経営コーチとして「仕組み化」をキーワードに個人と組織を支援する眞橋今日子さんは、15年前から非認定スクールでコーチングを学び、ストレングスコーチ・PHP研究所認定ビジネスコーチ・国家資格キャリアコンサルタント・アンガーマネジメントなど関係性と感情を扱う多資格を積み重ねながらも、長年「ICF資格を取れ」という周囲の声をスルーし続けてきました。
転機となったのは、研修サポートの現場で「ICF認定資格の有無で仕事の範囲が区切られる」現実に直面したこと。ICF資格申請に必要な100時間のコーチング実績は、ICF認定プログラムの受講をきっかけに仕事の中でコツコツ積み上げてきており、今回の申請までに要件をクリア。英語が苦手というハンデは、AI(ChatGPT)に200問の模擬問題を作らせて克服し、横浜のピアソンVUE会場では過去の試験トラウマと向き合いながら、手のひらに「人」と書いて飲む集中ワークで合格を勝ち取りました。
そして眞橋さんは、9年前に取得していたコースを横に置き、ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コースをゼロから受け直すという決断をされました。すでに学びの土台がある人ほど真似が難しいその選択の背景と道のりを、高橋美佐コーチがインタビューしました。
この記事でわかること
- 15年以上コーチングを学んできたベテランがACC取得を決意したきっかけと、研修現場で「ICF認定資格の有無で仕事の範囲が区切られる」と実感した瞬間にどう向き合ったか
- 9年前から仕事の中で積み上げた100時間の実績を活かしつつ、英語が苦手な受験者がAI(ChatGPT)に200問の模擬問題を作らせて新形式ACC Examを70点台→90点台まで仕上げた具体的な学習法
- すでに学びの土台がある人ほど真似が難しい「9年前のコースを横に置いてゼロから学び直す」決断と、過去の試験トラウマを「人」と書いて飲む集中ワークで乗り越えた心理的克服のリアル
ICF認定ACC(Associate Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプロコーチの国際資格の第一歩です。他の合格者の体験談と資格制度の詳細は、ACC合格者のリアル体験談【ヘルスコーチ・ジャパン累計】からご覧いただけます。
最終更新日:2026年04月26日
目次
- インタビューからわかった重要ポイント
- インタビュー動画
- 合格後の率直な気持ち
- コーチングを学び始めたきっかけ
- ACC資格を取ろうと思ったきっかけ
- 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
- ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
- ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
- ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
- ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
- これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
- プロフィール
1. インタビューからわかった重要ポイント
眞橋今日子さんのACC取得までのロードマップ
- 15年前から非認定スクールでコーチングを学び始める。当時、従業員教育のために自ら見つけ出した
- その後9年前から、ICF資格に必要な100時間の実績を意識し、仕事の中で積み上げ続ける
- ストレングスコーチ・キャリアコンサルタント・PHPビジネスコーチ・アンガーマネジメントなど、関係性と感情を扱う資格を多数取得
- 「ICF資格を取れ」と周囲から長年勧められていたが、必要性を感じずスルーしていた
- 2024年、研修現場でICF認定資格の有無によりサポート範囲が制限されることを実感し、ACC受験を決意
- 9年前のコースを横に置き、ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コースをゼロから受講
- 2025年2月からコアコンピテンシーに本格的に取り組む
- 試験対策として、スクール仲間が共有してくれた英語の練習問題を和訳・共有
- AI(ChatGPT)に難易度を上げながら200問の模擬問題を作らせて繰り返し演習
- 最初は70点台、最終的に90点台まで実力を高めて受験
- 横浜のピアソンVUE会場で受験。雑音と過去の試験トラウマで動悸が高まる場面もあったが、手のひらに「人」を書いて飲む集中ワークで乗り切る
- 2025/10/03 ACC修了認定試験合格
- 2025/10/27 ACC資格取得
- 今後はPCCを目指し、コーチとしての幅と深さを広げ、「仕組み化」を軸に個人と組織の支援を続ける
15年の学習歴を「学び直し」で体系化したベテラン
眞橋さんは15年前、従業員の教育・育成のために自らコーチングを学び始めました。当時は認定制度も整っておらず、非認定スクールの対面コースを選択。プレイングマネージャーとしてさまざまな背景の従業員を指導するなかで、ビジネス系コーチングの土台を築いていきました。
その後9年前にICF資格の100時間要件を意識し始めるも、当時はゼロからの状態。コーチを生業とせずにいた時期もあり、100時間のハードルは高く感じられたと振り返ります。
仕事現場でのリアルな実感が決断を生んだ
「ICF資格を取れ」と何度も言われながらも、必要性を感じずスルーしていた眞橋さん。決定打となったのは、コーチングを使う研修現場でのサポート業務でした。ICF認定資格を持っているコーチと持っていないコーチでは、サポートできる仕事の範囲が区切られる――この現実を目の当たりにし、「あ、こういうことか」と腑に落ちたことが、ACC受験決意の最大のきっかけとなりました。
AI活用と和訳で挑んだ試験対策
英語が苦手な眞橋さんは、スクール仲間が共有してくれた英語の練習問題を和訳して共有するという協力プレーから始めました。さらにAI(ChatGPT)に「同じレベルで作って」「ハードル上げて」と指示しながら200問の模擬問題を作成。最初は70点台だった得点を、繰り返し演習で90点台まで引き上げました。コアコンピテンシーの理解は2025年2月から始まったばかりでしたが、ICFが想定するシチュエーションと結びつける作業を集中的に行い、合格水準に到達しました。
試験トラウマを乗り越えた心理的工夫
横浜のピアソンVUE会場で受験した眞橋さん。会場の出入りや扉の音が気になり、用意されていた耳栓もヘッドホンも合わず、過去の試験トラウマから動悸が高まる場面がありました。そのとき眞橋さんは、手のひらに「人」と書いて飲むという昔から信頼してきた集中ワークを、試験中にも繰り返し実行。「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせながら集中力を取り戻し、合格を勝ち取られました。
「全部良かった」と語るL1コースとPCC挑戦
眞橋さんはヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コースを「もう全て良かった、一言で言うとこれ」と評価。15年かけて吸収してきた多様な学びがL1に体系的にまとめられていることに驚き、「最初からここで受けたかった」と語ります。今後はPCCを目指し、「仕組み化」を軸に個人と組織を支援する活動を続けていく計画です。
2. インタビュー動画
3. 合格後の率直な気持ち
Q:合格して今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?
