【よくある質問】会社が目指す目標と違う目標を部下が言った時、どうするんですか?
目次
会社が目指す目標と違う目標を部下が言った時、どうするんですか?
コーチング研修をしている時に、良く出る質問です。
組織の中で使うコーチングは、プロコーチが、1対1で雇ってもらったクライアントに使うコーチングとは違います。
そこを、しっかりと区別していないことが、この質問が出てくる背景です。
【回答】リクエストとコーチングを分けてください!
ずばり、この問いに対する回答は、
組織目標はリクエストしてください!
ということです。
組織目標を決めるのも、それを各部署に割り振りするのも、組織です。
なので、各個人へのコーチングをする時には、まず、上司側のリクエストを、期待として、伝えることからスタートします。
………………………………………
今期の目標は、○○だ。
キミには、○○をやってもらいたいと思っている。
その理由は、うんぬんかんぬん・・・
キミには、かくかくしかじかになってもらいたいと思っている
………………………………………
そして、ここからがコーチングの出番です!
………………………………………
この話しを聞いてどう思う?
………………………………………
そうすると、部下のいろんな思いがいっぱい出てくるでしょう。
中には、否定的な意見や、ネガティブな思いも出てくるかもしれません。
でも、そこはじっと我慢!
傾聴の基本-うなづき・あいづち・繰り返しを使いながら、しっかりと部下の思いに耳を傾け、何が部下をそう言わせているのか、その根本のところを引き出しましょう!
そして、会社側のリクエストを達成するための道筋を、コーチしていきます。
なぜなら、目標地点は同じでも、そこに到達するまでの道筋は、人それぞれだからです。
最も、その部下の強みが発揮できるやり方を、共に探す手伝いをするのが、組織内コーチであるリーダーの仕事です。
そのためには、部下がどんな思考・行動・感情の傾向を持ち、どういうことにモチベートされやすいのか、どんな関わり方を望むのか、自分とのコミュニケーションスタイルのズレはないかなど、
心の基盤、関係性の基盤をしっかりと整えておく必要があります。
まとめ
- 組織目標はまずリクエストする
- リクエストを聞いてどう思うのかを、コーチングで引き出す
- 目標達成までの道筋を、コーチングで共に描き、具体的行動プランを作るサポートをする
ヘルスコーチ・ジャパンのお勧めプログラム
セルフマネジメント・トレーニング
相手の話が聞けなくなるのは、あなたが無意識に持っている「枠組み」「外の顔」「心の地雷」が反応を起こしているから・・・
この講座では、聞けなくしている根本の原因がわかります。
これがわかると、感情コントロールのコツがわかり、ストレスが激減します。
ヘルスコーチ・ジャパン一番の人気講座です。
6/10-11 大阪会場
6/17-18 東京会場
7/22-23 東京会場
捉え方のレパートリーが拡がるベイシックコーチング
自分が言いたいことを相手に聞いてもらうには、まずは相手の話を聴くことが重要です。
この講座を受講すると、あなたのコミュニケーション力はアップし、相手があなたの話しを良く聞くようになります!
7/1−2の東京会場が、今季最後のベイシックコーチング講座です。
ここを逃すと、実際の現場で使うためのコーチングである、Step2に行けないので、今年中に部下のやる気を引き出す方法を身につけたい人は、是非いらしてください!
7/1(土)2(日)東京会場
このブログを見てくれているあなたに
30%オフリンクをプレゼントします!
是非この機会をご利用ください
コーチングの基本をセットで学ぶコーチング基礎コース
ベイシックコーチングと、セルフマネジメント・トレーニングをセットでお得に学べるコースです。