欧州外資系企業で研究開発マネージャーを務める市原孝一さんは、メカニカルエンジニアを起点に日系上場企業・外資系企業・スタートアップで20年以上、多国籍チームの研究開発・マネジメントに従事してきたベテラン。「部下が主体的に行動できるような関わり」を目指して2024年5月にコーチングを学び始め、11ヶ月で100時間のセッションを積み上げ、2025年4月にICF認定ACC資格を取得されました。
市原さんが100時間達成の鍵にしたのは「コーチングをしてもらいながら、100時間達成のプラン自体を考える」というアプローチ。コーチ探しから所要時間の見積もりまで、すべて自身もコーチングを受けるなかで一つずつ解決し、相互コーチング(ピアツーピア)中心で短期達成されました。新形式ACC Examへの対策では、まだ過去問も模擬試験サイトも整っていない情報の乏しい状況のなか、AI(ChatGPT)に間違えた問題を解説してもらい、倫理規定とコンピテンシーを何度も読み返す手探りの学習スタイルで合格を勝ち取られています。
当初は「コーチング的関わりができるようになればいい」と考えていた市原さんが、100時間のセッションを積むなかで「コーチングはスキルにとどまらない、その人の力を引き出すための道具」という本質を体感的に理解されていく過程は、マネジメント職にある方が国際コーチ資格に挑むうえでのリアルな学びの軌跡として響きます。今後はPCCチャレンジを視野に入れつつ、研究開発マネージャーとしての本業とICF-ACC認定コーチとしての活動を両立させていく市原さんに、桑原奈緒子コーチがインタビューします。
ICF認定ACC(Associate Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプロコーチの国際資格の第一歩です。他の合格者の体験談と資格制度の詳細は、ACC合格者のリアル体験談【ヘルスコーチ・ジャパン累計】からご覧いただけます。
最終更新日:2026年04月
市原さんがコーチング学習に踏み出したきっかけは、会社のなかで「部下が主体的に行動に移せるような関わり」を目指して情報収集していたことでした。マネジメントの本やセミナーを調べていくなかで「コーチング的関わりをすればいい」という結論にたどり着き、まずはコーチング的関わりができるようになることを目標に、本格的な学習をスタートされました。
20年以上にわたって多国籍チームの研究開発・マネジメントに従事してこられた市原さんにとって、コーチングは「指示命令型から離れたマネジメント手法」の選択肢として、明確な実務目的を持って入ってきた学びでした。
当初は「コーチングはスキルなのかな」と捉えていた市原さんですが、100時間のコーチング実績を積むなかで、その理解は大きく変わっていきます。ピアツーピアでコーチングを行ったとき、クライアントが自分自身の発した言葉で気づき、行動を変えていく様子をまざまざと目撃し、「やっぱりその人の力があってこそ、それを引き出すためのただの本当の道具みたいな感じ」とコーチングの本質を体感されました。
この気づきは、ACC受験を決意する大きな後押しにもなりました。「会社のコーチング研修を受けたのと違って、しっかりコーチングについて勉強した証を自分の中に持っておきたい」「部下に対しても、ちゃんとしたコーチングを受けて関わっていますと伝えられるから」――市原さんがACCを目指した動機には、職場でのマネジメントへの責任感が滲みます。
市原さんは2024年5月の入学から11ヶ月で、100時間のセッション要件を達成されました。短期達成の鍵は、コーチングをしてもらいながら計画自体を考えていったこと。「4月5月で合格するためにどんなふうにしたらいいか」「コーチ探しのところから、どんなところに頼んでとか、何時間ぐらいあるのか」――こうした課題をすべて、自分自身もコーチングを受けるなかで一つずつ解決していかれました。
コーチングを学ぶ過程でコーチングを受ける――この二重の活用が、結果的に短期達成と「コーチングそのものの価値の体験」の両方を同時に実現させる戦略になっていました。
市原さんが受験されたのは、2025年5月から完全に統一される新形式のACC Examです。受験当時はまだ模擬試験サイトもなく、過去問も世の中に出ていない状況でした。市原さんはICFが公開している10問程度の例題に加え、スクール仲間が共有してくれた練習問題を解き、間違えた問題についてはAI(ChatGPT)に解説してもらうことで理解を深めていかれました。
さらに倫理規定とコンピテンシーを何度も読み返し、2024年12月から2025年1月にかけて開催された勉強会にも参加。同じ問題を解いたとき、他のコーチが倫理規定・コンピテンシーを根拠に答える一方で、自分は感覚で答えていたという違いに気づき、知識の体系的な整理がいかに大事かを実感されました。
市原さんが応援メッセージで強調されたのは、ヘルスコーチ・ジャパンの講座内容そのものに加えて「講座のなかで出会うコーチの方を大事にしてほしい」という点でした。100時間の達成も、試験対策の勉強会も、すべて講座で出会ったコーチ仲間との協力で実現できたという実感が、市原さんの言葉の背景にあります。今後はPCCへのチャレンジを視野に入れつつ、研究開発マネージャーとしての本業と、ICF-ACC認定コーチとしての活動を両立させていかれる予定です。
桑原:はい。では市原さん、よろしくお願いいたします。
市原:よろしくお願いします。
桑原:4月の最初に合格されて、今ちょっとほっとした表情が浮かんでおりますけれども、合格おめでとうございます。
市原:ありがとうございます。
桑原:合格して今の率直なお気持ち、いかがですか?