高橋:では、眞橋さん、今日はよろしくお願いします。
眞橋:よろしくお願いします。
高橋:お忙しい中、お時間とっていただいてありがとうございます。今日はICFのACCに合格されたということで、ご自分のためにも、そして後に続く方の参考にもなると思うので、ぜひいろいろ聞かせてください。よろしくお願いします。
眞橋:お願いします。
高橋:いつ合格が決まったんでしたっけ?
眞橋:先月末ですね。10月の最後の月曜日です。
高橋:そのときのことを思い出していただいて、合格したときの率直な気持ちを教えてください。
眞橋:わかりました。10月27日でした。率直な気持ちは、なんか「ほっとした」っていうのが一番でした。
高橋:ほっとしたんですね。どんな意味でほっとしたんだろう。
コアコンピテンシーに触れたのは2025年2月。試験はものすごく難しく、合格したときの一番の感想は本当に「ほっとして、よかった」だった
眞橋:何だろうな、やっぱり私、コアコンピテンシーに触れだしたのが、ここ重要ですよね、ICFの試験で。今年の2月からなんですね。コアコンに触れだしたのが。もう何かわからないとか、どこがどういうこと言ってるんだろうっていうのが、すごく自分の中で繋げるのが結構大変だったので。試験が私にとってものすごく難しくって、「合格」って出たので。すごい一番最初の感想は本当に「ほっとして、よかった。」っていう感じでした。
高橋:そうなんですね。コアコンピテンシーを学び始めて10ヶ月も経ってないっていうことですよね。そうすると、イメージ的にはACCの資格合格っていう2つのプロセスがあって、「コーチングの能力がある」っていうことと、筆記試験と2つあるんですけど、その認定試験の方がめっちゃ大変だったっていう感じが伝わってくるんですけど。コーチングそのものより。
ACC合格には「コーチングの能力がある」ことと「筆記試験」の2つのプロセスがあり、私の場合は認定試験の方が圧倒的に大変だった
眞橋:はい、そうですね。私の場合、そっちがめっちゃ大変でした。
高橋:そうだったんですね、ありがとうございます。
4. コーチングを学び始めたきっかけ
Q:コーチングを学び始めたきっかけは?
高橋:ちょっと振り返ってみまして、コーチングを学び始めたきっかけっていうのは、どんなところにあったんでしょうか?
15年前、従業員の教育・育成のために「教える」スキルがゼロだった自分が、自ら見つけ出してコーチングの扉を開いた
眞橋:はい。こちらのヘルスコーチ・ジャパンでお世話になる前に、実は15年前からコーチングは学び始めていて、その当時はスクールも少なかったし、私が学んだところは非認定のスクールだったんですね。仕事してるところの事業の形態が変わって、従業員やスタッフが増えたりして、その従業員の教育・育成とかをしていかなくちゃいけなくなって。スタッフは専門職対象で、そこをキャリアアップに繋げていかなくちゃいけなかったりするんですね。そのときに私、この「教える」っていうスキルを何一つ持っていない状態だったので、「どうしたらいいんだろう」っていうのでいろいろ探して。今どきみたいにネットですぐってわけでもなかったんですけど、コーチングっていうものに当たって「これいけるんじゃないかな」って思って。それでコーチングに15年前、扉を開いた、みたいな感じでした。
高橋:仕事してらっしゃったけど、そのコーチングを学ぶっていうのは自ら主体的に?会社から「やりなさい」みたいな感じじゃなくって。
眞橋:うん、そうですね。何か自分で見つけ出したみたいな感じでした。
高橋:「これなら」って思ったところっていうのは、どこがそんなに心に響いたんでしょう?
