2023年にICFの資格認定制度が大幅に変更になり、ACC資格を取得するための認証プログラムは、ACSTHからLEVEL1に、PCC資格を取得するための認証プログラムは、ACTPからLEVEL2に変更になりました。
これに伴い、ヘルスコーチ・ジャパンも、それまで実施していたACSTHプログラムの内容を変更し、コーチングスキル完全マスターL1コースとして開催しています。
2024年10月に、新制度になってから11人目のACC合格者が出ましたので、インタビューを行いました。今回の合格者は力丸千栄さんです。
力丸さんは、最初は社会人5・6年目で感じたキャリアと人生のモヤモヤを整理する目的でコーチングの勉強をスタートしましたが、自分自身の思考の変化を体感し、前向きな行動変容につながることを実感して、さらに多くの人にコーチングの価値を伝えるためには、国際資格があったほうがいいよね、ということで、今回の資格取得につながりました。
最初はキャリアコンサルタントの資格も並行して学び、両方の学びの相乗効果を感じながら、特にコーチングでは「前向きなマインド」と「行動につながる思考」を養うことができたと語っています。この経験を通じて、力丸さん自身も「できない理由を探す」後ろ向きな思考から「どうしたら実現できるか」を考える前向きな思考へと大きく変化し、家族からも「変わったね」と言われるほどの成長を遂げました。
今後は、自身の経験を活かし「クライアントが自分らしさを大切にできるコーチング」を提供し、コーチングに対する興味関心をより多くの人に広めていきたいと仰っています。「変わりたいと思ったら、あとは自分の行動次第で変われる」というメッセージには、力丸さん自身の確かな体験が込められています。
本インタビューでは、資格取得のための具体的なアプローチや学びの中で感じた変化、そして今後の展望についてお話ししていただきます。資格取得を目指している方々にとっても、きっと参考になるお話がたくさん詰まっています。それでは、力丸さんのお話をじっくりお聞きしていきましょう。
力丸さんは、社会人5・6年目で感じたキャリアと人生へのモヤモヤ感がきっかけでコーチングと出会いました。
自分の価値観やキャリアを整理する手段として2023年にコーチングの学びを本格的に開始。自身がコーチングを受けるよりも「学ぶ」方が一石二鳥になると考え、同時期にキャリアコンサルタントの資格学習も始めました。
コーチングを学ぶ過程で、形にできる目標として国際資格取得を設定。世の中に多くのコーチがいる中で、クライアントに安心感を与えるための信頼の証として、ACCの資格取得を目指しました。
2024年中の取得を目標に、毎月必要なセッション時間数を逆算して計画的に取り組みました。
力丸さんは、ヘルスコーチジャパンの「受け放題」システムを存分に活用。
特にコアコンピテンシーのクラスとグループメンターコーチングを何度も受講し、コーチングスキルとACCエグザム対策の両方に役立てました。
グループメンターコーチングでは、先輩コーチからのフィードバックを受け、自分のコーチングレベルを客観視する貴重な機会となりました。
資格取得に必要な100時間の実績は以下の方法で達成しました:
試験対策では、公式のコアコンピテンシーと倫理規定の日本語訳を何度も読み込み、倫理規定FAQを英語から翻訳して学習。
さらにメンタルヘルスに関する資料も研究し、ICFジャパン主催の試験対策イベントにも参加しました。
「基本を理解する」ことに集中し、余計な情報に惑わされないよう心がけたことが合格のポイントでした。
コーチングを学び実践する中で、力丸さん自身にも大きな変化が生まれました。
「できない理由を探す」後ろ向きな思考から、「どうしたら実現できるか」を考える前向きな思考へと変化。
この思考転換は転職というキャリア選択にも繋がり、家族や周囲からも「変わった」と言われるほどの成長を遂げました。
この経験から、力丸さんは「変わりたいと思ったら、後は行動次第でいかようにも変われる」というメッセージを伝えています。
今後もコーチとしてのスキルを磨きながら、クライアントが自分らしさを大切にできるコーチングを提供していく予定です。
高橋:今日はインタビュー、ご協力ありがとうございます。そしてACC合格取得おめでとうございます。
ありがとうございます。
高橋:合格されたのが1ヶ月ぐらい前っていうことだったんですけど、合格したって一番実感した瞬間っていつでした?