市原:本当に嬉しいです。
桑原:本当に力入ってましたね。それまでのいろいろな約1年間ですか、頑張られた思いがこもってるのかなって今思ったんですけれども、嬉しい一言って感じですか?
11ヶ月の学びと100時間のセッションを積み重ね、自分で立てた「4月5月で合格する」という目標を達成できた実感が、「本当に嬉しい」という言葉に凝縮されている。
市原:そうですね。いろいろ1年間の中でいろんなコーチの方を相互コーチングしてもらって、その結果、100時間も終われたし、それで最後しっかりと自分の目標としてた4月5月で合格できたこと、それが達成できたことが、実感できて本当に嬉しいっていう言葉になります。
桑原:なんか本当しみじみとっていう感じですね。本当におめでとうございます。
市原:ありがとうございます。
桑原:市原さん、そもそもどうしてコーチングを学び始められたんですか?
外資系企業の研究開発マネージャーとして、部下が主体的に行動に移せるような関わりを模索していたことが、コーチングという扉を開いた最初のきっかけだった。
市原:コーチングを学ぼうとしたきっかけは、会社の中で部下が主体的に行動に移せるようにっていうことで、いろいろ調べてたら、コーチング的関わりをすればいいよということがあったというのがあって、コーチング的関わりをするために、コーチングを学ぼうっていうところが最初のきっかけです。
桑原:ご自分なりの目的があって、そのためにはコーチングだな、学ばなければみたいな、そんな流れ。
市原:はい。
桑原:実際に学ばれてみて、学び始められてみてどうだったですか?
最初は「コーチング的関わりができれば」と考えていたが、100時間のセッションを積むなかで、コーチング自体の「人を動かす力」をリアルに実感していった。
市原:そうですね。まずやっぱり最初はコーチング的関わりをできるようになればいいって思ってたんですけど、100時間のコーチング実績を積む中で、やっぱりコーチングが人を動かす、そういう力は感じましたし、自分もその力を受けて、やっぱり今回コーチングの学びができたと思ってます。
桑原:学び続けて、その中でコーチングの力を実感できたっていう。体験を通してですね。
市原:はい、そうですね。
桑原:その中でACCを取ろうって思われたのはどんなときですか?
「会社のコーチング研修と違って、しっかりコーチングを勉強した証を自分の中に持っておきたい」――職場での部下育成への責任感が、ACC受験の動機になった。
市原:そうですね。ACCを取ろうと思ったきっかけは、会社でコーチング研修を受けたのと違って、しっかりコーチングについて勉強したっていうのを、そういった証を自分の中に持っておきたかった。そういったのを含めて、やっぱり部下と関わるときもしっかりとしたコーチングを受けて、ちゃんと関わってますよっていうのも、きちんと伝えられるからっていうところですね。
桑原:市原さんならではのというか、なんちゃってコーチングじゃないのよっていう、そういう証としてACCを受けようというふうに思われた。
市原:はい。
ICF認定資格は、クライアント側から見たときの「このコーチはプロの基準を満たしているのか」を判断する共通ものさしになります。特に企業内コーチングや組織内マネジメントの場面で、社内研修との差別化や、部下からの信頼を裏付ける要素として、ICF認定ACCの有無は意味を持ちます。
市原さんが「会社のコーチング研修と違って、しっかり勉強した証を自分の中に持っておきたい」と語られた背景には、外資系企業の研究開発マネージャーとして、ご自身のマネジメントの質を客観的な国際基準で裏付けたいという、職場での部下育成への責任感が読み取れます。
桑原:さっきお話出てましたけど、100時間、しかもすごく短期で市原さん達成されたってお聞きしてますけれども、どういうふうにしてやられたんですか?