眞橋:そうですね。何て言うのかな、そのスタッフの方が専門職の人たちで、そこについて私が今から例えば、その専門性のある大学に行って、どうのこうのという時間はないですし、あと従業員の方は、いろんな背景の人たちがいる中で、プレイングマネージャーみたいな立ち位置だったので、そこでどんな人が来ても指導・育成をサポートしていけるような、そんなところではやっぱり、何かちょっとビジネス系よりのコーチングでもあったので、やっぱりこれが役に立つかなと思って、そこからスタートしたっていう感じでした。
高橋:そうなんですね。応用の対象となる方がすごい広いのが気に入ったって聞こえてきました。
眞橋:それもありますね。当時は「電話だけのスクール」と「対面のスクール」みたいなとこがあって、そこがちょうど対面のスクールだったんですね。私、従業員やスタッフと対面で会うことが多かったので、やっぱりその方が何か伝わりやすくコミュニケーション取れるかなと思って、そっちを選んだっていう感じでした。
高橋:もう15年って言ったら相当経験も積んでらっしゃったと思うんですけど、確か私の記憶では15年前って言ったら、ICFもそんなに知られてない頃で、認定取ってるとこもすごい少なかったと思います。
5. ACC資格を取ろうと思ったきっかけ
高橋:そんな中で今回ACCの資格を取ろうと思ったのは、なぜですか?
「ICF資格を取れ」と長年スルーしてきたが、研修サポートの現場で「ICF認定資格の有無で仕事の範囲が区切られる」現実に直面したことが決定打になった
眞橋:これはきっかけがあってですね。コーチングの勉強自体は15年前からずっと続けてたし、途中でICFの認定に係るコースも受けて、単位は取ってはいたんですね。全部じゃないんだけど。
そうなんだけど、ICFも「取れ取れ」みたいなことをいろいろ周りからこう言われて、「取った方がいい」とかっていうより、どっちかっていうと「取れ」みたいなのはたくさんあったんですけど、ちょっとスルーしてたんですね。
ただ噂には聞いてはいたんだけれども、去年、ちょうどコーチングも使っていくような研修に行ってる時、そのときはサポート側で行ってたんですけど。そのときの仕事内容っていうのが、ICFの資格を取っているコーチと取っていないコーチで、ちょっとサポートできる仕事の範囲みたいなのが区切られたって言ったらいいんですかね。ある程度、持ってない私からすると制限を受けたみたいなことがちょうどあって、噂には聞いてたんですけど「あ、こういうことか」みたいなのがあって、それが多分一番のACCを取ろうと思ったきっかけになりました。
高橋:そうだったんですね。実際にそういう制限のきっかけになっちゃう、「ICFの資格がないと」っていう場面に遭遇されたっていう。何かリアルに思われたっていうことですね。ありがとうございます。ICFの資格でもいろんなレベルがあるんですけど、もう15年経験があって、ACCレベルのコーチングの実力をつけるのに、何か役立ったことはなんですか?既にもう土台がありますと。一応ICFですと。そういうときに調整していくのとか大変だったんじゃないかなというふうに思ったりするんですけど。ACCレベルということでコーチングの実力をつけるのに役に立ったことはどんなことでしょう?
15年で吸収してきた多様な学びがヘルスコーチ・ジャパンL1に体系的にまとめられていて、ACCレベルに必要な要素にうまく機能した
眞橋:そうですね、15年やってきている中で、コーチングのブラッシュアップとかコーチングに繋がるような学びってずっと続けてきてたんですね。メンタルヘルスのことであったりとか、あとは感情の扱い方だったり、あとはそうですね、関わり方、尊重し合うような関係性を作るようなことであったりとかっていうのが、ずっとやってきていたんですね。なので、最初に学んだところだけでなくって、そこがずっと加わってきていたので。PCCはわからないですけど、少なくともそのACCのところのレベルに必要な要素っていうのが、私の場合、いろんなところから吸収してきていたかなって。さらにヘルスコーチ・ジャパンの中では体系的にまとめられていたので、ギュッというふうに。そこでそもそも資格だけじゃなくてブラッシュアップをしたかったので、トータル的に。改めてそこでブラッシュアップの機会になったかなって。それがACCレベルっていうところにはうまく機能したんじゃないかなっていうふうに思います。
高橋:なるほどね。既にもうずっと身に着けてらっしゃったものが体系的に整理されていたものを見て、整理されるみたいなところもあったのかなっていうふうに感じますね。
眞橋:うん、そうです。キャリコンも取っているので、キャリコンの中でもやっぱりカウンセリング的だけど、やっぱりコーチング的な関わりもあったりするので。ある意味そこにも区分けみたいなところっていうのも、そこでも学べたりっていうことがあったかなと思います。
高橋:そこら辺のところは、既にいろいろ積み重ねてらっしゃったということですね。
ICF認定資格は、クライアント側から見たときの「このコーチはプロの基準を満たしているのか」を判断する共通ものさしになります。特に企業内コーチングや社外での有償セッションの場合、資格の有無が発注判断の前提条件になるケースも少なくありません。
眞橋さんが「ICF認定資格があるかないかでサポートできる仕事の範囲が区切られる」と実感されたのは、まさに研修サポートの現場という、コーチングが評価される最前線にいたからこその気づきです。
6. 資格取得要件の100時間はどうやって達成したのか?
高橋:ACCの資格を取る多くの方がハードルに感じることは、資格取得をするために100時間のコーチング実績を積まないといけないんですけど、ここについてはもう既に持ってらっしゃる状態で入ってくださったのかな?
