【質問のスキル】どうしても選べない時に効果的な質問
やりたいことがいっぱいあって、ひとつだけに絞れないとき、あなただったらどうしますか?
今回は、そんな場面で、迷っているクライアントにコーチが使うテクニックのご紹介です。
目次
その前にまずはお詫びから・・・LINE@がうまく動かなくてごめんなさい
まず解説に入る前に今回は、お詫びをさせてください。
今回、どうしたことか、正解だったのに、正解メッセージが送られなかった読者の方がいらっしゃったのです・・・
おぅ、なんてこったい (・д・)
この動画クイズは、LINE@でご回答いただいています。
LINE@では、あらかじめキーワードを登録しておくと、そのキーワードを投稿してくだされば、事前に登録しておいたメッセージが自動で送られる仕組みになっています。
ところが今回、これがうまく作動せず、せっかく正解を解答くださったにもかかわらず、「正解オメデトウメッセージ」が配信されなかった方がいらっしゃいました。
最上が自分のLINEで試してみたら、ちゃんと配信されたから、どうして配信されなかったのか、理由は不明です。
本当にごめんなさい・・・
動画クイズにご興味有る方は、下記から登録してね!
今回ご用意していた正解は・・・
捨てる すてる 諦める
でした。
正解だったにもかかわらず、正解です!メッセージが送られなかった方、本当にごめんなさい!
他に、「やめる」「辞める」も有りですね。
本当に、動画クイズに寄せられたみなさんの解答を見ていると、あ、それも同じ意味だよね・・・そういうのも有りだよね・・・と、視点が拡がる感じがしています。
人のイメージの広がりって楽しいです
たったひとつの質問で、すぐに決断できた理由は?
ヘルスコーチ・ジャパンの電話クラスで、実践練習をやっていたときの出来事です。
Step1だけ受講していたある受講者の方が、認定プロコースにコース変更するかどうかで、ものすごく迷っていらっしゃいました。
なんでも、もうひとつ、どうしても取りたい資格があって、その勉強も始めたので、コーチングと2つ同時に学ぶのは、難しいんじゃないか・・・
ということで迷っていらっしゃいました。
そのとき、最上がある質問をしたところ・・・
「わかりました!認定プロコース、申し込みます!」
とその場で決めることができたのです。
オーソドックスなやり方
このように迷っている時、
それぞれのメリットとデメリットを書き出し、それを一覧にして眺めて決める・・・という方法がオーソドックスです。
客観的にものごとを決めていく時には、この方法が良いでしょう。
ところが、人の心というのは、不思議なもので、
このように、「考えて決めた方法」では、「心が納得しない」ことがあるのです。
いったいなぜなのでしょうか?
人は感情で決断し、それを理屈で正当化する
それは、人は、感情で決断し、それを理屈で正当化しているからです。
こんな経験ありませんか?
あっ、素敵。これ欲しい!
でもなぁ・・・この間似たようなもの買ったばかりだし・・・
いやいやこれは違う。今手に入れなければ、2度と出会えないかもしれないし・・・
一期一会って言うじゃない・・・後で絶対後悔する。えいっ、買っちゃお!
最上なんて、しょっちゅうやってます。
アップルの熱狂的ファンが、次から次に新作を手に入れるのも、ロレックスのファンが、高額な時計を手に入れるのも、
理屈じゃ無くて、その奥底にある「感情」が買わせているんですね。
この奥底の感情を「ウォンツ」といい、むき出しの感情、本能の欲求・・・例えば、
- 満足したい
- 優越感を手に入れたい
- 目立ちたい
- 異性にもてたい
などを指します。
この「ウォンツ」にスイッチが入ると、論理的思考は太刀打ちできません。
そこで、コーチは、この真の欲求「ウォンツ」を刺激する質問をするのです。
「ひとつだけ選ぶ」の反対は?
そこで登場するのが、選ぶの反対語!
捨てる・諦める・はずす・ほかす←これは方言ですね
もし絶対にひとつだけ、捨てなければならないとしたら、どれを選びますか?
結局捨てるためにひとつだけ選ばなければならないんですけど、こっちのほうが、選びやすかったりします。
事例でご紹介した方は、この質問を聞いた時
ああ、わたし、どっちも捨てられない!
と思ったそうです。
で、結局、両方とも受講する、しかも、いっきに資格取得までいきたいから、今年一年がんばる!という決意をされました。
よくよくお話を伺うと、両方のお勉強は、双方が密接に関係していて、結局両方ともその方のお仕事にものすごく重要で必要なものだったので、
このケースの真の選択は、時間をかけてひとつづつ学ぶのか、いっきに短時間でやってしまうのか・・・の2択だったのでした。
彼女にとって、この2つの資格を取得することで手に入る未来は、どういう感情に基づいていたのでしょうね?
そのときは、深く聴きませんでしたが、手に入れた先にあるゴールイメージをありありと描いてもらうというやり方も、コーチは使います。
これについては、またいつかお話しますね。
まとめ
人は感情で決断し、それを後付けの理屈で正当化する
その人の心の奥底にある「感情」を満たさないと、納得する「選択」にはならない
「ベストを選ぶ」ことができなければ、真反対からのアプローチ「ひとつだけ捨てる」が効果的
最後にここまで読んでくださったあなたにお願いです。
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