100時間達成のプラン自体を、コーチングをしてもらいながら考えるという、ベテランマネージャーらしい計画的な進め方が短期達成の鍵だった。
市原:そうですね。それこそ100時間を達成するためにコーチングをしてもらって、考えてやりました。
桑原:なるほど。
市原:具体的にはやっぱり、この4月5月に向けて合格するために、どんなふうにしたらいいのかみたいなのを、コーチ探しのところから、どんなところに頼んでとか、何時間ぐらいあるのかとか、全てコーチングの中でいろいろ解決していった。
桑原:まさに本当にコーチングの力を本当に有効に活用しながら、100時間達成したっていう、そんな感じですね。
市原:はい、その通りです。
桑原:ご自身がそういうコーチングの良さを体験できたコーチってすごくいいなって、今思ったんですけれども。100時間やられていく中で、なにか変化とかありましたか?
コーチングは「スキル」ではなく「クライアントの力を引き出す道具」――100時間のセッションを通じて、コーチの腕とは道具を使いこなす技なのだと体感的に理解された。
市原:そうですね。最初コーチングっていうのは、やっぱりスキルなのかなっていうふうに思ってたんですけど、スキルにとどまらないなって思いました。ピアツーピアでないコーチングをやったときに、その人が自分自身の発した言葉で気づいて、行動を変えていくっていうのをまざまざと見ると、やっぱりその人の力があってこそ、それを引き出すためのただの本当の道具みたいな感じに思えて、その道具をうまく使うか使わないかっていうのは、やっぱりコーチの腕の見せ所っていう感じに思いました。
桑原:コーチとしての仕事というか、やることにものすごく価値を感じていかれたっていうそういう感じですかね。
市原:はい、そうです。
100時間の実績セッションは、100時間のうち75時間が有料セッションでなければなりません。市原さんは、友だちや知人への声かけと、相互コーチング(ピアツーピア)を組み合わせ、11ヶ月という短期で100時間を達成されました。
人によっては、社内で許可をとり、社内コーチングで達成される方もいらっしゃいます。人事部への許可が必要ですが、給料をもらってやっているコーチングになるので、有料カウントができるのです。
ただし、上司が直属の部下に行うコーチングは、実績セッションとはみなされなくなっています。この理由は、上司部下の関係性の中で行うと、コーチングで最も重要な、Partner Withができなくなるからと思われます。市原さんのように、相互コーチングを軸に積み上げる方法は、Partner Withを担保しながら100時間を達成できる、現実的なルートのひとつです。
桑原:最後のところでやっぱり試験を受けなきゃいけないんですけども、そこの試験対策っていうのはどういうことをされたんですか?
受験当時はまだ模擬試験サイトも整っていなかった新形式ACC Exam。市原さんは間違えた問題をAIに解説してもらい、理解を一つひとつ積み上げていく手探りの学習で乗り切られた。
市原:僕が受けたのは新しいACCの試験なので、模擬試験がなかったっていうのがあります。模擬試験のサイトもなかったっていうのがあって、それこそ手探りでやってました。クレデンシャルテストの模擬試験を一通りやって、その中で間違ったものについて、AIを使って、その問題を解説してもらったりとかして、理解を深めて進められたっていうところがあります。
桑原:今AIってね、割ともう日頃から活用されてるんですか?
市原:そうですね。それこそコーチングの学びをするときにいろいろ調べながら、活用し始めたっていうところがあります。
桑原:試験対策もAIにいろいろ教えてもらいながら?
市原:そうですね。はい。
桑原:模擬試験を受ける、それからAIを活用しながらいろいろ解説もしてもらう。他に何かありましたか?
