コーチングナビ

コーチングのやり方と実践例をわかりやすく図解

作成者: 最上輝未子PCC|2023/11/10 8:36:39

この記事では「コーチングのやり方」「コーチングの会話の手順・流れ」について、初心者の方でもわかりやすいように図にして解説します。ここで紹介しているのは、コーチングの基本の流れです。

実際は、クライアント(コーチングを受ける人)のコミュニケーションスタイルや心の状態・思考パターン・その人の今現在の環境などに、徹底的にカスタマイズして行うので、ここで紹介した「基本のやり方」や「流れ」とは変わることがあります。

 

 

1-コーチングとは?

コーチングとは簡単に言うと「相手の学びと成長を支援するスキル」であり「目標達成を支援するコミュニケーションスキル」です。

ビジネスからプライベート、マネジメント・教育・医療など、幅広く活用できる上に、コーチングの「基本スキル」と「関わりの基本原則」が、”モチベーションアップ” と互いの ”信頼関係構築” に有効に働くので、人間関係のストレスが激減します。

詳しくは下記の記事をご覧下さい

コーチングとは?意味・価値・活用場面など、簡単まとめつき

2-コーチングのやり方

コーチングは「一定の会話の流れ」に沿って行います。

専門用語ではこの「一定の会話の流れ」のことを「コーチングの構造」と言ったり「GROWモデル」「コーチングフロー」と言ったりします。

ヘルスコーチ・ジャパンでは、会話がチェーンのように繋がっていて、継続的に繰り返し行うことから「コーチングサイクル」と呼んでいます。

その流れは下記の通りです。

コーチングのやり方・コーチングサイクル

1-安心安全な場を作る

2-このセッション(コーチング)のゴール設定をする

3-目標と現状のギャップを明らかにする

4-ギャップ(=問題)を課題に変える

5-課題を解決するために何ができるか探索する

6-具体的行動プランをたてる

7-今日のセッションを振り返る

上記は、1回のコーチングセッションで行う「会話の流れ」です。

実際のコーチングは、継続的に一定期間行うので、その間の流れは下記のようになります。

コーチングのやり方・コーチングサイクル

目的・ゴール・目標・ビジョンを明確に区別して、最初に設定しておくことが、コーチングの時間を価値あるものとするための前提条件となります。

 

 

3-コーチングやり方実践例-6ヶ月契約の場合

コーチングを活用する場面はいろいろあり、今回ご紹介した、コーチングサイクルを完全に回すこともあれば、業務時間内に短く部分的に使うこともあります。

契約を結んで6ヶ月間のコーチングを行う場合は、下記のように進みます。

  1. 初回セッションで6ヶ月後のGoalを決める
  2. その際、コーチングを受ける目的と、その先にあるビジョンを明確にしておく
  3. 6ヶ月後のGoalに向かって、どのようにセッションを進めていくのかを決める
  4. コーチングサイクルに則って、会話を進める

 

4-コーチングやり方実践例-目標管理面談や1on1にコーチングを活用する

目標管理面談や1on1を行っている場合は、コーチングの流れをそのまま使うことができます。

個人目標と会社の目標を、コーチングでクロスさせることができれば、社員のモチベーションは上がるでしょう。

個人目標と仕事の目標をつなげてモチベーションを上げる

個人目標を仕事につなげやる気を引き出し、チームの売上を上げた体験談は下記です。是非参考にされてください。

 

5-個人目標を仕事につなげやる気を引き出す関わり方をマスターする

個人目標を仕事につなげやる気を引き出す関わり方をマスターするには、体系化されたコーチングプログラムを受講し、仲間と共に繰り返し練習することが大事です。

なぜなら、コーチングの会話は、通常の会話とは違う流れで行うので、語学学習のような練習が必要だからです。

具体的には、

  1. 基本のやり方を学ぶ
  2. やっているところを第三者に見てもらい、フィードバックをもらう
  3. 実際に部下に使ってみる
  4. 使ってみてどうだったか、振り返り、次の行動を決める
  5. 1-4を繰り返す

この流れ自体が、コーチングサイクルとなります。

倉谷さんが学んだコースは、コーチングスキル完全マスターコースです。3年間何度でも繰り返し学べるので、忙しいビジネスマンにも好評のコースです。

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