セルフマネジメント・トレーニング 福岡講座 3/3-4(1日目)
セルフマネジメント・トレーニング 福岡講座 3/3-4(土曜日)
今回は講座をサポートするアシスタントとして、当講座に参加した私(中原)が3月3日(土)・4日(日)に行われた
セルフマネジメント・トレーニング(以下SMT)福岡講座の模様をお届けします。
この日は、石橋全コーチと松尾總子コーチの2名でダブルファシリテーションによる進行。
自身の日常の体験談が解かりやすい[石橋コーチ]
上品な語り口と右上キャラ全開の[松尾コーチ]
そして今回は私(中原)もアシスタントとして参加
初日の午前中は「コミュニケーションの基本原理」の実習ワークが行われました。
「同じ絵を見る」実習ワークでは、絵を見た感想を受講生同士で意見交換を行ったのですが、
絵の登場人物の状況を想像する人、置いてある家具の数を数える人、ファシリテーターからの
質問を想定して絵を覚えようとする人等々、様々な意見が飛び交い、受講生はそれぞれに感じ方や
発想の違いを感じ取っているようでした。
言葉以外にも伝わるものがある!?
午後の実習ワークは「言葉だけで伝えるワーク」から始まりました。
こちらのワークは<初受講>、<再受講>、<アシスタント>の3チームに分かれて2度
行われたのですが、分けて行ったことでワークの成果に違いが現れました。
1回目のワークで<アシスタントチーム>が、時間内に絵を完成することが出来たんです。
私は<アシスタントチーム>だったので、このSMTを受講して初めて絵が完成したことを喜んでいました。
ここで、『完成したのは何が良かったのか?』と自分なりに考えたのですが、コーチングサイクルで
言うところのセットアップも関係しているのではないか、と思いました。
喜びと同時に、以前再受講として参加した時の、同ワークのことを思い出していたからです。
その以前の再受講では<、初受講生と再受講生(私)が同じチームでこの「言葉だけで伝えるワーク」を行ったのです。
この初受講者と再受講者が同じチームということだけがセットアップを現わしているものではないのですが、
以前のワーク中は、私は(体験したことがあるので)初受講者の邪魔にならないように!と行動を控えていました。
絵を完成させようという初受講者と、邪魔にならないことを優先に考える再受講者が同じチームに居たのです
いま思い返すと、この控え目な行動が初受講者にも影響を与えていたんだ、と思いました。
『控え目にしよう。』という消極的な気持ちが伝わって、チーム内のワーク自体も消極的に
なっていたように思います。
※ (実習ワークの内容に触れることなので、詳細は伏せた書き方になっています。何卒ご了承ください。)
同じ受講回数の受講生が集まることの効果なのか<初受講チーム>も初めてとは思えないくらいの出来栄えでしたし、
<再受講チーム>も、かなり完成に近づいていました。
各チーム別の発表の際には、<初受講チーム>からは「困った」「迷った」という言葉が出てきたのですが、
<再受講チーム>からは「気持ちが積極的」「焦らなかった、動じなかった」など積極的な姿勢に関する内容がありました。
そういう意味では今回の<アシスタントチーム>は他の2チームよりも積極的に行動できたことが絵が完成することにつながったのかもしれません。
(他の2チームが積極的ではなかった、ということではなく、アシスタントチームが今まで一番絵を完成させることができなかったので、その分積極的だったのだと思います。)
「言葉だけで伝えるワーク」というテーマでしたが、「伝える」ということは言葉以外にも様々なことが絡みあって相手に届くものなんだな。と実感した実習ワークとなりました。
※ 余談ですが、2回目に行ったワークは難易度が高かった為か、3チームすべて絵を完成するに至りませんでした。
さらに休憩をはさんで「コミュニケーションスタイル」は松尾コーチのファシリテーションで進行していきます。
始まってすぐに受講生は、各々の考える4つの各タイプへ移動します。
意外と気付いていないだけ、本当の自分かも!?
ここで印象的だったことが、2つあります。一つ目は、各チームの特徴発表の時です。
シンプルな左側に対して、顔を書いて楽しさアピール。右側ネーミングからも如実にタイプが表れていました。
二つ目が、各タイプ特徴をプロットしていく過程の中で違和感を感じた受講生が左上から右上へ、右下へ、左下へと移動し始めたのです。
5名から2名に減少(代表理事の最上コーチが参加で3名になりました)
左上→右上へ移動した受講生は、『共通点はあるけど性格はコッチ!』
左上→右下へ移動した受講生は、『座った瞬間しっくりくる。』
左上→左下へ移動した受講生は、『パワーの違いを感じた、今日は違う。』
と皆さんが安心したような、楽しそうな笑顔で話していたのが、以前自分が体験しているだけにとっても印象的でした。
何度受けてもその度に、新しい発見がある講座だな。と実感した初日のSMTでした。