終わってすぐの、点数がぱって出て、合格って出てきたときかなぁ。試験が終わってすぐ、パソコンを閉じて、係りの方に試験が終わりましたって伝えると、私の結果が印刷された紙を渡してくれるので、そこで初めて合格がわかりました。試験会場から帰る途中で、より実感が湧いてきました。
高橋:ACCのレベル1の修了試験と、ICFのACCエグザム、二つの試験の合格の瞬間があったと思うんですけど、どんなふうに違いました?
最初に実技テストとして、自分がどのレベルかわかっていない中でのベストと思ったセッション録画を提出して、それが合格しましたとメールで連絡が来たとき、認められたというか、一定のレベルには達していたんだな、というのを感じました。ただまだACCとは語れないので、コアコンピテンシーを踏まえたICFのACC試験の合格をもらってようやくこれで終わった、一段落ついた、といった感覚でした。
高橋:ありがとうございます。そのときどんな気持ちでした?じわじわと湧いてきた気持ちっていうのは。
本当に一安心したっていう感じでした。コーチングの勉強をスタートしてから1年半ぐらいで合格したのですが、その道のりは結構長かったなと個人的には思います。
2024年中にはACCを取得したいと思って、セッションも詰めていたので、安心したな、良かった良かった、みたいな気持ちです。
高橋:そうだったんですね。私から見たらすごいハイペースで頑張られたんだな、1年半でも相当ハイペースだなっていうふうに思いました。
高橋:真剣に取り組んでくださったコーチングなんですけど、コーチングを学ぼうと思ったきっかけなんだったんですか?
社会人5・6年目ぐらいのタイミングで、自分のキャリアや、人生に対して、このままでいいのかなというモヤモヤがあったんです。 でも、どうしていいかわからない時があって。自分の価値観や、キャリア、思考などを整理する手段として、コーチングがあるのは知っていました。
だったら、自分がクライアントとしてコーチングを受けるよりかは、自分で学んだほうが、一石二鳥になるかなと思いました。また、わたしは学ぶこと自体結構好だったのもあります。
高橋:自分の中のモヤモヤを整理したりするためにコーチをつけるというよりも、自分がコーチングを学んでいく中でそういうことを整理できたら一石二鳥だなって思われたということですね。キャリアとか人生とかっていう意味では、キャリアコンサルタントみたいなのもあると思うんですけど、そっちはお考えになったんでしたっけ?
そうですね、キャリアコンサルタントの資格試験も同じ時期に一緒に始めました。
高橋:キャリアコンサルタントとコーチングと似てるところと違うところとあったと思うんですけど、今どんな印象を持ってらっしゃいます?
キャリア理論は、キャリアコンサルタントの方がキャリアに特化した理論なので、それはコーチングとは重なりませんでした。一方で、どちらもロープレのような、クライアントに対して、どう接するかのような、コーチング、キャリアコンサルタントの技法、傾聴の技法など、共通する部分があって、そこは同時期に学んでいたからこそ相乗効果としてより体得・習得もできたんじゃないかなと思っています。
高橋:相乗効果があったということですね。キャリアコンサルタントの学びの中にはなかったけど、コーチングの中にはあったなみたいに思うところは、例えばどんなのがありました?