9年前は「100時間のハードル」がとても高く感じたが、仕事の中でコツコツ積み重ね、今回の申請時にはすでに要件をクリアしていた
眞橋:今回についてはそうですね。9年ぐらい前から「取って」みたいな周りからいろいろあったときの段階では、やっぱり全然時間数なんて、その頃コーチを生業としてはしていなかったので、やはりほぼゼロの状態でしたから。そのとき、9年ぐらい前のときにはやっぱりその100時間のハードルの高さっていうのが、すごく自分にとっては高かったなって思いました。積み重ねがあったから、今回は100時間をクリアしてたっていう、そんなところですね。
高橋:9年ぐらい前から100時間の実績っていうのがいるんだということを意識し始めて、コツコツと積み上げて、実際の仕事の中で積み上げてらっしゃったみたいなそんな感じ。
眞橋:そうです。おっしゃる通りです。
高橋:ありがとうございます。
100時間の実績セッションは、100時間のうち75時間が有料セッションでなければなりません。眞橋さんは、9年前から仕事の中でコーチングを続けてこられ、友だちや知人へのセッション、相互コーチング(ピアツーピア)も組み合わせて、すでに100時間をクリアした状態でL1コース受講に入られました。
人によっては、社内で許可をとり、社内コーチングで達成される方もいらっしゃいます。人事部への許可が必要ですが、給料をもらってやっているコーチングになるので、有料カウントができるのです。
ただし、上司が直属の部下に行うコーチングは、実績セッションとはみなされなくなっています。この理由は、上司部下の関係性の中で行うと、コーチングで最も重要な、Partner Withができなくなるからと思われます。
7. ICF Credentialing Exam対策としてやったこと
高橋:大変ほっとしたっていうACCのExam(試験)対策のことについて伺いたいと思うんですけど、対策として眞橋さんは具体的にどんなことされたんですか?
英語が苦手なので、スクール仲間が共有してくれた英語の練習問題を和訳して共有するという協力プレーから始めた
眞橋:これって過去問とかそういうのが一切、基本的にない状況の中、しかも私、英語全くできないので、英語が元でそこを和訳してると何かおかしな日本語になるっていうのはよく理解はしていて、その中でどうしようかなって考えた中で、多分スクールの中の方が「こういう練習問題出してる人がいたよ」っていう、英語版のだけどっていうのを2つくらいいただいたのかな。なのでもうこれはやらなきゃと思って、私が和訳してそこに「和訳したのこれです、どうぞ」っていうのを出して。それをある意味繰り返し解いていったみたいな感じとか。あとICFの中でも10問ぐらいかな、例題がありますよね。あれを見てみたりとか。あとは自分でAIに「例えばこういう問題があるんだけど、ちょっと作ってくれない?」みたいな感じで、何百問ぐらい作ってもらっただろう。だんだんあれもAIさんお利口だから、いっぱい作ってもらって「次どうします?」みたいなのを聞いてくるんですよ。「同じレベルで作りますか?」とか「ハードル上げますか?」みたいなのを聞いてくるんですね。それで上げてもらってとかっていうのを、多分200問ぐらい作ってもらったんじゃないかな。そういったいろんな練習問題的なものを解くのをやって。最初、点数で言うと、ICFの点数の出し方と違うと思うんですけど、最初ね多分70点ちょっとぐらいだったんですよ。ただ、今70何点じゃ絶対合格しないぞって思っていて。自分でやってると緊張もするだろうし。
高橋:そういうことね、実力が全部出せるとは限らないみたいなところで。
AI(ChatGPT)に「同じレベルで作って」「ハードル上げて」と指示しながら200問の模擬問題を作成し、70点台から90点台まで実力を引き上げた
眞橋:それを繰り返し、ちょっと間を置いてやったりとかして、最終的にはその中では、100点は無理だったんだけど、90何点ぐらいは取れるようになって。その中ではですよ。だからその間、コアコンの理解っていうのを実際のICFがいうシチュエーションと結び付けたらどうなるんだろうっていう理解を自分の中で一生懸命やって、ていうのが私なりの対策でした。
高橋:それ仕事しながらだと思うんですけど、どのぐらいの期間なさったの?
