周りの方々にも積極的に声かけをして、100時間のセッション実績を達成されたというわけです。
8. コーチ力アップに役立ったこと
田所:もちろん100時間やることでコーチ力みたいなところもついてきますけども、その他に何かコーチ力をつけるために役立ったことはどんなところがありますかね?
足立:コーチ力をつけるために役立ったこと、例えばどんなことがあります?
田所:どんなことがあるでしょう?いや、どんなになりますかね? まあ、もちろん学びもあっただろうと思いますし。
足立:はい。
田所:はい。あと、そうね、何があるんだっけ?メンターコーチングとか。
足立:ああ、そうですね。メンターコーチングももちろんそうですね。あとコアコンピテンシーの学びがなんて言うんだろう。まあ、今までやってたコーチングを覆すような、コアコンピテンシーを軸にして大切にするコーチングとそうでないものって、こんなふうに違うんだって提示をされたときにびっくりしてしまって、こんなにこれって大事なものなんだなぁ・・・っていうところに気が付いたときに、さらにもっと学ぼうっていう。 それがあってこそのACCっていう資格があるんだろうなあってところが紐付いたので、そこでの学びはさらに促進したかなというふうに思います。
田所:なるほどね。コアコンピテンシーの講座がありましたもんね。その中でいろんな事例もあったかな。
足立:はい。
田所:ディスカッションもしながら、そんなとこでコーチングってここを目指してるんだっていうのは足立さんの中に腑に落ちた部分が出てきたって感じですかね?
足立:そうですね。腑に落ちました。
コアコンピテンシーの学びでさらに前に進めた
ヘルスコーチ・ジャパンには、ICF Credentialing Exam合格に欠かせない、コアコンピテンシー・倫理規定・PCCマーカーに関する講座が数多くあります。
しかも、ICFジャパンが行っている「CODE&CCアンバサダー」の資格を持つコーチが3名もいます。つまり、コアコンピテンシーや倫理規定、PCCマーカーに精通した上級コーチが揃っていて、上級レベルの深い学びが可能なコースがたくさんあるということです。なので、他のスクールからも、多くの有資格者が学びにいらしています。
下記ページの「コアコン・倫理を学ぶ」のタブを開いてみてください。
https://health-coach.jp/ccepack-course-list
9. ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
田所:はい、ありがとうございます。あと実際、試験受けるためにICF Credentialing Exam認定資格試験。 聞くとこによると、あんまり評判良くないみたいですけど、どんな準備されたんですかね?そこに向けては。
足立:はい、ICF Credentialing Examを受けた人からこういうことを勉強したらいいよっていう。YouTubeですよね。ICFが提示してるものだったり、あとほかにもあったり、あとはブログ。 ICF Credentialing Examを何回も受けて、失敗してこういうことを大事にして今合格しました、っていうようなブログをですね、見ました。で、そこでやっぱ実際こんな感じなんだろうなあっていうイメージが湧いたので、あとはICFが出している問題を読み解いて、自分の言葉でしゃべれるようにコアコンピテンシーと何番のコアコンピテンシーを言ってるのか。で、そこの部分と乖離してるのはどこの部分なのかとか、ここはコーチ目線になってるよねとか、そういったところが腑に落ちるまでやったっていうところかなというふうには思います。
田所:色々とやっぱり事前準備じゃないですけど、勉強というか、しっかりされたんですね。
足立:はい、すごくしました。
田所:すごくしました。うん、なんかそこの頑張った感じが伝わってきました。
足立:はい。
足立さんが先輩コーチから教えてもらって参考にしたページ(一部)
ICF【公式】ICF Core Competencies (2021)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMBtOVpaN5DjRt-VAJIa0Xe0MLuA-LZNk
上記の日本語訳をしてくれているページ
- ICF コア・コンピテンシー1:倫理に基づいた行動をしていることを示している【英語動画まとめ】
- ICF コア・コンピテンシー2:コーチングマインドを体現している【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー3:合意の確立と維持【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー4:信頼と安全を育む【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー5:今ここに在り続ける【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー6:積極的傾聴【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー7:気づきを引き起こす【英語動画まとめ】
- ICFコア・コンピテンシー8:クライアントの成長を促進する【英語動画まとめ】
ICF【公式】ICF Code of Ethics (2020)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMBtOVpaN5DhGnQMkwdA6Mebib094zEgW
10. 試験会場での実際の受検の様子
田所:それで実際会場に行かれたっていうことですね。
足立:はい。
田所:会場に行く申し込みみたいなのって、どうされたんですか?