自分の過去や、外の顔、枠組み、地雷は コーチング特有というか。それを知って、自分もコーチとして、クライアントへのコーチングで使うし、自分も受ける中で、自分自身を客観視できるようになりました。
コーチングって最後に行動に繋げていくのが醍醐味であると思うんですけど、その行動に繋げるための前向きになれる考えというか、マインドもコーチングで培われていったのかなと思います。
高橋:行動に繋がるための、前向きになるマインドっていうのはコーチングで培われた。それでここで関係しているのは外の顔とか地雷とかそういうこともやりましたけど、ヘルスコーチジャパンでは、セルフマネジメントトレーニングって言われる領域のところすごく大事にしているんですが、そこをやるとやっぱり前向きになるのも、役立てていただいたのかなみたいなことをお聞きして思いました。ありがとうございます。
力丸さんが話している「外の顔、枠組み、地雷」については、セルフマネジメントトレーニングという講座で学びます。
この講座では、コーチとしての基盤を整えることをGoalとしています。心の基盤と関係性の基盤の2つの側面から学び、クライアントに巻き込まれない強さを身につける講座です。
別のブログでご紹介している、スタートアップ人事の石田真由さんは、この講座でレジリエンス力が高まったと語っています。
セルフマネジメントトレーニングでは、感情マネジメントができるようになる当団体いちばん人気の講座です。
初めての方は、50%オフで学べるので、ちょっとお試ししてみたい方は是非受講してみてください。開催頻度も高いので、気軽に受講することが可能です
高橋:コーチングを学ぶにあたって、ACC資格を取ろうと思ったのはなぜですか?ACC資格がなくてもコーチングっていうのは一応成立はすると世の中では言われてますが。
どうせ勉強するからには形にできるもの、つまり資格があると、そこに向けて自分自身もモチベーションが上がるかなと思ったのと、いろんなコーチが活動してる中で、クライアント側に立って、どういうコーチにお願いしたいかを考えたときに、やっぱりちゃんとした国際資格を持っているコーチにお願いする方がクライアントにとっても安心材料だし、コーチにとってもそれがあるのは大きな強みになると思ったので、どうせだったら取ろうと思い、ACC資格取得を目指しました。
高橋:クライアントの立場に立って、国際コーチング連盟の資格を考えてくださったんですね。ありがとうございます。実際レベル1といいますか、ACCレベルの実技、コーチングの実力をつけてくださってから、後でACC Examのテストっていうことになったんですけど、ACCレベルの実力をつけるのに役立ったことっていうのにはどんなものがありますか?
そうですね。まず、ぱって出てくるのは、もちろん定期的な講座の中で10分15分のセッションをして、その中でちょっとずつスモールステップを踏み出して、セッションするのもそうですし、自分がコーチとして、30分や45分のセッションを実践していったことがよかったと思います。
あと二つ目はグループメンターコーチング。あれすごいいいなって思って、私何回か参加させていただいています。
高橋:何回も参加してくださったんですね。どこが良かったですか?
実際に手を挙げて、自分がコーチ役とクライアント役に選ばれると思うんですけど、その場で皆さんからフィードバックがいただけるかつ、それこそ高橋コーチを始めとしたACCやPCCを持たれているコーチの方にアドバイスいただけるっていうのが、私的には何回も出られるのでお得だなって思いました。
自分の今のコーチング力がどれほどのものなのかっていうのを客観視するために、すごい役に立ったな、ありがたかったなって思っています。
高橋:なるほど、グループメンターコーチングに繰り返し出てくださった、活用してくださった感じがすごく伝わってきました。ありがとうございます。
ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コース(ACC資格がとれるコース)の受講期間は3年間あります。
しかも、3年間の受講期間の間、何度再受講しても無料です。
なぜこういうシステムにしているのかというと、コーチングは会話なので、実践を何度も繰り返さないと日常の中で自由に使いこなせるようにはならないと思っているからです
力丸さんは、ガチの本番セッションを皆の前でやって、それに対して、メンターコーチからのフィードバックを受ける実践クラス「ACCグループメンターコーチング」の講座を何度も繰り返し受講されて実力をつけられました。
ヘルスコーチ・ジャパンの学習サポートシステムを最大限に活用されているなと思います。
高橋:では、ACCを目指される方が気にするのが、どうやって資格取得要件の100時間のコーチング実績を積むかということです。力丸さんの場合はどうやって達成されたんですか?
はい。私も100時間はすごいネックというか、大変だなって思いました。
まず月に何時間ぐらいをセッションをすると、2024年中に間に合うのかを逆算して、その手段として利用したのがヘルスコーチジャパン内での相互セッションを活用しました。
あとは知人にもお願いして、片道セッションとして説明してお支払いいただいて、コーチングを知らない方に対しても、セッション実績を積みました。
あとは、紹介していただいた他のスクールの方たちが集まっているコミュニティに参加して、そこで相互セッションとか片道セッションをさせていただける相手の方を見つけるといった方法でやりました。
高橋:ありがとうございます。どうでした100時間ということもあるんですけど、コーチングを学んでいる者同士の相互セッションと、コーチングを知らない人へのコーチングセッションっていうのは印象として、何か違いが感じられました?