眞橋:試験に向けてだと、実際問題解いてとかっていうとこだと、いつぐらいかな。試験問題ということであれば多分2、3ヶ月かなっていう。
高橋:そうなんですね。他の一緒に学んでる仲間の勉強会やってる人からの情報見て、それを和訳したり。それだけでなく、それを提供したりする。何かお互いの協力のもとでっていうだけでなく、AIを使って、問題を作ってもらってっていう。
コアコンピテンシーの理解とICFが想定するシチュエーションを結びつける作業を集中的に行って、合格水準に到達した
眞橋:でも当日、遥かに難しかった。私的にはですけど。そう、だから「ほっとした」のが本当一番だったんです。あともう一つ、じわじわじわっと、後になって嬉しさは出てきました。あとになって出てきました。
高橋:なるほど、そうだったんですね。いやあ、よっぽど頑張ったから、最初ほっとしたんだろうね。
眞橋:そう有料のやつも全部含めてですね。有料もありますけどね。ずっと繰り返し300問ぐらい。でも結局、有料のやつも100点取れたらやめようと思ったんですけど、最後まで90何点とか、やっぱり100点を取れませんでたけど。
高橋:いやよく頑張りました、本当にすごい。
以前は、ACC資格取得のときも、それよりももっと上級のPCC・MCC資格取得のときも、経験重視のICF Credential Examという試験を受ける必要がありました。
ところが、まだ100時間の実績しかもっていないACC新規資格申請者にとって、経験重視のICF Credential Examは難しすぎるという、世界中からの声があり、ICFはその声を受けて、まだ経験が浅いコーチ達も達成できる試験として、知識重視のACC Examを作りました。
2025/05/02からは、ACC新規申請の場合は、全員が新しいACC Examを受検することに統一されました。眞橋さんもこの新ACC Exam時代の合格者です。
ICF Credential Examに関しては、世界中の先輩コーチたちが対策などを公開していて、情報が豊富にあるのですが、ACC Examに関しては、まだ受検者数も少なく、情報が乏しい中での受験となります。眞橋さんは、英語が苦手という条件のなかで、スクール仲間の協力とAIを駆使した200問の模擬問題演習で、知識重視のACC Examに挑まれました。
眞橋さんが受講された、コーチングスキル完全マスターL1コースには、ICF資格取得サポートのプロダクトがもれなくついているので、このようなICFの制度変更や、試験の変更などの最新情報を、常にキャッチすることができるようになっています。
8. ICF Credentialing Examの申込と申込後の流れ・試験会場の様子について
高橋:実際の受験の会場とかどこでされたんですか?
眞橋:はい。私の場合は横浜の東口の方にある、なんだっけちょっと会場名、忘れちゃったんですけど、駅から5分ぐらいのところで受けました。
高橋:何か実際の受験の様子っていうところで、これは皆さん、後から受ける方にお伝えしたいみたいなことがもしあればお願いします。
眞橋:そうですね。私がちょっと試験トラウマが過去にあったりとかして、余計だったとは思うんですけど、やっぱり集中力は大事だなって思いました。一応、会場って、やっぱりICF専用の会場じゃなくって、多分いろんな方もこられるし、時間もいろんな結構フリーって言ったらいいんですかね。いろんなパターンがどうもあるみたいで、結構出入りがあったりするんですよ。自分がもちろん集中しようとするんだけど、やっぱりどうしても難しい問題があったりすると集中しきれなくって、やっぱり気になってしまう。扉の開閉の音だったりとか、あとは足音だったりとか。
高橋:そっかそっか、なるほど。
眞橋:細かな雑音が気になってしまうんですよね。一応ヘッドフォンとか、使い捨ての耳栓を用意はしてあるんですけど。私の場合はあったんですね。
高橋:会場にあった?
用意されていた耳栓もヘッドホンも合わず、過去の試験トラウマから動悸が高まる場面があった
眞橋:はい。デスクにあって、使っていいんですけど全く効果なかった。その雑音対策に。逆にヘッドホンがきつくて苦しくて、逆にそっちに気を取られちゃうからもう外して。いや、これもう自分の問題と思って集中、集中、さっき言ったようにトラウマも過去にあるので、もう手のひらに「人」って書いて、「人」って書いて飲むみたいな。これをやって集中していったっていう。
高橋:なるほどね、これはピアソンVUEの会場ですよね。いろんな試験を受ける人が、それも入れ替わり立ち替わりするんですよね。他のインタビューでもよく聞くんですけど、そこの会場でICFの試験を受ける人は自分だけでしたっていうケースがすごく多くって。
眞橋:そんな感じでした。
高橋:何かの入試みたいに「よーい始め」みたいなのがないわけですね。
眞橋:そうですね。パソコン上で「よーい始め」が1人だけで。
高橋:で、ざわざわしていると。そういうことでドキドキする方、他にもいらっしゃると思うんだけど、ヘッドホンは痛いし、それは自分の問題だと思って、そこはどうされたんですか?
手のひらに「人」と書いて飲む、昔から信頼してきた集中ワークを試験中にも繰り返し、「落ち着け、落ち着け」と言い聞かせて集中力を取り戻した
眞橋:「人」って書いて飲む。ずっとひたすらそれをやってました。「落ち着け、落ち着け」って言い聞かせて。
高橋:最初にやったの、途中にやったの?それって。
眞橋:途中です。なんかわかんないようなのが出てくると、どんどん何か自分で動悸が高まってくるって言ったらいいんですか。わかってきて、自分の中で多分混乱が起きて、若干パニック気味になってくるんで。なんか違う違うと思って、そのトラウマを乗り越えたときも「人」って書いて飲むをたくさんやって。それをひたすらみたいな。
高橋:気がついたら途中でも何でもやるっていうことですね。今の一言が参考になってる人もいると思います。ありがとうございます。大変でしたねそれは本当に。
眞橋:はい。
高橋:では試験の受験のことで、他に付け加えたいことはありますか?
眞橋:あと最初のところで「どうかな」って不安だったのは、時間がいっぱいになっちゃって、解ける問題が解けなくなるのはちょっと残念かなって思っていて、時間の感覚が最初なかったんですね。配分と言ったらいいのかな。なんですけど、それはそれだけドキドキした私の感覚ですけど、時間に焦らなくて大丈夫だと思います。
高橋:それはどういう意味?十分あるってこと?