倫理規定とコンピテンシーを何度も読み返す反復精読が、ACC Exam合格には欠かせない学習だった。
市原:あとは倫理規定をちゃんと読むっていうこともしましたし、あとコンピテンシーについても、何度も読みましたね。
桑原:何度も読み返すってことですね。他のコーチの仲間たちとの勉強会にも参加されたとかおっしゃってました。
勉強会で同じ問題を解いたとき、感覚で答える自分と、倫理規定・コンピテンシーに則って答える他のコーチとの差を体感したことが、知識を体系的に整理する大きな転換点になった。
市原:そうですね。それこそ12月1月ぐらいに参加させてもらったときには、みんなで同じ問題を解いたんですけれども、もう本当に他の方はやっぱり倫理規定とかコンピテンシーに則って、これは正しい、これは間違えているというのを言われるのを見ながら、僕は感覚でこれがいいんじゃないですかとか、これは間違いじゃないですかって、今から考えると恥ずかしいですけど、そんな感じでした。
桑原:それでしっかり倫理規定とコンピテンシーを何度も読むっていうことをされたっていうことなんですね。ありがとうございます。
以前は、ACC資格取得のときも、それよりももっと上級のPCC・MCC資格取得のときも、経験重視のICF Credential Examという試験を受ける必要がありました。
ところが、まだ100時間の実績しかもっていないACC新規資格申請者にとって、経験重視のICF Credential Examは難しすぎるという、世界中からの声があり、ICFはその声を受けて、まだ経験が浅いコーチ達も達成できる試験として、知識重視のACC Examを作りました。
2025/05/02からは、ACC新規申請の場合は、全員が新しいACC Examを受検することに統一されました。市原さんは、この移行期にあたる2025年2月に新形式のACC Examを受験され、合格された一人です。
ICF Credential Examに関しては、世界中の先輩コーチたちが対策などを公開していて、情報が豊富にあるのですが、ACC Examに関しては、まだ受検者数も少なく、情報が乏しい中での受験となります。市原さんは、AI(ChatGPT)に間違えた問題を解説してもらいながら、倫理規定とコンピテンシーを反復精読する手探りの学習で、新ACC Examに挑まれました。
市原さんが受講された、コーチングスキル完全マスターL1コースには、ICF資格取得サポートのプロダクトがもれなくついているので、このようなICFの制度変更や、試験の変更などの最新情報を、常にキャッチすることができるようになっています。
桑原:実際の試験のときの会場での様子、どんな感じだったのか教えていただけますか。
外部会場では30分前到着が案内されているが、市原さんは早めに到着するとそのまますぐ受験開始へ。腕時計・ハンカチ・眼鏡まで身の回りのチェックを受けてから個室ボックスに案内された。
市原:試験会場は外部の会場に行って、試験を受けたんですけれども、試験会場に30分前に着いて欲しいっていうのが、案内が来るんですね。実際その30分前よりちょっと前に僕は着いたら、もうすぐテストを受けますけど、どうしますかって言われて、すぐ行きますって言って、すぐ受けさせてもらったっていうのがあるんですけど。会場自体は会場に入るまでに、いろいろもう自分の身の回りのもの、ポケットに入ってるハンカチから腕時計から、あと眼鏡のチェックとか受けたりとかして。
桑原:眼鏡のチェックですか?
市原:はい。やっぱり最近のカメラがすごい小さいものもあるので、埋め込まれて。
桑原:ありますね。
市原:チェックをされたりとかして、試験の部屋に入るまでに全部準備して、それから試験に入ると、個室のボックスみたいなところに、区切られたところに案内されて、あとはパソコンに向かって、ガイダンスに則って答えていくっていう形で試験を進めました。試験が済んで、終わりましたということで出ていったら、もうすぐ出てくださいっていうことだったんで、外に出た瞬間に紙を渡されて、それがテストの結果だったっていう。
桑原:リアルの会場でも、そういうふうにすぐ出るんですね。結果が。
市原:そうですね、はい。
桑原:普通にぱっと見て、どうだったですか?びっくりしたんですか?