そうですね。違いが明確にあったのは、コーチングを学んでいる方たちはコーチって、アドバイスやコンサルティングのようなことはしないっていうのは知ってた上でのセッションになるので、アドバイスください、といった要望は、ほとんどなかったんです。しかしコーチング未経験者の方だとどうしてもコーチとしての意見をください、アドバイスが欲しい、のような要求があることでした。ある程度コーチングってこういいものですよっていう説明をした上でも、ありましたね。
高橋:それでどうされたんですか?
最初の方は自分も経験値が少なかったので、あたふたしたところがあったのですが、ちょっとずつ慣れてきたり、いろんな方とセッションをしたりする中で、アドバイスを求められたら、クライアントが求めているものにどうしたらたどり着けるかを一緒に考えていきましょうという風にいざなう、提案をするようにしました。そうすることで、直接的なアドバイスをコーチから提供するのではなく、一緒に見つけて行く関わりをしてきました。
高橋:いろいろ工夫された感じが伝わってきます。100時間の経験にはぎっしり中身が詰まっているっていう感じがしますね。コーチ同士の相互セッションっていうのはどういう学びがありましたか?
そうですね。コーチ同士だと自分に足りないことがわかる。自分がクライアントとして受けると、このコーチのこういう問いかけと関わり方がいいなとか、真似したい、もいただけたので、相互セッションも毎回毎回学びや気づきの連続でした。
高橋:100時間の達成も大変だったと思うんですけど、振り返ってみてどんなプロセスでしたか?
そうですね。最初の0時間のときは、100時間は大変に見えたものの、千里の道も一歩から、と思いながら、ちょっとずつやっていくことで、時間数もですし、自分の経験値や、コーチとしてのスキルマインドセットみたいなところも振り返ってみると、確実に、レベルアップしていたと感じます。100時間って大変に見えるんですけど、本当にやってよかったな、学びや実りが多かったな、と今では思っています。
高橋:ありがとうございます。
100時間の実績セッションは、100時間のうち75時間が有料セッションでなければなりません。力丸さんは、相互コーチング(ピアツーピア)だけでなく、全くコーチングを知らない人に対しての有料セッションも実践されました。
コーチングを知っている相手に対するコーチングと、コーチングを全く知らない人に対するコーチングは、全く違います。力丸さんはそれをわかった上で、両方を実践して実力をつけていかれたことがわかります。
人によっては、社内で許可をとり、社内コーチングで達成される方もいらっしゃいます。人事部への許可が必要ですが、給料をもらってやっているコーチングになるので、有料カウントができるのです。
ただし、上司が直属の部下に行うコーチングは、実績セッションとはみなされなくなっています。この理由は、上司部下の関係性の中で行うと、コーチングで最も重要な、Partner Withができなくなるからと思われます。
ヘルスコーチ・ジャパンには、受講者が自主的に立ち上げている勉強会や実践練習会が7つあります。ほとんどがピアツーピアをやっている練習会です。これらの自主練チームでは、互いに同意書を交わしてやっています。
こういった自主練チームでつながった受講者同士が、互いに情報交換しています。
高橋:実技をパスされて、次にコアコンピテンシーと倫理規定に関する試験、新しくできたACCエグザムというのを受けられたんですけど、対策としてどんなことをされたんですか?
対策としては、公式が出しているコアコンピテンシーや倫理規定の日本語訳を中心に、一つずつ復習していくのと、コアコンピテンシーの講座も、土日3時間ぐらいのものを何回か受講しました。そして先輩コーチがおっしゃってることをメモして振り返ったりしました。
基本はICFが公式に出している原文を使いました。
あと今振り返って、やっておいてよかったなと思うのが、倫理規定かコアコンピテンシーのよくあるケース/事例が出てるページがあって、こういう場合はどうしたらいいでしょうか?という問いが掲載されているものです。公式ICFのところをよく見ると載っていました。倫理に関するよくある質問というものですね。
高橋:確かに倫理に関するよくある質問っていうのがありますね。
英語であっても日本語訳にして、Chromeの翻訳機能で一括で日本語訳にして、何周かしました。
高橋:素晴らしい。倫理規定に関してはこれを勉強されて、他にも何か対策とかされたのはありますでしょうか?
はい。これもヘルスコーチジャパンの皆さんは認知されてると思うんですけど、メンタルヘルスに関する取り扱いのような資料を日本語訳にして2周・3周しました。
高橋:他の受験者の情報をもとにしてこれやっといたらいいのかなみたいなイメージで勉強されたんですかね?