時間に焦らなくて大丈夫。ちゃんと考えて答えを出せる時間はあるから、ドキドキしすぎなくていい
眞橋:うん。多分、ちゃんと考えて答えを出せる時間はあるかなと思います。私そこでドキドキし過ぎちゃったのは、多分最初の説明のときに全部理解しようと、読み終わる前にスタートしちゃったんです、試験が。向こうが勝手にスタートしちゃったんですよ。なので、全部説明読んでないや、理解してないやっていうとこでちょっとドキドキもあったと思うんですけど、そこもちゃんと普通に落ち着いて読めば大丈夫だったと思うし。あとの時間も、私それで間に合わなくなっちゃったら嫌だって思って、焦りすぎちゃったとこがあったと思うんだけど、多分それはなくって。繰り返し見る時間は十分あったので、繰り返し見られたので、そこはそこまで焦らなくて、ドキドキしなくて大丈夫かなと思います。
高橋:時間は十分あるから安心してねっていうとこですかね。
眞橋:はい。適度にですね。
高橋:もちろんそうですね。ありがとうございます。
Examは、会場受験とオンライン受験の2つの方法から選べます。
会場は全国にあり、試験の運営は、ピアソンVUEというところがやっています。ここは、ICFの試験だけでなく、マイクロソフトやIBMなどの試験も行っているので、隣の席の人は、違う試験を受けているという状態になります。
これまでの合格者からの情報によると、高橋洋さんは、自宅でのオンライン受検で、結局当日になってつながらないということになり、会場受験に変更したという報告があります。
会場は、そこそこでかなり状況が違いますが、試験開始直前にならないと入れない、ということは、複数の人が話しています。
石田真由さんは、周りの音が気になって集中できなかったので、会場備え付けの耳栓を使ったとのことでしたが、眞橋さんは、用意されていた耳栓もヘッドホンも合わず、過去の試験トラウマと向き合いながら、手のひらに「人」と書いて飲む集中ワークで乗り切られました。
試験は、ピアソンVUEというところが一括して請け負っているので、下記から詳しい情報を手に入れておいてください。
9. ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところ
高橋:眞橋さんの場合はL1のプログラム、ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムの良かったところをお伺いしたいと思うんですけど、全部取られたんでしたっけ?どっかから編入ですよね?違いましたっけ?
眞橋:いやいや、もう9年前に取ったのはちょっと横に置いて、コーチング自体の学び直しもしたかったので、本当に1からスタートした感じでした。
高橋:全部復習していただいたっていうことですね。ありがとうございます。そしたら全体としてヘルスコーチ・ジャパンのプログラムとして良かったところ、既に土台があったんだけどそこから学び直しをしていただいたっていうことで、良かったところはどんなところでしょう?
「もう全て良かった、もうこの一言」。15年かけて吸収してきた多様な学びがL1に集約されていて、「最初からここで受けたかった」
眞橋:はい。もう一言で言うんだったら、もう全て良かった。もうこの一言なんですよ。全部本当にいいプログラムだなっていうふうにすごく思います。私のように15年間かかって、いろんなところ、コーチングから始まったけど、いろんなものを取り込んで、結局15年かかって今に至るっていう感じだったわけなんですけれども。その学びが全部、ヘルスコーチ・ジャパンのL1に集約されているなっていうのがすごくあったので、本当にとても全てが良かったなって思いますし、多分講座の受けてる途中でもどっかで何度か申し上げてるんですけど、「こういうプログラムがあったら、私最初からここで受けたかったな」みたいな。そんな感じでした。それぐらい素晴らしいなって思ってます。
高橋:はい、ありがとうございます。全面的に役立てていただけて嬉しいなと思います。
ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コース(ACC資格がとれるコース)の受講期間は、業界最長の3年間です。
しかも、3年間の受講期間の間、何度再受講しても無料です。
なぜこういうシステムにしているのかというと、コーチングは会話なので、英語などの語学学習と同じように、実践を何度も繰り返さないと日常の中で自由に使いこなせるようにはならないと思っているからです。
眞橋さんも、9年前のコースを横に置いて、ゼロからこのL1コースを学び直すという選択をされ、繰り返し受講のシステムを最大限に活用された一人です。すでにコーチングの土台がある方ほど「自己流からまっさらな気持ちに戻る」ことの価値を実感されています。
ACC資格の新規申請は、ICFのページから英語で行わなければなりません。ここは日本人にとってハードルが高いところなので、ヘルスコーチ・ジャパンでは、実際の申請画面を録画して、あらかじめご覧になれるように用意しています。
このサービスは、受講者の方に大変好評で、これがあったから、安心して申請できた、これがなかったら申請時点で心が折れていたかもしれないと、仰います。
他にも、契約書の雛形、会社に申請するときの書類、その他、資格取得時に必要な情報を、ひとつのプロダクト内に収めて、受講者の方に提供しています。
ヘルスコーチ・ジャパンには、ICFジャパンが認定している、CODE&CCアンバサダー資格を持つコーチが3名もいます(まだ全国に10名ほどしかいない希少な資格です)。
なので、ICF Credentialing Examで出題される、コアコンピテンシー、倫理規定、PCCマーカーを深く学ぶことができるコースが、たくさんあります。
受講された方の中には、ACCをすでに持っている方がさらに学びを深めるためにいらっしゃるケースもあり、すでに複数の資格をお持ちの眞橋さんが今後PCCを目指される際にも、PCCマーカーブートキャンプなど深い学びの機会が用意されています。
ヘルスコーチ・ジャパンは、以前、糖尿病の療養指導に特化したコーチングコースを提供していたなごりで、医療従事者の数が、他のスクールに比べて多いかもしれません。
ただ、最近多いのは、今の仕事に活かしつつ、将来的には独立起業も視野に入れて、今のうちに国際コーチ資格をとっておきたい、という、企業の中間管理職の人や、
今やっているビジネスの新しい部門として、コーチングサービスを立ち上げたいという、士業や、研修系の会社の社長さん、
さらには、すでにプロコーチとして仕事をしているけど、他のコーチとの差別化のために、国際コーチ資格をとりたいという方もいらっしゃいます。眞橋さんも、長年プロとして関わってこられた方が「ICF認定資格」を新たに取得することで、活動の幅を広げる事例の一人です。