市原:いや、何の紙かなっていう。
桑原:でもこれで終わったぞ、みたいな。
「PASS」の文字を確認した瞬間、これまでの11ヶ月が報われた実感がじわじわと広がる。市原さんの表情には、緊張から安堵への切り替わりが滲んでいる。
市原:そうですね。その紙をよく見たらパスって書いてあったので、良かったって思って。受け取りのサインして、本当に合格したんだなって思いながら、その紙をまじまじと見ながら歩いて会場を出ていきました。
桑原:最初はすごくチェックが厳重だったけれども、なんか最後は、はいって感じであっけなく。
市原:そうですね、あっけなく。
Examは、会場受験とオンライン受験の2つの方法から選べます。
会場は全国にあり、試験の運営は、ピアソンVUEというところがやっています。ここは、ICFの試験だけでなく、マイクロソフトやIBMなどの試験も行っているので、隣の席の人は、違う試験を受けているという状態になります。
これまでの合格者からの情報によると、高橋洋さんは、自宅でのオンライン受検で、結局当日になってつながらないということになり、会場受験に変更したという報告があります。会場は、そこそこでかなり状況が違いますが、試験開始直前にならないと入れない、ということは、複数の人が話しています。
石田真由さんは、周りの音が気になって集中できなかったので、会場備え付けの耳栓を使ったとのことでした。眞橋今日子さんは、用意されていた耳栓もヘッドホンも合わず、過去の試験トラウマと向き合いながら、手のひらに「人」と書いて飲む集中ワークで乗り切られました。
市原さんは、会場受験を選択され、外部会場での身の回りチェック・個室ボックスでの受験という流れを淡々と進められました。試験終了後にその場で「PASS」と記された結果用紙を受け取られたという、新形式ACC Examの会場受験の標準的な流れを共有してくださっています。
試験は、ピアソンVUEというところが一括して請け負っているので、下記から詳しい情報を手に入れておいてください。
桑原:ヘルスコーチ・ジャパンで市原さん学ばれたんですが、一番良かったプログラムとか、何か記憶に残ってらっしゃるものがあったら教えてもらえますか?
「講座に参加してる人がやっぱり全員が参加して、その勉強を作り上げてる」――受講者同士の主体的な関わりが、市原さんにとっての学びの促進装置になっていた。
市原:そうですね。ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングプログラムも全体的にすごく内容は良かったんですけれども、それにプラスしてっていう意味でいうと、講座に参加してる人がやっぱり全員が参加して、その勉強を作り上げてるっていうところが良かったと思います。やっぱり学びが促進されるっていう感じがしました。
桑原:今日ここまでお話しされた中でも、相互コーチングの中でいろいろ勉強会でっていう話も出てましたもんね。
市原:はい、そうですね。
ヘルスコーチ・ジャパンのコーチングスキル完全マスターL1コース(ACC資格がとれるコース)の受講期間は、業界最長の3年間です。しかも、3年間の受講期間の間、何度再受講しても無料です。
なぜこういうシステムにしているのかというと、コーチングは会話なので、英語などの語学学習と同じように、実践を何度も繰り返さないと日常の中で自由に使いこなせるようにはならないと思っているからです。
市原さんが11ヶ月という短期で100時間を達成し、ACC合格まで到達できた背景には、この再受講無料の繰り返し学習システムを土台に、受講者同士の相互コーチング・勉強会という横のつながりを最大限に活用された主体性があります。
ACC資格の新規申請は、ICFのページから英語で行わなければなりません。ここは日本人にとってハードルが高いところなので、ヘルスコーチ・ジャパンでは、実際の申請画面を録画して、あらかじめご覧になれるように用意しています。
このサービスは、受講者の方に大変好評で、これがあったから、安心して申請できた、これがなかったら申請時点で心が折れていたかもしれないと、仰います。
他にも、契約書の雛形、会社に申請するときの書類、その他、資格取得時に必要な情報を、ひとつのプロダクト内に収めて、受講者の方に提供しています。
ヘルスコーチ・ジャパンには、ICFジャパンが認定している、CODE&CCアンバサダー資格を持つコーチが5名もいます(まだ全国に十数名しかいない希少な資格で、ヘルスコーチ・ジャパンには国内最多の5名が在籍しています)。