試験直前の11月末ぐらいにICFジャパンが開催していた、新examの受け方や、勉強の方法などを公開していたイベントが1時間くらいオンラインであって。そこで紹介されていた内容を全部見ました。
高橋:そういうのも参考にされて、試験対策をされたっていうところでしょうかね。ありがとうございます。
高橋:ではピアソンVUEの会場に行かれたということですけども、実際の受験の様子っていうのはどうでした?
思ったより試験時間は余裕がある印象でしたね。確か1時間ずつ、前半と後半で間に休憩を挟んでいました。その1時間の中で30問答えるのですが、見返す余裕が1、2周ぐらいはありました。
高橋:そうなんですね。会場はどちらで受けられたんでしたっけ?
秋葉原です。
高橋:利用に際して利用しにくいとか、なかなか入れないとか、お手洗いがどうとかとか、そういうことはいかがでした?
立地は駅から近くてよかったです。ちょっと早めに行ったんですよね。そしたら入れる時間が決まっていて、それまでは入れないですって言われたので、近くの公園のようなところに待機していました。
高橋:そうなんですね。
トイレはそんなに混んでなかったです。
高橋:問題なく使えたっていうところですね。ACCエグザムは日本語と英語と行ったり来たりするんですか?
そうですね。最初は日本語で解いていて、どっちだろうみたいな、AかBかで迷ったときに、英語を見にいくようにしてました。
高橋:日本語で受験する場合は30分ぐらい余計に時間が与えられているっていう話を聞いたんですけど、それはその通りだったんでしょうか?
そうです。確か私は2時間あったんですよね。休憩抜きで2時間。2時間あったので、多分それは多いですよね。通常の試験時間よりは。
高橋:おそらく英語で受験するんだったら、ネイティブの人が英語で受験するんだったら90分なのかな。それが日本語と英語と行ったり来たりする分のハンデみたいな感じで、30分プラスされてるっていう話を私も聞きました。ありがとうございます。ACCエグザムについて何か付け加えたいことって、これは皆さんのために言っておきたいみたいなことがもしあれば。
何か一言あるとすると、今まで挙げたようなICFが公式に出しているコアコンピテンシー、倫理規定などをしっかり読み込んで理解することが大事だと思いました。
余計なものに手を出さずに、基本を理解するのがいいのかなと思います。
高橋:コアコンピテンシーと倫理規定のFAQよくある質問と、メンタルヘルスのやつも大事っていうところですね。ありがとうございます。
会場は全国にあり、試験の運営は、ピアソンVUEというところがやっています。ここは、ICFの試験だけでなく、マイクロソフトやIBMなどの試験も行っているので、隣の席の人は、違う試験を受けていたりします。
ACC資格の新規申請は、ICFのページから英語で行わなければなりません。ここは日本人にとってハードルが高いところなので、ヘルスコーチ・ジャパンでは、実際の申請画面を録画して、あらかじめご覧になれるように用意しています。
このサービスは、受講者の方に大変好評で、これがあったから、安心して申請できた、これがなかったら申請時点で心が折れていたかもしれないと、仰います。
他にも、契約書の雛形、会社に申請するときの書類、その他、資格取得時に必要な情報を、ひとつのプロダクト内に収めて、受講者の方提供しています。
高橋:では全体としてコーチングを学ぶ、そしてACCを取得するという上で、ヘルスコーチジャパンのプログラムの良かったところはどんなところだったと思いますか?
他のスクールと比較はできないのですが、本当に個人的にいいなって思うのはまず、どのプログラムも期間内に受け放題というところはすごい良いなと思っています。
それこそ、コアコンピテンシーのクラスだったり、グループメンターコーチングのクラスです。私は何回も受けていて、受けていたからこそ、コアコンピテンシーがACC Examに繋がりました。もちろん実践においてもですが。グループメンターコーチングのクラスだと、自分のコーチングのスキルにも着実に繋がっていったみたいなところがあったので、そこがすごい大きい魅力だなと思いました。
高橋:受け放題、特にコアコンピテンシーとグループメンターコーチングはいくらでも受けられるっていうところで、はい。ありがとうございます。
高橋:それでACCを取られたわけなんですけども、今度はコーチとしてこれから何にチャレンジしていきたいですか?
