ストレスを学ぶことで見えてくるもの。

2012/03/17-18に初めて受講したメンタルコーチング講座「メンタルコーチング – セルフケア – 」の中で
印象深く心に残った言葉があります。

○ 複数のストレスが重なるとストレスレベルは高くなります!!
○ 元気なうちにやっておかなければならない!!

これは講座中に、石橋全コーチ・最上輝未子コーチが、幾度となく口にしていた言葉です。

今回の講座には、「ストレスに関する基礎知識」という内容があり、
「ストレスとは何か?」・「ストレス発生の仕組み」とストレスというものを定義的に説明してくれます。



ストレスと言うと、『イヤ~なもの』・『イライラの原因』・『不快なもの』といった悪いイメージしかありませんでした。

2人一組での実習ワーク、その後に2組が合流して4人一組で「ストレッサーとストレス反応を書き出す」という実習ワークを行いました、書き出したものをグループで発表する場面でも、似たような内容が多く挙がりました。




■適度であれば自己を成長させてくれるストレスの特徴

講座の進行とともに、ストレスの性質やストレッサー(ストレス要因)の種類、ストレスと脳の関係、慢性的なストレスが続くと人はどうなるか、過度のストレスが続くとどうなるのか、などが解かってきました。
「ストレスが役に立った体験を思い出す」という実習ワークは、最初とても違和感を持ちましたが思い返すと、過去の自分の体験の中に、確かに成長させてくれたストレスがあったことが浮かんできました。

仕事でもプライベートでも『よしっ、やるだけやってやる!と自分にかけたプレッシャーも、実はストレスだったんだ』と考えると、今まで通りの(悪いイメージの)ストレスと捉えるのか、自分を成長させるプレッシャーとして捉えるのか、という捉え方の違いで気持ちや行動が変わるもの、と学んだように思います。


■ストレスからくる、じんましんです!
捉え方なんだ!と思った時、私自身がストレスによって体調不調に陥った経験を思い出しました。

10年以上も前の話です。当時の私は、「顔の骨折による入院と全身麻酔での手術」、「結婚する予定だった女性との別れ」、「母の再婚相手である義父への反発から家を飛び出したこと」、「新しい住環境」、「今まで経験したことのない新しい仕事」と様々な変化によるストレスからでしょうか、手の平・足の裏に【じんましん】が出るという症状が現れました。

生まれて初めてのことでしたので、『病院で診てもらおう!』と思い、通院しました。
下された診断結果はストレスが原因ということでした。

【じんましん】は、体調に左右されるのか症状が出る時と出ない時があり、症状が出ると手足が腫れあがって、物が触れるだけでも痛みます。そんな状態なので症状が出ると歩くこともままならず、仕事にも支障をきたしていました。
この時は住環境と仕事を変えることで、症状は軽減され、いつの間にか発症しなくなりました。


もう10年以上も前のことなので、『そんなこともあったな~』と気に留めていなかったのですが、考えてみると、あの状態が複数のストレスが重なったり、慢性ストレスが続いている状態だったんだ!と今では客観視できます。

石橋コーチも講座の中で体験談として語っていましたが、ストレスに悩まされていた昔に比べると視力が回復して
今では運転免許証の「眼鏡等」が外れた、と話していました。


講座の順番としては前後しますが、「メンタルヘルスを取り巻く現状」や「慢性ストレスが続くと・・」「過度のストレスが続くと・・・」では、最上コーチが昨今のメンタルヘルスの現状やそれぞれのストレス反応を怒涛のごとく説明していきます。


















■元気なうちにやっておかなければならないんです!

企業内のこころの病の年代別割合、世界保健機関(WHO)が行った将来予測「心疾患や交通事故を超えて疾病の第1位がうつ病」であるという発表、日本の年間の自殺者が3万人を超えているという現実、【ポジティブの国=アメリカ】が抱えるメンタルヘルスの現状など・・・

説明の中には上記以外にも、とても興味深い話がありました。シーナ・アイエンガーの著書「選択の科学」に出てくる動物園の動物の話です。
野生の動物に比べ、動物園の動物は食糧も衛生面も、他の動物に襲われる危険性もなく、充分な生活環境にあるにも関わらず寿命が圧倒的に短いそうです。象を例に挙げると、野生のアフリカ象の寿命は56歳なのに対し、動物園のアフリカ象は17歳なのだそうです。

食糧不足や病気、天敵から襲われることよりも、自由に草原を駆け巡る野生動物の本能に対する慢性的なストレスによって寿命が短い。と考えるとストレスというものを理解することで対抗策が見つかると思います。同じ動物ですから!(笑)


「ストレスコントロール=エネルギーコントロール」と講座内容にもありますが、最上コーチが何度も口にする、元気なうちに勉強することで、〔ストレスに強い自分=ストレスコントロール(エネルギーコントロール)が上手な自分〕に一歩ずつでも近付きたいと思いました。