なので、ICF Credentialing Exam(ACC Exam)で出題される、コアコンピテンシー、倫理規定、PCCマーカーを深く学ぶことができるコースが、たくさんあります。
市原さんが「倫理規定とコンピテンシーを何度も読み返した」「勉強会で他のコーチが倫理規定・コンピテンシーに則って答えるのを見て自分との違いに気づいた」と語られた背景には、こうしたコアコンピテンシー・倫理規定の専門家がスクール内に複数いる学習環境の厚みがあります。
ヘルスコーチ・ジャパンは、以前、糖尿病の療養指導に特化したコーチングコースを提供していたなごりで、医療従事者の数が、他のスクールに比べて多いかもしれません。
ただ、最近多いのは、今の仕事に活かしつつ、将来的には独立起業も視野に入れて、今のうちに国際コーチ資格をとっておきたい、という、企業の中間管理職の人や、今やっているビジネスの新しい部門として、コーチングサービスを立ち上げたいという、士業や、研修系の会社の社長さん、さらには、すでにプロコーチとして仕事をしているけど、他のコーチとの差別化のために、国際コーチ資格をとりたいという方もいらっしゃいます。
市原さんは、外資系企業の研究開発マネージャーとして本業を続けながら、部下育成への明確な実務目的を持ってL1コースに入ってこられた、まさに中間管理職層の代表的な事例の一人です。
桑原:ではACCを無事予定通り、5月までに取れた市原さん、これからどんなことにチャレンジしていかれたいですか?
ACC合格を「自分をねぎらう時間」とした上で、PCCチャレンジを次のステップとして検討中。本業との兼ね合いを見ながら、自分のリズムで判断していくスタンス。
市原:そうですね。まずはACCを取れたことを、やっぱり自分をねぎらいながら、次のステップのPCCを狙うかどうか、それを今考えてるところではあります。
桑原:狙うかどうかを今、考慮中?
市原:考慮中です。ただやっぱりチャレンジしたいものの一つではあるので、しっかりそれは頭の中に入れながら、自分がどういうふうに行動していくのか、ちょっとこれから考えていきたいなと思ってます。
桑原:なんかタイミングを計ってるっていう、そんな目線でしたね。
市原:そうですね。他にもいろいろチャレンジしたいこともやっぱりあるので、それとの兼ね合いで、結果っていうのを考えたいなと思います。
桑原:コーチングっていう手法を手に入れた市原さんですから、どんなチャレンジもコーチングを使いながら、コーチしながらコーチしてもらいながら、やっていかれるんじゃないかなって今思いました。
ヘルスコーチ・ジャパンは、ICFが定める核となる能力水準(ICF Core Competency Model)について、専門的に学んだ、ICFジャパンCODE&CCアンバサダーが5名もいます。まだ日本に十数名しかいない専門家が5名(国内最多)も在籍しているので、ICF Credentialing Exam合格に欠かせない、コアコンピテンシーと倫理規定に関する勉強を深く行えるのです。市原さんが今後PCCを目指される際にも、PCCマーカーを軸とした深い学びの場が継続的に提供されています。
桑原:それでは、これから資格取得にチャレンジする人への応援メッセージを最後にお願いいたします。
「講座の内容を勉強することと、講座のなかで出会うコーチを大事にすること」――両方が最後まで資格取得を支えてくれる、というのが市原さんの実感のこもったメッセージ。
市原:はい。これからACC資格取得チャレンジする方ですね、メッセージということですけれども、やっぱりしっかりヘルスコーチ・ジャパンでの講座の内容は勉強してもらいたいし、もっと大事なのはやっぱりヘルスコーチ・ジャパンの講座の中で出会うコーチの方を大事にして、勉強を進めてもらいたいと思います。やっぱりそれが最後まで資格取得に生きていくと思いますので、頑張ってください。
桑原:はい。では今日はどうもありがとうございました。
市原:ありがとうございました。
セルフマネジメントトレーニングは、コーチングスキル完全マスターL1コースの中でもっとも人気のあるプログラムです。このトレーニングでは、コーチとして活動するために必要な「心の土台」をしっかり整えることを目的としています。