10. ACC資格を今後どのように活かしていきたいか?
高橋:これからのお話をしたいと思うんですけど、コーチとしてというところで、これからは何にチャレンジしていきたいですか?
次のステップでPCCを目指す。コーチとしての幅と深さを広げ、「仕組み化」を軸に個人と組織の支援を続ける
眞橋:はい。コーチとしてはせっかくここまで学んできているので、次のステップでPCCを目指しています。コーチとしての幅も広がりますし、深さも深まると思いますし、自分自身のためにもなるし、クライアントさんにもより良いセッションを提供できると思うので、コーチとして、またそんなふうにちょっとステップ上がっていきたいなと思っています。
高橋:ぜひぜひそのチャレンジを続けていってほしいなというふうに思います。そして、広げて深めてっていうところですね。
眞橋:はい。
ヘルスコーチ・ジャパンは、ICFが定める核となる能力水準(ICF Core Competency Model)について、専門的に学んだ、ICFジャパンCODE&CCアンバサダーが3名もいます。まだ日本に10数名しかいない専門家が3名もいるので、ACC-Exam合格に欠かせない、コアコンピテンシーと倫理規定に関する勉強を深く行えるのです。眞橋さんが目指すPCCについても、PCCマーカーを軸とした深い学びの場が継続的に提供されています。
11. これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージ
高橋:では最後になりますけど、これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージをひとつお願いしたいと思います。特に眞橋さんのように土台がある人がもう1回復習し直してって言う人も、結構いらっしゃるかなと思うのでそういう人向けでもOKですし、ゼロから学ぶ人でもいいですし。
他で学んだ方ほど自己流が入り込む。一旦まっさらな気持ちに戻って学び直すと、これからのコーチングが大きく変わる
眞橋:そうですね。ゼロから学ぶ人には本当にさっきも言いましたけども、絶対このコース最高です。ぜひぜひと思います。本当におすすめします。サポートしてくださるコーチ陣の皆さんも本当に素敵な方ばかりでたくさんいらっしゃるので、いろんな視点をいただけるので、それもすごく役立つと思います。他で学びをされた方っていうのは、コーチ業って「入口あって出口なしって」よく言われることだと思います。1回コーチングの学びを始めている方は、多分ずっと学び続けはしてらっしゃると思うんですね。ただ、やっぱりどっかで自己流になってきたりとか、いろんなもの新しいもの入ってくるんだけど、自己流になってきたりっていうこともあると思うので、一旦まっさらな気持ちに、なかなか難しいんですけど、まっさらな気持ちになって、なにかそこで学び直しってしてみるのは、ご自身がこれからコーチングをもっともっとしていくにあたって、すごく有効かなって思うんです。そうするとますます今、コーチになる方、増えてると思うんですよ。その中で、いろいろ私のように他の付加価値というものとミックスされる方も増えてると思うんです。そんな中で、そういったこともひっくるめて、力を発揮するような、力を発揮する機会が増える、選ばれるコーチっていうところになっていくのかなと思うので。そんな意味もあって「1回どうですか?」っていう、私もちょっと背中を押させていただきたいな、そんなふうに思います。自信が増える、自信が高まる。
「自信が増える、自信が高まる」。これから挑戦する人の背中を押したい
高橋:自信が増える感じがする。おっしゃったように、これまで積み上げてきたものを1回ちょっと横に置くっていうのはできそうでなかなかできないところで、本当にそこのところ果敢にチャレンジされたんだなっていうところを私も感じています。なので眞橋さんがそこで「既に他で学んでいる人が、そういう姿勢で学ぶといいよ」って言ってくださってるのは、より深みと、コーチとしての多様性みたいなところに繋がるのかなと思って、とっても嬉しく聞きました。私も見習わないといけないとちょっと思っているところで、そこのね、1回横に置くって大事だと思います。こんな感じで終わっていきたいと思いますけど、最後、これ言いたかったのにまだ言えてないっていうことがあったら、ぜひお願いします。
眞橋:高橋コーチに十分インタビューしていただいたので、もう言い足りないことはないです。
高橋:お忙しいところ本当にありがとうございます。これでインタビューを終わらせていただきます。ありがとうございました。
眞橋:はい。ありがとうございました。
セルフマネジメントトレーニングは、コーチングスキル完全マスターL1コースの中でもっとも人気のあるプログラムです。このトレーニングでは、コーチとして活動するために必要な「心の土台」をしっかり整えることを目的としています。
コーチングでは、クライアントに寄り添うことが求められますが、同時に、感情に巻き込まれすぎず、冷静さを保つことも重要です。そのために、自分の感情の扱い方や、人との境界線の引き方、「言葉」だけでなく「在り方」を大切にすることを学びます。