そうですね、コーチとしてACCは取得したものの、ここがゴールではなく、あくまで通過点で、まだまだひよっこだなっていうところあるので、もっとセッション経験を積んで、レベルアップスキルアップした上で、クライアントに還元していきたいなとずっと思っています。
また、私がコーチングをやって、行動変容が周りにも起きているみたいな、そういうのを私の知人や周囲の人から、広まっていって、コーチングに対しての興味関心がもっといろんな人に広く届けられるといいなと思います。
高橋:コーチングに対する興味関心を周りの人に届けたいっていうところですね。行動変容が起こるっていうのはどんな感じなんですか?よくコーチングでは行動変容って言いますけど。
自分自身が、コーチングを始める前と、コーチングを学んでコーチとしてコーチングをやっていると、考え方や、行動がすごい変わりました。周りの人が以前と違うんじゃないか、と気づくぐらい変わったようです。
高橋:すごい。行動が変わっただけじゃなくて、考え方も変わっている。どんなふうに変わったか聞いていい?
そうですね。 それこそコーチングを始める前は自分のキャリアや価値観がわからないことがあり、できない理由を探していました。
これをやりたいけど、できないだろうなあとか、難しいから後回しにしようとか、どうしてもちょっと後ろ向きなことが多かったです。
コーチングを自分でも学ぶし、コーチングを受けるし、自分がコーチをする中で、前向きに、どうしたらそうありたい未来や自分に向けて変われるのか、そのためにどんなことができるか、といったふうに、すごい前向きに考えていって、
行動も、どうしたらできるようになるか、と、できるための方法を探すように変わっていきました。
一つ大きな変化として、転職をしました。結構そういったところが変わったなと思います。
高橋:なるほど。転職をするにあたっても、どうしたらそれができるかっていうふうなところから起こった行動だったっていう感じですかね。人が変わったっていうのは自分でも実感するし、周りからも言われたりとかもするんですか?
自分でも変わったなって、思っていて。家族や周囲の人からは「結構変わったね。」と言われます。
高橋:ありがとうございます。そういうふうに変わりたいなというふうに思ってらっしゃる方、他にもいるんじゃないかなというふうに思います。
高橋:国際資格の取得ということもあるとは思うんですけども、力丸さんみたいに、何かモヤモヤしてたものが、変わっていくみたいなことを体験したいとか、そんなことにチャレンジしたいっていう人に向けて応援メッセージをお願いしていいですか?
はい。変わりたいと思ったら、もうあとは皆さんのやる気というか行動次第で、いかようにも変われるので、まず最初の一歩を踏み出してもらえたら、今とは違う未来が待ってるんじゃないかなと思っています。
今が一番若いということで動きましょう。
高橋:初めのちっちゃい一歩が大事なんですね。初めのちっちゃい一歩を踏み出すコツみたいなのはどんなことでしょうか?
知り合いのコーチから聞いていいなって思った言葉が、「今の自分を作っているのは、自分自身」です。
行動しないという選択をしているのは自分自身と考えたら、それを変えられるのも自分だけなので、動かないということは、何も変わらない未来を望んでいるのは自分自身、となるので、そこを変えたいんだったらもう自分で動くしかないですよね。
高橋:ちっちゃい一歩を踏み出すきっかけは自分の行動の中にあるっていうようなことが聞こえてきました。
はい、そうですね。
高橋:最後に言い残したことはございませんでしょうか?
行動した、動いた結果はついてくるということは、今回のACC取得において感じたので、前向きに動いていってもらえるといいのではないかと思います。
高橋:ありがとうございました。
国際コーチング連盟(ICF)認定アソシエイトコーチ(ACC)
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定メンタルコーチ/ヘルスコーチ
国家資格キャリアコンサルタント
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)
コーチングオフィス円 代表
高橋美佐の3分禅コーチング
コーチ・メンターコーチ・研修講師・大学非常勤講師
国際コーチング連盟(ICF)認定プロフェッショナル・コーチ(PCC)
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 メンタルコーチ/ヘルスコーチ
国際認定資格 6seconds認定 SEI EQ アセッサー
国際認定資格 6seconds認定ブレイン・プロファイラー
国際コーチング連盟日本支部(ICFJ)倫理規定&コアコンピテンシー・アンバサダー