コーチングでは、クライアントに寄り添うことが求められますが、同時に、感情に巻き込まれすぎず、冷静さを保つことも重要です。そのために、自分の感情の扱い方や、人との境界線の引き方、「言葉」だけでなく「在り方」を大切にすることを学びます。
市原さんが「講座のなかで出会うコーチを大事にして」と語られた背景には、こうした「在り方」を整える土台プログラムを通じて、受講者同士が安心して関わり合える関係性が育っているという、L1コースの構造的な特徴があります。
市原孝一さんの歩みは、外資系企業のマネジメント職にあり、部下育成への明確な実務目的を持って国際コーチ資格に挑もうとされる方に、「学習開始から11ヶ月でACC到達」という具体的な達成イメージを示してくれます。多国籍チームの研究開発・マネジメントを20年以上経験されてきた市原さんが選ばれたのは、「コーチングをしてもらいながら、100時間達成のプラン自体を設計する」というベテランマネージャーらしい計画的なアプローチ。コーチ探し・所要時間の見積もり・実績の積み方まで、すべて自身もコーチングを受けるなかで一つずつ解決し、相互コーチング(ピアツーピア)中心で要件をクリアされました。試験対策ではAI(ChatGPT)に間違えた問題を解説してもらい、倫理規定とコンピテンシーを何度も読み返す手探りの学習スタイルで、情報の乏しい新形式ACC Examを乗り越えられています。
市原さんが「ヘルスコーチ・ジャパンの講座は、参加してる人がやっぱり全員が参加して、その勉強を作り上げてる」「学びが促進される感じがした」と評価されたのは、コアコンピテンシー・倫理規定の専門家が複数在籍する学習環境と、受講者同士が主体的に関わり合える横のつながりの厚みがあったから。学び始めた当初は「コーチング的関わりができればいい」と考えていた市原さんが、100時間のセッションを通じて「コーチングはスキルにとどまらず、その人の力を引き出す道具」という本質を体感されたその歩みは、マネジメント職から国際コーチ資格へとキャリアを拡張する道筋の一つの典型例とも言えるでしょう。
外資系企業や日系企業のマネージャー職にあり、部下育成や1on1の質を高めるためのコーチング学習を考えている方、すでにマネジメント経験を積みながら国際コーチ資格に挑むタイミングを探している方、そして「指示命令型ではない関わり方」を職場に根づかせたいと考えている方にとって、市原さんがPCCチャレンジを視野に入れながら本業と認定コーチ活動を両立させていく姿は、次のキャリアステージを描く具体的な道しるべになるはずです。これからのご活躍を、ヘルスコーチ・ジャパンも応援していきます。
市原さんの体験は、外資系企業や日系企業のマネージャー職にあり、部下育成への責任感からコーチングを学び始めたい方、AIを活用した試験対策の具体例を知りたい方、相互コーチングを軸に短期で100時間を達成する戦略を探している方にとって、次のキャリアステージを描くための実践的なヒントが詰まっています。
同じようにマネジメント職と国際コーチ資格の両立を考えている方、新形式ACC Examの対策に手探りで取り組んでいる方こそ、他の合格者の体験もあわせて読んでみてください。
1973年生まれ。メカニカルエンジニアから始まり、日系上場企業や外資系企業、スタートアップで20年以上にわたり多国籍チームの研究開発とマネジメントに従事。
部下が主体的に行動できる関わりを目指し、2024年5月にヘルスコーチ・ジャパンでコーチングを学び始める。11ヶ月で学習と100時間のセッションを積み、2025年4月に国際コーチング連盟認定ACCに合格。
現在は欧州外資系企業で研究開発マネージャーを務める傍ら、ICF-ACC認定コーチ・国家資格キャリアコンサルタントとして活動。対話を通じて内省を促し、それぞれの人が持つ可能性を最大限に引き出すことを大切に、クライアントと向き合っている。
セッションで大切にしていることは、「安心して話せる場をつくる」「クライアントの主体性を信じぬく」「深く聴く」。
パーソナルコーチ・音楽家。コーチングを通して、一人一人が自分の潜在的な才能に気づき、発揮し、まわりも自分も幸せになる。そんな世界を目指します。
音楽講師歴約40年。フルート、ピアノ、チェンバロ3つの楽器で演奏活動をしています。コーチングは生徒さんとの効果的なコミュニケーションのコツを知りたくて学び始めました。コーチ歴14年。
【所有資格】