足立:申し込みは高橋洋さんがこれの前に動画でアップされて。(高橋洋さんの体験談は→こちら)
田所:やってましたね。
足立:もうあれをとにかく見て、こんなふうにするっていうのを再現した感じで、あとは、ICFが提示してる、試験会場ではこんなふうになりますとか、あとは実際受けた人の話を聞いてこんな感じです、っていうのを聞いていたので、そこであんまり慌てることはなかったです。
田所:うん、なるほどね。 それでいついつにどこの会場でっていうのが申し込みで決まるということなんですね。
足立:そうです。ただ、私が申し込んだ会場は本当に申し込みたかったのは月に一回しか開いてないところ。
田所:そうなんですね。
足立:で、そこはダメだったので、じゃあ二番目のところにしようと思ったら、そこも土日しか空いてなかったりとか。まあ、早めにチェックして準備したほうがいいのかなとは思いました。
田所:うん、そうすると仕方なく土日かなんかに行かれて、試験されたって感じなんですね。
足立:はい。
田所:はい、ありがとうございます。どんな内容でした?って言える範囲でいいんですけど、その仕組みでもいいですけど、どんな感じでした?
足立:なんかなんとも再現しようがないような問題。たしかにICFが提示してる、ああいう問題ではあるんですよ。なんですけど、結構ひねってあって、私、あれを頑張ってこのパターンを自分の中に落とし込めば、いろんなのにも応用ができるんじゃないかっていうふうに思ってたんですけど。でも実際やってみると、あんまりそのパターンっていうのが私の中では見えてこなくて、どれも難しくて、どれも自信がない回答がちょっと続いたっていう感じですね。だから結構文章も長いし短いのもあるんですけど、割と長めでそれ読むだけでも日本語訳してあるので、変な文章になるじゃないですか。そこを頭の中で読み解くにも結構エネルギーがいったなっていう印象です。
田所:そっか最初はまず英語の画面が出てくるんですよね。それで日本語訳をポチってやると日本語になって。
足立:そうです。
足立:でその後回答を例えばAがベストでDがワーストだったとすると、それを覚えておいて一回閉じて英語に戻った時点で、ドラッグして持っていくっていう感じになるんで、それを忘れちゃうことがあるんですよ、なのでこんなボードを貸してくれるんですね。消すことはできない。書くだけのボードを貸してくれて、そこでAがベスト、Dがワーストみたいな感じでメモしといてあと戻したときにもう一遍やるみたいな感じで。
田所:あそっか、試験会場には私物は持ち込み禁止なんですね。そうしたら。
足立:そうなんですよ。
田所:でボードみたいのを貸してくれる?
足立:はい。ちっちゃいボードで消しゴムとか消すところがないんですよ。だから書くだけみたいな。それ意図があるんだと思うんですけど消せずに、書くだけのボードでした。
田所:やっぱり相当拘束されるんですね。
足立:そうですね。
田所:時間はどうでした?
足立:時間っていくらでしたっけ?3時間ちょっとですよね。確か日本語に訳す場合は30分延長があるので、間で5分休憩なんですけど、本当にトイレに行く時間しかなかったです。で、またすぐ始まるので、結構、ああいうの集中力がある方なんですけど、前半は良かったんですけど、後半の半分ぐらい来た時に発狂しそうになって、ああ、みたいな感じですけど、その時はマイコーチの顔を思い浮かべながら私はやるんだ。で、もういっぺん元に戻ったっていう感じです。
田所:まあ3時間だもんね。大変ですよね。その辺はね。ちょっと覚悟していかなきゃいけないっていうことですよね。
足立:そうですね。
田所:はい。それでじゃあ実際終わりましたっていうと、結果はどういう風に送られてくるんですか?
足立:はい。その会場を出てすぐのところで受付があるので、そこで終わりの手続きというか、サインをしてで、そのときにもう用紙をくれるんですよ。裏返しにして名前あってますか?っていって、名前あってますって言ったら、それじゃあお渡ししますって言って、で表に返すと、結果が書いてあって、私二点だけ上回ってたのでパスって書いてあって、なんかよかったっていう安堵感。
田所:なるほどね。受付でなんかもらって、そこにパスしました、不合格です、がもらえるっていうことなんですね。
足立:はい、点数付きで。
11. これからのチャレンジ
田所:なんか聞いてると大変だな。そんな感じなんですね。はい、ありがとうございます。今、認定資格を取ってね、めでたくACCコーチとなったわけですけど、この後どんなふうに足立さん、チャレンジ、生かしていきたいですかね?
足立:はい。看護師なので、どういったところを目指していこうかっていうのを色々考えてるとこなんですけど、とりあえずはACCとったし、名前も入れながら、ヘルスコーチ・ジャパンの名前も入れながら、学会発表とかできたらいいなっていうふうに思っていて、今それの準備をして、
足立:コーチングを行ったことで、看護教育にどんなふうに効果があったのかっていうところを、とりあえず一回発表してみたいなっていうふうに思ってます。それを今やってるとこです。
足立:あとは院内でのコーチング研修もやろうって言って、一緒にやってるドクターがいるんですけど、コーチングやろうっていうふうに今年は何回か予定を組んでいるので、それをやってみて反応を見ていく感じですかね、ことコーチングにかけてはあんまり焦って、いろんなことをやっても空回りしたっていう過去の経験があるので、あんまり焦っていろんなことをやっても、なんか自分の傾向としてじっくりやったほうが多分いいんだろうなあっていう、なんとなく振り返りだったりとか、何が今日はいけなかったのか、コアコンピテンシーに沿ったら、どんなことが当てはまってたのかとか、そういったことを多分じっくりやっていかないとコーチングってすぐには花が開かないじゃないかなって自分では思っているので地道にベースになることをやっていこうっていうふうに今思っています。
12. これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
田所:ありがとうございます。足立さんの周りだけじゃなくてね、ヘルスコーチ・ジャパンの受講者の皆さんの中にもこれから、資格取得に向けてチャレンジしている方がたくさんいらっしゃいますから、足立さんの方から応援メッセージいただけたら嬉しいんですけど、いかがでしょうか?
