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悩める医療者の駆け込み寺 ~糖尿病コーチング~

 

こんにちは。

広島在住、ヘルスコーチ・ジャパン・近中四メンバーの濱本博美です。

例年にない暖冬の京都で、今年も恒例の「糖尿病コーチング」講座が開催されましたので、早速レポートをお届けします。

やる気を引き出す会話を学ぶ〜糖尿病コーチングスキル編

 

糖尿病コーチング講座は年2回、京都で開催されています。

2020年1月12日(日)13日(月祝)の2日間は、「糖尿病コーチング-スキル編 ~やる気を引き出す会話を学ぶ~」がテーマでした。

今回も20余名の参加があり、約半数はリピーター!

それも定員オーバーのため参加が叶わなかった人もいたほどの盛況ぶりでした。

 

医療者も指導に悩んでいる

 

講座に参加される受講者の職種は、ダントツで看護師が多いのですが、なんと今回は、医師が8名! 約3分の1強を占める多さでした。

そのほかにも、薬剤師、管理栄養士、運動療法士などなど、糖尿病療養指導にかかわる様々な面々が全国から集まりました。

しかし、なぜこのように遠方からこの日のために集まってくるのか?

そうなんです。皆困っているのです。

患者さんを何とかしたいという思いが強すぎて、前のめり過ぎて、

でも相手から思うような反応が返って来ず、空回りしてしまっているのです。

そんなこんなで、この講座で何を手に入れたいかを共有した後、講座はいよいよスタートしました。

参加の目的-糖尿病コーチングスキル編京都

 

テキストだけでは学べない 生コーチングの比較

 

事前学習の振り返りをした後は、コーチングのデモを見ました。

テキストにはあれこれスキルの解説があるものの、実際にはどうすればいいのか分からない、というのがコーチングを学ぶ者の共通の悩み。

そこで、リアルな患者をクライアント役に、最上代表が通常のコーチング、医師の大石さんが診察室コーチングをデモンストレーション。

どちらも患者さんの思考が広がりますが、その「広がり方が違う!」ということを、患者さんも、見ているギャラリーも共に実感しました。

”プロが行うコーチング”と”診察室で医師が行うコーチング”の違いを生で見られるのは、この講座ならでは!

糖尿病コーチングデモンストレーション

 

徹底的に患者目線

 

デモを見た後は、いざコーチングの実践練習です。

今回の講座で大事にしたことの一つが「コーチングを受ける側の気持ちを体験する!」ということ。

話の内容以前に、まず外見、態度、話し方がどうだったか?

普段患者さんから直接聞くことのできない印象を、参加者同士で率直にフィードバックをし合います。

自分が人からどう見えるか?

それを聞くことは時に「そんな風にみられてたなんて…」とショックなこともありますが、

ヘルスコーチ・ジャパンの提供する安心安全の場だからでしょうか?どなたも素直に耳を傾けていました。

「以前はフィードバックを受けると悲しかったけど、今日は嬉しかった!」と言われた受講者さんもいらっしゃいました。 

フィードバック-人から見た印象

 

患者さんに人生目標を聞いてますか?

 

そしてもう一つの大事にしたことが、患者さんの人生目標を聞くことです。

私の手元にある中で最も古い、糖尿病治療ガイド1999年版にも、既に治療の目標の最終ステージは「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、健康な人と変わらない寿命の確保」と記されていますが、コーチングではそれをもっと具体化します。

医療者と共に

“同じ絵を見る“ように未来をリアルに描くことで、

人のモチベーションは上がり、行動が加速するからです。

 

そこで大事なことは、患者さんから未来像を「引き出す」のではなく、「明確にする」というスタンス。

コーチはあくまで伴走者。

患者さんを引っ張っていくのではなく、

患者さんが自ら行動を起こすのを見守る立場なのです。

 

心の状態を把握して、”心理的障壁”を破る!

 

ですが、いざ現実に目を移すと

「患者はどうして言い訳ばかりするのだろうか?」

と、医療者は感じているかも知れません。

 

でもちょっと待ってください。

それは本当に言い訳なのでしょうか?

 

ファシリテーターであり、自らも1型糖尿病患者である伊藤三恵コーチのコメントでは、

「言い訳のつもりはなく、単に現状を喋っているだけ」

なのだそうです。

 

「言い訳」だと勝手に決めつけているのは医療者なのかもしれません。

であれば、理想と現実のギャップを埋めていくのはまさにコーチングのお仕事。

 

「言い訳」だという思い込みを捨て、

理想の前に立ちはだかる心理的障壁は何なのか?

その壁を破っていくためには何があれば良いのか?

