「自分」から「他人」、そして「多様性」へ

 7/14(土)-15(日)に開催されたヘルスコーチ・ジャパン(以下HCJ)の
「セルフマネジメント・トレーニング 福岡講座」(以下SMT)
にアシスタントとして参加した私、中原が講座の様子をお届けします。
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◆熱気を帯びた会場に・・・

 今回の講座も、前回6/16-17のSMT同様に参加申込が20名を超え、
地元福岡県以外では佐賀県・熊本県、遠くは関東地方(東京・横浜)から
参加した受講生で会場は熱気を帯びていました。

 今回の講師は、メインファシリテーターに〔待鳥良邦コーチ〕
サブファシリテーターに〔松尾總子コーチ〕という両名による
Wファシリテーションで講座は進行していきます。


■長年のキャリアによる
豊富な事例で説明する〔待鳥良邦コーチ〕
















■上品な語り口と
丁寧な説明が解かりやすい〔松尾コーチ〕















 今回、特徴的だったのは、前回6/30-7/1の「コーチング基礎」を初めて受講し、
(ヘルスコーチ・ジャパンの講座自体が初めての受講)
その勢いを保ったまま、今回のSMTに初参加(HCJ講座2回目)。
というの受講生が多かったことです。
その割合は、今回の受講生全体の半数近くを占めていました。

 講座の冒頭に行われる体験ワークに「参加の目的」を2人一組で
お互いに言葉に出すことで、言語化するというワークがあります。

 ここで自らが言葉にした目的を、会場の全員で共有する場面では、
先程の勢いのある受講生達の発言内容が積極的でした。

□プロコーチになりたい
□コーチを目指したい
□自己基盤を高めて、キャリアコンサルティングに活かしたい
□他人を支援することを仕事にしたい
□自己基盤を高めて、自分を知りたい、そして今後の仕事に生かしたい

などの<仕事に活かす、コーチになる>という目標を掲げたものが多く
中には、『前回の(コーチング基礎)講座を受けて、周りの人から「変わったね!」と言われるようになった。』
と、嬉しそうに報告する受講生もいて、会場は開始早々さらなる熱気に包まれていました。


◆まずは「自分を知ること」から

 講座は進行し、まずは「コミュニケーションの基本原理」から始まります。
ここでは、「内側のコミュニケーション=自分を知ること」
体験ワークを通して、集中的に学びます。

☆体験ワーク「思い出す」
このワークでは、受講生全員が一つの同じ絵を見て思い出します。
下の画像は、各グループでの「内側のコミュニケーション」を発表しているところです。

☆体験ワーク「言葉だけで伝える」
このワークでは、初受講生と再受講生に分かれてワークを行います。
下の画像では、頭を抱えている受講生が印象的です。

 ワーク中は、受講生一人ひとりの内から沸き起こる「内側のコミュニケーション」
客観的に見つめ直します。そして各々が感じた内容をグループ内で共有していきます。
共有すること(他人の内側のコミュニケーションを知ること)で他者との違いを感じ、
また他人を通して、さらに「自分を知ること」が出来ます。



◆次に「他人を知る」へ

「コミュニケーションの基本原理」で自分を知ることに集中した次は、
「他人を知る」ために「コミュニケーションスタイル」を学びます。

 ファシリテーターに促されて、4つのグループへと分かれます。
4つのグループの特徴はその名前にも顕著に現れます。

右上 「自由だけど馬鹿にしないでね」 ~ちゃんと考えている~
右下 <顧客満足No.1>私を認めてくれたらお好み通りに仕上げます
左下 品質だったら任せてね!
左上 Cool!

 ワークの内容を共有するため、各グループで発表があるのですが
その際の「右上グループ」は一番目立ってました!

 4つのグループが順番に発表していくのですが、ファシリテーターに促される前に
「右上グループ」が全員で立ち上がって、1番に発表しようと待機していたのです。
 さらに、「一人が代表して発表する」ということでグループ内で取り決めていた、
ということですが、代表者が同じグループ内の次の人へ意見を促したため、
「右上グループ」の全員が発言する事態へ変わりました。

途中でファシリテーターに促されて「凄い」いうホメ言葉に対する感じ方の違いを
右上と左下のスタイル別にグループに尋ねる場面がありましたが、
「凄い」という言葉をそのまま受け入れる、「右上」
「凄い」の言葉の具体的な根拠や説明が欲しい、「左下」
の違いは聴いていて、特徴的に感じました。



◆そして「多様性を受け入れる」。。。

 「コミュニケーションスタイル」のワークの最後に、ファシリテーターに促されて
数名の方が、自身のコミュニケーションスタイルに対する感想を話してくれました。

○コミュニケーションスタイルに合わせて話し方を変えるアシスタント○
このアシスタントは、「右下」なのですが、左上の相手には
話し方を変えて、結論から話す様に訓練することで成果が上がった、と話してくれました。

○何度も再受講を続ける受講生○
この受講生は「コミュニケーションスタイル」がある、ということを知ることで
ストレスが減った、と話してくれました。

これが「多様性を受け入れる」という成果のほんの一部だと思います。


この日を締めくくる「一日の振り返り」の場面では、


□今日一日の内容の一つ一つが、ふに落ちた
□自分の中で良いと思っていたものが違っていた
□コミュニケーションスタイルの全てが自分に当てはまる気がして戸惑っている
□自分のことしか考えてなかったことに気付いた
□責任を押し付けられたくないけど、「あなたで良かった」と言われたいことに気付いた
□コミュニケーションスタイルを知らないと時に、タイプを尋ねられて
 「右上」と適当に答えていたが、それが右上だということが分かった
□自身が全てのタイプに当てはまるので、「人間を4つのタイプに分けることが出来るのか」
 という疑問が残る
□自分は見知りだと感じた、素の自分が楽なことに気付いた
□コミュニケーションがズレることなくやっていたつもりだったが、
 一方通行だったことに気付いたので改善していきたい

などなど、受講生一人ひとりが思い思いに、この日を振り返って感想を話しました。

「話し方を変える訓練をしたアシスタント」「知ることでストレスが減った再受講生」
のように、以前の私自身が感じたように、この日の講座を受けた受講生に、
訪れた変化や成果の報告を楽しみにしたいと思います。