眞橋さんが「他で学んだ方こそ、一旦まっさらな気持ちで学び直してみるのは有効」と語られた背景には、こうした「在り方」を整え直す土台プログラムが、L1コースの最初に組み込まれていることがあります。
あとがき
眞橋さんの歩みは、15年というコーチング学習歴を持つベテランが、すでにある学びを横に置いてゼロから学び直すという、勇気ある選択を選び取った道筋を示してくれます。「ICF資格を取れ」と長年勧められながらもスルーしてきた眞橋さんに決断をもたらしたのは、研修現場で「ICF認定資格の有無で仕事の範囲が区切られる」という現実に直面した瞬間でした。9年前から仕事の中で積み上げてきた100時間の実績は要件をクリアしていたものの、コアコンピテンシーには2025年2月から本格的に取り組み始めたばかり。英語が苦手という条件のなかで、スクール仲間と協力して英語の練習問題を和訳し、AI(ChatGPT)に難易度を上げながら200問の模擬問題を作らせ、70点台から90点台まで実力を引き上げるという、地道な学習を積み重ねられました。
横浜のピアソンVUE会場では、用意されていた耳栓もヘッドホンも合わず、過去の試験トラウマから動悸が高まる場面も。けれど眞橋さんは、手のひらに「人」と書いて飲み込むという、昔から信頼してきた小さな集中ワークを試験中にも繰り返し、「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせながら集中力を取り戻されました。そして「全部良かった、最初からここで受けたかった」と語られたヘルスコーチ・ジャパンL1コースへの評価は、すでに学びの土台がある人ほど真似しにくい「自己流をいったん横に置いてまっさらな気持ちで学び直す」という選択が、ご自身の経験そのものから生まれた言葉として響きます。
すでに他スクールでコーチングを学び、複数の資格を持ちながら「今さらICF認定資格を取り直す意味があるのか」と迷っている方、長年プロとして関わってきたなかで国際標準の認定資格に挑むタイミングを探している方にとって、眞橋さんの「仕組み化」を軸に個人と組織を支える歩みは、次のステップを描く具体的な道しるべになるはずです。これからPCCを目指される眞橋さんの挑戦を、ヘルスコーチ・ジャパンも応援していきます。
この記事を読んで次にすること
眞橋さんの体験は、すでに何年もコーチングを学び別の認定資格を持っている方、特に研修・士業・ビジネス現場でコーチングを活用しているけれど「今さらICF資格を取り直す意味があるのか」と迷っている方にとって、次のキャリアステージを描く一つの道筋を示してくれます。
長年の学習歴があるけれどICFはまだという方、そして「他で学んだことを一旦横に置いてゼロから学び直す」ことに迷いがある方こそ、他の合格者の体験もあわせて読んでみてください。
12. プロフィール
眞橋今日子(まばし きょうこ)

- 「仕組み化」をキーワードに、個人と組織の支援を提供する経営コーチ
- 百貨店、税務会計事務所、薬局経営などで多様な現場経験を積み、2015年に起業
- 東京都世田谷区出身、神奈川県鎌倉市在住
【保有資格】
- 国際コーチング連盟(ICF)認定 アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)
- 米国Gallup社認定 ストレングスコーチ
- PHP研究所認定 ビジネスコーチ
- NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 ヘルス&メンタルコーチ
- 国家資格 キャリアコンサルタント
- 日本アンガーマネジメント協会認定 コンサルタント
- メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
- 日本ライフオーガナイザー協会認定 ライフオーガナイザー
- FITファシリテーター
【サイト・SNS】
高橋美佐(たかはし みさ)

コーチングオフィス円 代表
高橋美佐の3分禅コーチング
コーチ・メンターコーチ・研修講師・大学非常勤講師
- 大学院終了後、人工知能のシステム開発に携わる。子育て、地域活動を通じてコーチングに出会い、活動を始める。
- 2012年、コーチングのエビデンスを求めてハーバード医科大学の会議に参加したときに「マインドフルネス」に出会う。その後グーグル社で開発されたマインドフルネスとEQのプログラム(SIY Engage)に参加、世界20か国あまりの受講生とともに、第1期卒業生となる。
- 現在は、未来の保健師にコーチングを教えたり、マインドフルネスとEQ、ソマティック心理学や、内的家族システム等の心理的アプローチ、成人発達理論、現代哲学なども取り入れて、幅広い視点からチェンジメーカーをサポートしている
- 関西出身、京都市在住。
【保有資格】
国際コーチング連盟(ICF)認定 プロフェッショナル・コーチ(PCC)
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 メンタルコーチ/ヘルスコーチ
国際認定資格 6seconds認定 SEI EQ アセッサー
国際認定資格 6seconds認定 ブレイン・プロファイラー
国際コーチング連盟日本支部(ICFJ)倫理規定&コアコンピテンシー・アンバサダー