足立:今、多分コアコンピテンシーとか読んですごく苦しまれてるんじゃないかなっていうふうに思うんです。だけど、それを学ぼうとする、すごく苦しかったですけど、そのプロセスがすべて、これからの自分のコーチングに活かされていくっていうか。 だから何が良かったって、それが手に入ったことが一番一番嬉しくて、ただ単にACCのために学ぶじゃなくて、これからのコーチングにすべてが結びついていって身になっていくものだと思うんで、だからICF Credentialing Examはすごく嫌なもんだったんですけど、振り返ってみたら、すごく自分の身になっていて、 自分のあり方とか、そういうことも形作るのにいろいろ貢献してくれたんじゃないかなというふうに思うので、なので目的がACCとることだけじゃなくて、これからの自分につながっていくっていうふうに思ったら、多分勉強するのも意欲がますます湧くんじゃないかなというふうに思います。
田所:はい、ありがとうございます。コーチとして資格取得を目指すだけじゃなくて、自分自身が人として成長するために、目指すっていいですよね。
足立:はい。
ACC資格をとるための学びが、これからの自分につながっていく・・自分の成長につながっていく
田所:ありがとうございます。じゃあ最後、他に足立さんの方からお話ししておきたいことがあればぜひ。
足立:これを取るにあたって関係ないことですけど、取った私よりも、マイコーチが喜んでくれたりとか、あとヘルスコーチ・ジャパンの人たちからたくさんメッセージをもらったんですね。私、それの方がすごく嬉しくて、だからそういったコミュニティに属している自分っていうのがすごく幸せだなっていう風に思いました。以上です。
自分のことを応援してくれるマイコーチや仲間がいるコミュニティに属している自分はすごく幸せ
田所:はい、ありがとうございます。一人でやってるんじゃないっていう感じね。
足立:そう、そういう感じです。
田所:やっぱり仲間がいるって強いですよね。
足立:私、あんまり人に対して期待はしてない自分だと思ってたんですけど、こんなに人の承認とか、一緒にやるっていうことに価値があるんだなっていう、価値観を持ってるんだなっていうのに、本当気づいたなぁ・・・っていうふうに思って、それも嬉しかったです。
人の承認や一緒にやることに価値がある、という価値観を持っている自分に気づいたこともうれしかった
田所:はい、それもね、コーチングに触れたおかげで今の足立さんがいるっていうところですね。
足立:はい。
田所:これからの足立さんの活躍を私も応援しています。足立さん、今日はありがとうございました。
足立:ありがとうございました。
この記事を読んで次にすること
足立さんの体験は、医療・ケアの現場で「指導する」「教える」仕事を続けてきた人が、「問いを」コーチングを自分の仕事に接ぎ木する一つの道筋を示してくれます。同じように医療・福祉の現場で働く方、そして「自分は向いてないかも」と感じている方こそ、他の合格者の体験もあわせて読んでみてください。
13. プロフィール
足立里美(あだち さとみ)

- 糖尿病看護認定看護師
- 特定看護師
- 島根県安来市出身。結婚と同時に現在の鳥取県境港市在住。
- 趣味はトレーニングジム通い。ムキムキの筋肉ではなく現在はしなやかな身体をつくるトレーニングに没頭中。
- 1992年看護師として現在の急性期病院就職。2013年糖尿病看護認定看護師資格を取得、2021年特定行為研修において、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連、血糖コントロールに係る薬剤投与関連、創傷管理関連の特定行為区分を修了。現在は褥瘡管理者として活動している。
- 2018年からヘルスコーチ・ジャパンの糖尿病コーチングを受講したことからコーチングの学びを開始。
- 現在は、新人看護師や糖尿病関連のコメディカルを対象として、院内外でコーチング研修を行っている。
- 特に昨年からは、コーチングを学び始めた医師と共に更なる活動計画を模索中!
田所孝文(たどころ たかふみ)

- 新潟県出身、神奈川県在住。
- 物理学修士。
- 現在はヘルスコーチ・ジャパンでクラスコーチを担当するパーソナルコーチ兼エンジニア。
- 修士課程修了後からソフトウェアエンジニアに従事。部下指導、組織改善のためにコーチングをスタート。社内コーチ、パーソナルコーチの活動を通して、人それぞれのワクワク、やりがいを支援。
【所有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定アソシエイトコーチ(ACC)
- NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 メンタルコーチ/ヘルスコーチ