など、患者の行動につながる質問を、みんなでたくさん考えました。

 

心に響く情報提供とは?

 

そしていよいよ、糖尿病コーチングならではのスキル「情報提供」について学びます。

これは通常のコーチングにはない、コンサル的な部分ですが、医療という現場ではなくてはならないもの。

普段の診療では医療者が「これを知ってもらいたい」「こうするべきだ」という情報を一方的にプッシュしてしまいがちです。

相手が本当に知りたいことに上手くヒットするにはどうしたら良いのか、そしてどのように届ければ良いのかについて、「情報提供される立場」を実際に体験しつつ学びました。

 

何度もリピートする理由


この講座を何度も繰り返し受講するのには理由があります。

 

理由1:分からないままでは帰さない

Q&Aで拾いあげた受講者さんからの質問は、たとえ時間が押してファシリテーターの顔が青くなろうとも、アシスタントも総出で回答し、徹底的に落とし込んでいきます。

この時にきける、アシスタントの体験談は、とても興味深く、貴重です。

理由2:常に進化し続けるプログラム

毎回ミーティングを重ね、ファシリテーター、アドバイザー、アシスタントが良かった点、より良くする点を共に振り返り、次回のアイデアを出し合って講座が作られています。

実際に私が初受講した2015年と比べても、分かりやすく、しかも実践に活かしやすいように、かなり内容が進化してきていると思います。

 

理由3:なんといっても温かい空気

温かいというのはエアコンの調整ではありません(笑)。

「初参加の時から、なんて暖かく受け入れてくれるところなんだろうと思った」という声がきかれるほど、

スタッフ一同、コーチとしてのプレゼンス(あり方)を日々磨いております。

理由4:満足度の高いお弁当

これは私の一個人の感想かもしれませんが、日本庭園の「擁翠園」を眺めながら食べるこのお弁当、毎回毎回本当に楽しみなんです。

その他にもまだまだ色んなあれやこれやがあり、帰り際に「凄く充実した2日間だった」「また来ます!」と元気よく言って下さり、

かつ、講座を受講された方の8割が「更に学びたい」と、さらに詳しく徹底的にコーチングを学ぶ「糖尿病コーチング完全マスターコース」へコース変更をされています。

 

次回は7月です


次回は7月に、同じく京都で

糖尿病コーチング関係性編
~患者の深層心理を理解し関係を再構築する

が開催されます。

毎回キャンセル待ちも出ていますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みをされてくださいね!

糖尿病コーチングチーム一同、あなたのお申込をお待ちしています。

 

 

糖尿病コーチングを学びたいあなたへ

 

糖尿病コーチングは、毎年、1月と7月の連休の時に開催しています。

アドバイザーとして参加してくださっている、ドクター方が、土曜日の診療があるからです。

まずは、糖尿病コーチングに触れてみたいという方は、糖尿病コーチングスキル編(1月開催)、糖尿病コーチング関係性編(7月開催)を受講ください。

下記画像をクリックしてください。詳細ページに飛びます

 

コーチングについて、1日も早く体験してみたい方・京都は遠くで行けないという方は、

東京・大阪・福岡で開催している、ベイシックコーチング講座を、御受講ください。

このブログをご覧になったあなたには、50%オフリンクをプレゼントいたします。

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ベイシックコーチング

 

糖尿病コーチングをがっつり本気で身につけたいという方は、

3年間受講し放題で、集合クラスで行った診察室コーチング・プロコーチのコーチングのデモンストレーションを繰り返しご覧になれる

糖尿病コーチング完全マスターコース をお選びください。

こちらのコースでは、ヘルスコーチ・ジャパン認定の、糖尿病コーチ資格が取得できます

資格取得者は、ご自身が院内でセミナーや講習をするための、テキスト・パワポ・コーチ用マニュアルを手に入れることができます。

非常にお得ですので、是非この機会にご検討ください。

詳細は、下記からご覧になれます。

糖尿病コーチング完全マスターコース

ご不明な点は遠慮無くお尋ねください。

糖尿病コーチングスタッフ一同、あなたとお目にかかることを楽しみにしています。

 

今回の執筆者-濱本博美ドクター

濱本博美ドクターは、広島県で糖尿病専門クリニックを開業なさっています。(画像をクリックすると博美先生のFacebookに飛びます)

ヘルスコーチ・ジャパンの糖尿病コーチング完全マスターコースで、熱心に学ばれ、医師ではなかなか取得が難しい、国際コーチング連盟のACCも取得されています。

そんな博美先生も、以前は、患者さんとのコミュニケーションでさまざまな「しくじり」をなさったのだそうです。

ご自身のクリニックや、広島で、さまざまな活動を精力的になさっています。

 

 

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